水野良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
冒険者…といえば聞こえはいいけれど
要するに、その日ぐらしの若い男が2人組である
しかし「正義」を愛しており
事なかれ主義で揉め事を先延ばしする大人たちのことは嫌っていた
そんな彼らが、村人を脅かすゴブリンの群れを退治するため
これに先制攻撃を仕掛けるところから話は始まる
…ゴブリンとの戦いには勝利するものの
それを成し遂げられたのは、お節介な大人たちの依頼を受けて
救援に来てくれた魔術師とドワーフのおかげで
若者たちは、己の無力を痛感する
しかしそこから始まる縁で、武者修行のパーティーを組んだ彼らは
さらにエルフの女と、盗賊の中年男をメンバーに加え
さまざまな揉め事に首を突っ込んでいく
もとは80年代の半ば
ゲーム雑誌上で展開されたD&Dのリプレイ企画だった
それが人気を集め
小説・アニメ等にメディアミックスされていったものである
「六英雄」なる伝説の実態を目の当たりにした冒険者たちは
仲間のひとりを失いつつも
島に戦乱をもたらした悪の大魔術師を倒すことに成功し
物語は大団円を迎えるかのように思われた
しかしその時
監獄の中で青春を潰された恨みを抱え
仲間内でもどこか浮いてた盗賊が
ある突発的な、裏切り行為に走ったことで
謎と混乱を残しつつ、パーティーは解散することになるのだった
それは、一本気で向こう見ずな若者たちに影響された
遅咲き中年の悪乗りだったかもしれないが
しかしなんというか
80年代日本における、まじめな若者たちの
切実さを含んだ結末でもあった
ただし、ゲームシナリオがベースというだけあって
小説としてはかなりご都合主義的な展開が目立っている -
Posted by ブクログ
1巻目の戦記然とした雰囲気とは異なり2巻はファンタジーRPG色が強い物語になっていましたね。作者あとがきでもそう書かれていましたが。
友人内の評価はシリーズ中この2巻が最も低かったのですが、読んでいる間はそう思いませんでしたし楽しく読ませていただきました。まあ、この後の展開が非常に面白くなっていくので、それらと比較したら~という話になってしまいますか。
この巻で新しく登場したキャラクターたちが、今後活躍することになるので、キャラクターの説明および掘り下げの巻といったところでしょうか。物語を進めるうえでかかせない、料理における下ごしらえみたいなものですか。 -
Posted by ブクログ
短編4話。
最初の話は…ずるをしてはいけない、ともとれます。
しかし力の使い方、が分かるきっかけになったと思えば
安い努力だったかもしれません。
2話目は、よくあるパターンといいましょうか…。
という事は、父親の方は土とは
知り合えなかった、という事でしょうか?
精霊とどう契約を交わすのか、が分からないので
何とも言えません。
3話目…これは、少女がすべてのきっかけでは?
とはいえ、まさかこうなるとは思わないでしょうし
そんな所に転がり込む、とも思わないでしょう。
表題になっている4話目。
人間、思い込みがすごいです。
それがきっかけで、使えたり使えなかったり。
最後に対して、切り替えればいけるのでは? とか
思ったのはいけない事でしょうか?