水野良のレビュー一覧

  • 新装版 ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)

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    ネタバレ

    3作目にして(上下巻なので4巻目ですが)、壮大な冒険譚でした。
    それぞれの目標に向かって旅の仲間がいくつかのパーティに分かれたり、最後の決戦の舞台で終結したり、互いに手に入れることをめざして競っていた宝物が火山の中に消えていったり…と、「指輪物語」のオマージュか? と思われるような場面が多々ありました。
    もっとも、だからといってこの作品が面白くなかったというわけではありませんが、トールキンの「名作」が長く読みつがれてきた意味や、その作品のもつ圧倒的な影響力を見せつけられたような気もします。

    シリーズが始まった時には「正義一直線」の熱血少年だったパーンが今回の冒険を経てまたひとつ大人になったよ

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    2025年04月26日
  • 新装版 ロードス島戦記 3 火竜山の魔竜(上)

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    第1作目で滅ぼされた「魔王」の部下が、その遺志を継ぐように活動を始める、というストーリー構成も決して珍しいものではありませんが、むしろこの作品が先駆けだったのではないか、とすると感慨深いです。

    今のファンタジーで描かれるドラゴンは短い命を持つ人間の愚かさにあきれながらも、意思疎通も可能で往々にして主人公に味方することが多いように思いますが、本作では「魔物」として問答無用で人類に敵対する存在として描かれています。敵役として登場する人間よりもはるかに邪悪で討伐すべき存在として描かれているのは新鮮でした。
    このあたりも「多様性(特に生物多様性)」を認めることが当たり前とされる現代と、30年以上前の

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    2025年04月24日
  • 新ロードス島戦記6 終末の邪教(下)

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    ネタバレ

    (5巻上巻の感想からの続き)
    そして下巻となる最終巻6巻では冒頭からかつての主人公パーンとディードリット、そしてシリーズを読んでいる人ならばよく知っているある老人が出てくる。そこからシリーズの出演者のオンパレードである。
    正に最後の物語に相応しいオールスターキャスト総出演である。これこそやはりシリーズを読み通した者が得られる醍醐味だろう。

    いやあ、堪らないね!
    パーン、ディードリット、スレインらの成長した姿と自分の成長とが重なるのだから。

    さて、私にとってもこのシリーズは長い旅路となり、20年以上親しんだこのシリーズの最終巻を読み終えた今、感慨ひとしおだ。

    しかし、これを機会にシリーズを

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    2025年02月04日
  • 新ロードス島戦記5 終末の邪教(上)

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    『ロードス島戦記』、『ロードス島伝説』、そして本シリーズと続いてきたロードス島サーガも本作を以って終焉だそうだ(と書いているが、やはり新シリーズが開幕した)。
    最初に読み始めたのが私が確か中学生の頃のことだから、いやはや足掛け20年近くになるわけだ。あの頃、子供だった私が、今では三児の親なのだから、びっくりする。
    よく考えてみれば、人生の半分以上の年月だ。

    まず本作を読んでいると、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の一連のシーンが浮かび上がってくるのが止められない。あの映画こそ、このロードス島の世界を具現化したものであり、トールキンの『指輪物語』が確かに今、世に蔓延る数々のファンタジーの原形で

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    2025年02月04日
  • 新ロードス島戦記3 黒翼の邪竜

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    新しいキャラは元より懐かしい面々が頻出してさながら同窓会めいている。つまり、物語の骨格がしっかりしているということだ。当初から設定されていた竜熱を効果的に活用し、マーモ公王スパークの試練と仕上げているのは評価に値する。

    結局、このシリーズに関してはほとんど完成されていて実はこの新しいシリーズは作者のロードスから離れがたい名残を満たすものでしかないのだろう。
    とはいえ、その筆力は当時のそれよりも衰える事なく、寧ろ文章は洗練されてきている。最後までとことん付き合ってあげよう。

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    2025年02月04日
  • 新装版 ロードス島戦記 6 ロードスの聖騎士(上)

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    次の世代へ

    主人公が変わって最初は戸惑うし、やっぱりパーンとデュードリッドが好きなので残念でもある。若い世代の話。

    #ドキドキハラハラ

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    2024年09月13日
  • 新装版 ロードス島戦記 5 王たちの聖戦

    購入済み

    転換の巻

    今までと少し趣きが異なってくる巻。冒険!から「王とは」というテーマへ。久しぶりのエトは変わっていないような変わったような。

    #ドキドキハラハラ

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    2024年09月13日
  • 新装版 ロードス島戦記 3 火竜山の魔竜(上)

    購入済み

    なつかしい

    中学生の頃、怖いなと思いながらもワクワクしながら読んだっけ。表紙の絵があのころと違うので不思議な感じ。

    #ドキドキハラハラ

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    2024年09月13日
  • 新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女

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    小さな子供の頃に夢中で読んだ本。なん度も読み返したから、今読んでも思い出せる。
    私の子供の頃のある一時期を支えてくれた物語だな。

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    2024年08月30日
  • 新装版 ロードス島戦記 6 ロードスの聖騎士(上)

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    今巻の主人公はフレイムの見習い騎士スパーク。スパークが憧れる英雄騎士として描かれるパーンの姿は頼もしくもあるしこのロードスの物語が遠いところまで来たもんだという感慨も起こさせる。若く未熟なスパークの言動にやきもきしながらもその葛藤と成長の姿はかつてのパーンの姿と重なる部分もあり戦記であり大河的な物語の厚みを感じさせる。さて、かなり色々な方向に物語の展開が進んでいるが最終巻でどう締めるのか。川原礫の解説もロードス島戦記の意義を自身の作品(SAO)との関係も含めてなるほどとわかりやすくて良かった。

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    2024年03月10日
  • 新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女

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    ネタバレ

    地形や歴史、文化といった世界観はよく作られており、とても好きでした。
    ただ主人公の目的が曖昧な状態で、成り行きでやるべきことが決まったのに、まるで主人公が志高い人間かのように描かれていることが不自然に感じてしまい、主人公への共感があまりできませんでした。

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    2024年02月18日
  • 魔法戦士リウイ5

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    リウイ。アニメは見たけど原作読んでないので、
    時間があった読んでみたい……。
    評価は、アニメを参考に。

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    2023年07月27日
  • ロードス島ワールドガイド【電子特別版】 ―ソード・ワールドRPGワールドガイド―

    匿名

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    ガイドブックであり指南書

    ロードス島を舞台とするTRPGを遊ぶために編纂されたガイドブック兼図鑑です。
    小説では詳しく語られない裏設定などもどっさり書かれていて、ファンならばあーなるほど、と思える設定集にもなっています。
    しかし巻頭の見開き絵のページは解像度が荒く、ダウンロード版では文字がほとんど読めません。
    本文も電子化後の校正が雑なのか、誤字や誤変換が散見されます。
    作品自体はいいはずなのに、ところどころが残念です。

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    2023年06月02日
  • 新ロードス島戦記4 運命の魔船

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    ネタバレ

    久しぶりのロードス島戦記。
    今回はマーモ島とロードス島の海峡に現れた魔法船を軸にストーリーは流れる。

    タイトルにもなっているこの魔法船だが、これまでの竜退治とかと違ってあっさりと対決は終わる。ページ数も200ページ余りと大変少ない。ともすれば外伝みたいなエピソードと変わらないようだとは感じた。
    ただ、本作で語られるニースとスパークとの婚姻、新生マーモ帝国の暗黒騎士団長ネータの死、破壊神カーディス教団の暗躍など盛り込まれる内容は多岐に渡る。本編は次回に続く大きな事件の序章に過ぎないような感じだ。

    結末もいささか尻切れトンボで物足りない。ネータの死を知った事でヴェイルの身の振り方が気になるがそ

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    2021年04月21日
  • ロードス島戦記 灰色の魔女 ORIGINAL EDITION

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    中学生の時に読んでいたシリーズを再読。今読むとなんの捻りもない冒険ファンタジーなのだけど、いまだにこういうの好きだなと思った。

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    2021年04月04日
  • 新装版 ロードス島戦記 6 ロードスの聖騎士(上)

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    まさかの、ついに最終章というところで新主人公スパークが登場という新しい展開を見せる。各地を転々としてきた物語も、ロードス島全体を巻き込んでいく。最終巻(下巻)に続く。

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    2021年01月17日
  • 新装版 ロードス島戦記 2 炎の魔神

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    前作から続き、様々な種族や独特なキャラクターな仲間になっていくのは当時RPGの走りとしては斬新だったと思う。ストーリーとしては前回から引き続きの灰色の魔女との戦いの果てに、今度はまさかのウッド・チャックが、という展開

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    2020年10月12日
  • 新装版 ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)

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    中央から北西フレイムとライデンでの竜退治。オルソンとアシュラムは今後の重要キャラクターかと思っていたが残念

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    2020年10月10日
  • 新装版 ロードス島戦記 5 王たちの聖戦

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    南方のモスとヴァリスとカノン。『三つの王の物語』。三つ王の声が特徴的に描かれている。今回の敵は巨人にマンティコア。毎回新たに登場する主要キャラクターが死亡するイメージだったが今回は。。今回でロードス島を一通り周ったことになり、次巻以降クライマックスの予感

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    2020年10月10日
  • ロードス島戦記 灰色の魔女 ORIGINAL EDITION

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    冒険者…といえば聞こえはいいけれど
    要するに、その日ぐらしの若い男が2人組である
    しかし「正義」を愛しており
    事なかれ主義で揉め事を先延ばしする大人たちのことは嫌っていた
    そんな彼らが、村人を脅かすゴブリンの群れを退治するため
    これに先制攻撃を仕掛けるところから話は始まる
    …ゴブリンとの戦いには勝利するものの
    それを成し遂げられたのは、お節介な大人たちの依頼を受けて
    救援に来てくれた魔術師とドワーフのおかげで
    若者たちは、己の無力を痛感する
    しかしそこから始まる縁で、武者修行のパーティーを組んだ彼らは
    さらにエルフの女と、盗賊の中年男をメンバーに加え
    さまざまな揉め事に首を突っ込んでいく

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    2019年09月30日