あらすじ
名作ファンタジーの新装版シリーズ完結巻!【新装版あとがき:水野良】
旧版カバーイラストも電子特典として収録!
邪神復活の扉たるニースは、黒の導師との対決を決意する。彼女を過酷な運命から救うべく、スパークは仲間とともに同行を申し出る。その頃、ロードス全土を揺るがす大戦も決着を迎えようとしていた――
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
見事完結。
小ニースの戦いとか、パーンとアシュラムの一騎打ちとか、カーラ絡みのレイリアとウッド・チャックとか・・・
色々名場面は多いんだけど、個人的にはアシュラムとバグナートが玉座の両脇に立つシーンがすごく好き。
敵には敵の理由や信念があって。そうした敵キャラの存在がこのロードス島戦記の魅力の一つなんだな。
この後は新ロードスやクリスタニアに続くわけだけど、時代を遡って6英雄の話である伝説をまた読みたい。
Posted by ブクログ
戦乱が続いたロードスに、ついに平和が訪れる兆しに満ちた大団円でした。
長年、敵味方として刃を交え続けてきたからこそ、黒衣の将軍アシュラムと自由騎士パーンの間にも、ある種の敬意のようなものが生まれたのかもしれません。
ウッド・チャックも無事に戻り、パーンの冒険もその目的を達し、スパーク達の世代に主役を交代することになりそうです。
そんな気は無かったのですが、ついつい続きのシリーズ「新ロードス島戦記」もポチッてしまいました。
手元に届き次第、また彼らの冒険の旅を追いかけたいと思います。
Posted by ブクログ
ロードス島戦記 最終章 下巻 第7巻
バグナードのたくらみと、邪神復活の扉として抗うニース。
スパークたちは、ニースを助けるべく、ヴァリスら連合軍とマーモとの
戦に参戦する。
ロードス島戦記の最終巻として、どうなっていくか、
連合軍には、パーンとティードリットの姿もあった。
灰色の魔女との決着の行方はいかに!?
終焉に向かう流れで、他作品と似たような感じの展開が待ち受けてます。
これが最初なのか、真似たのかはわかりませんが、それをどう評価するかは、
読んだ人だけがわかるってところですかね(笑)。
最終巻
第一巻から気になっていた、ウッドチャックがついに!そしてスレインの娘がカギとなる。スレインがまさか父になるとは最初は思わなかったなあ。
Posted by ブクログ
全7巻のロードス島の物語の完結編。6巻までに広がった風呂敷を一気に畳みにかかる感じでなかなか慌ただしかったが、しっかり全部畳みきって終わったのは本当に素晴らしいし、副題の回収も締めの文章も美しかった。ドラクエ3の「そしてでんせつがはじまった!」じゃないけど、この物語が美しく完結したことによってその後今日まで続くライトノベルの盛り上がりが加速するのだから歴史的な作品ですね。
Posted by ブクログ
そして伝説になる王道ファンタジー完結編。最終巻だけあってキャラ総出演です。
エピローグでそれぞれのその後まで描かれているのはうれしい限り。
パーンとディードの終わらない旅に思いを馳せながら、小ニースやスパーク、セシルの若い世代のこれからにも期待しています。