片瀬茶柴のレビュー一覧

  • 虚構推理

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    電子書籍。
    普段あまりepubファイルで小説読むことないんだけど、インターネットのまとめサイトが暗躍したりする話なのでこれはこれでしっくり来るかも。
    軽妙かつ不思議な味わいの会話文は伊坂幸太郎を思わせるが、デビューはかの『名探偵に薔薇を』なので『オーデュボンの祈り』よりも前(でも年齢的には少し下)。
    妖怪変化の跋扈する舞台設定は京極堂のカリカチュアっぽくもあるが、この世にあってはならない現実化した虚構を、より魅力的な虚構で上書きし消していく設定は、奇妙にねじれてはいても紛れもない憑き物落としの系譜。

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    2022年04月13日
  • 虚構推理 逆襲と敗北の日

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    剛人七瀬のような、解決のために直接的な勝負があるわけではなく、あくまでも秩序を守るための虚構を構築する話。

    六花さんや九郎、それぞれの思惑が見えてきて、どのような展開をみせるのか楽しみです。

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    2022年04月02日
  • 虚構推理(14)

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    ひとまずここまでを通読。タイトルは何となく聞いたことあったけど、作者も原作も未知。最初のエピソード”鋼人七瀬”で、タイトルの意味はそれなりに理解できたんだけど、以降、あんまり関係なくなってませんかね?普通の推理物語になっている気がしなくもなく。まあ、面白いから別に良いんですが。

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    2022年02月24日
  • 虚構推理(1)

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    不思議なタイトル

    ファンタジーは分かるが、ミステリー?
    読み始めは不思議に思った。
    ヒロインたちの恋愛のやりとりもリズミカルで小気味よく読み進め、
    出会った大きな幹はミステリー。
    いろいろなタイプがあるものだ。

    1から6巻まで、まとめて買うことがおすすめ。
    1冊だけ買っても、次巻を買うことになるでしょう。

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    2022年01月22日
  • 虚構推理 逆襲と敗北の日

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    ネタバレ

     ミステリーとは理屈っぽい読み物だ。本作は、理屈っぽさを体現した『虚構推理』シリーズの最新長編である。自分はこのシリーズの大ファンというわけではないが、何か惹かれるというか引っかかるものがあるのは確かだ。

     琴子と九郎のコンビと、九郎の従姉である六花(りっか)。キャラクターの説明は省く。主要3キャラクターの三つ巴の関係が、シリーズ中でも最もクローズアップされている印象を受ける。特に、琴子と六花の敵対関係が。

     プロローグ的な第一章。琴子と六花は敵対関係と書いたが、ここでは行動を共にしてある案件に当たっている。このネタで長編にしようと思えばできそうだ。彼は罪を犯したが、六花と遭遇することにな

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    2022年01月18日
  • 虚構推理 逆襲と敗北の日

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    物語面の感想は既に漫画版でしているので、ここでは漫画と小説で受け取った印象の違いやエピローグについて述べようかと


    まず第一に意外に思えたのは『見たのは何か』における琴子の心理面かな
    漫画を読んだ際には仮説を述べ合う事に拠って六花の力や考え方の傾向を測っていると受け取っていたのだけど、小説のモノローグを読む限り、積極的にそういう仕掛けに出ていたわけではないのか
    まあ、意識に上らないレベルでやっていた可能性までは否定できないけど

    『見たのは何か』においては六花の脅威度を重く見ていなかった。だから彼女の行動を制限する必要まで感じていなかった
    けれど、鋼人七瀬事件を経た後の『岩永琴子の逆襲と敗北

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    2022年01月06日
  • 虚構推理 逆襲と敗北の日

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    六花さんが何を考えていたのかが明らかになる長編。まさかそうくるとは。
    そして、思っていた以上に九郎が琴子のことを大切にしていたことと、それと反比例するように来たる未来が中々険しそうで、ピリっとしたストーリーだった。丸く収まる未来が見えることを祈りたい。

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    2021年12月31日
  • 虚構推理短編集 岩永琴子の純真

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    怪異が介在する真実と、皆が納得する虚構の推理のバランスは安定して面白い。『的を得ないで的を射よう』は、短いながらも琴子の魅力が存分に分かるストーリー。読んで字の如くの“おひいさま”っぷりが癖になる

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    2021年12月28日
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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    怪異による事件に対し、合理的な虚構による解決を付けるミステリシリーズ。たしかにミステリには真相が何であったか、ということより、納得できればそれでいい、というところがあるかもしれません。怪異も楽しいとは思うんですけど。
    高校時代の琴子の物語もあって、「事件」でなくても彼女の推理構築力の凄まじさには舌を巻くばかりでした。なるほど、敵に回してはいけない相手だな。でもまあ可愛いところも……ないではないか?
    そしてメインの事件。自身が過去の殺人の犯人であることを親族に知らしめようとする大富豪。実際は妖狐と取引をしたという真相なのだけれど、そのせいで強固なアリバイを得てしまった彼をどのように断罪することが

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    2021年12月23日
  • 虚構推理 逆襲と敗北の日

    ネタバレ 購入済み

    不穏なサブタイトル

    今回はめちゃくちゃ不穏なサブタイトルなので、展開が気になって仕方なかったです。

    推理パートはある程度、予想通りの展開に拍子抜けしましたが、ラストの六花さんとの交渉は危機迫る物が有りました…

    知恵の神の立場上、そうする必然性は有ると考えていましたが、他にも解決策は在りそうと自分は楽観視していましたが、改めて知恵の神の立場の残酷さを突き付けられた琴子の心情にはやるせなさを感じました…

    そして九郎の考えも…

    誰にとっても幸福な未来が有ると良いのだけど…

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    2021年12月22日
  • 虚構推理短編集 岩永琴子の純真

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    収録されているエピソードの1話から4話までは漫画にて感想を述べたような気がしないでもないので、ここでは本巻が初出となる『雪女を斬る』を中心に感想


    てっきりタイトルから『雪女のジレンマ』の続編かと思いきや、突然江戸時代の剣客物語が展開されたものだから驚かされたよ
    まあ、読み込んでいくときっちり『雪女のジレンマ』と関係あるエピソードになっていたのだけど

    これまで琴子が事件の推理において虚構を必要としていたのは偏に妖と人の世の調和を保つため。人が妖に手を出そうとしていればそれを制し、妖が人に迷惑をかけそうであればそれを罰する。どちらにせよ琴子の基本スタンスは「妖なんて居ない」というものだった。

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    2021年12月19日
  • 虚構推理短編集 岩永琴子の純真

    ネタバレ 購入済み

    雪女

    今回は雪女に関わるエピソードが多めな短編集でした。
    まあ、メジャーな妖怪ですしね。

    短編集よりも本編を出して欲しい所ですが、いつ出るのかと…

    アニメ2期が早くやらないかと楽しみです。

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    2021年11月26日
  • 虚構推理短編集 岩永琴子の純真

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    虚構推理シリーズ、今回は雪女との関わりを軸にした短編集…かな。曲がりなりにもというか、相変わらずの距離感で九郎と琴子が仲良く過ごしている様子は見ていて飽きない。そして、今回軸になつている雪女が琴子をおひいさまと慕う様子は微笑ましかった。
    あやかしにより明らかにされた真実を、生きていくために前を向くためにうまく人間に伝えて、「うまくまとめる」のは相変わらず流石。琴子の言動が多少(?)ぶっ飛んでいても受け入れられ、愛されるのはそういう真っ直ぐなところというか、優しさによる物なのかと思うのは考え過ぎかもしれないが、そうあるといい。

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    2021年10月22日
  • 虚構推理短編集 岩永琴子の出現

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    ネタバレ

    電撃のピノッキオ。あるいは星に願いをが好きすぎる。ピノッキオと星に願いを隕石と呪いでこう、上手く繋げるとは

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    2021年10月04日
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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    ネタバレ

    こじつけるなあ!という相変わらずの感想。結果は決まっているけど上手く違う視点へ持っていきながら結果は同じという話の流れの上手さ。

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    2021年10月04日
  • 虚構推理(2)

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    これは、ジャンル的にミステリーというくくりに入れることはできるんだろうかなんて、読んでいて思わせる話でした。

    #ドキドキハラハラ

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    2021年09月03日
  • 虚構推理(1)

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    スパイラルや、絶園のテンペストを読んだので、どんな作品になっているのかと思って読み始めましたが、まさかという感じでした。

    #ドキドキハラハラ

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    2021年09月03日
  • 『ブラックガルド』発売記念 ダークファンタジー 試し読み無料パック

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    『それでも町は廻っている』が大好きなので、同じ作者さんの『天国大魔境』の一話が読めてとても嬉しかったです。他にもたくさんの作品の一話が収録させれいるので、目次から読みたい作品にとべる機能がとても便利でした。

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    2022年09月30日
  • 虚構推理

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    この作者の作品を読むのは「名探偵に薔薇を」に続いて二作目。今作は通常の推理小説とは異なり、いかに嘘を築き上げそれを真実っぽく見せるかが肝となっている。物語の途中までは正直、他の小説でもよくあるような展開だったが、終盤の怒涛の虚構の連続には流石に目をむいた。一つの事柄から連想して続けて最後には突拍子もない結論を導くところには「九マイルは遠すぎる」を連想した。

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    2021年06月21日
  • 虚構推理

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    「初めは全くの作り話だった怪異が、幾度も語られ噂となり、信じられていくことで実体を持ってしまう」――という、怪談におけるひとつの定番であるモチーフを、ただのオカルトではなくロジカルな「特殊設定ミステリ」に組み込んで昇華させてしまった驚異の一作が、城平京(しろだいら・きょう)による長編『虚構推理』です。
     右目が義眼、左足に義足をつけて11歳の頃から病院に通っている岩永琴子。17歳になった5月のある日、2年前に一目惚れして以来想ってきた、同じ病院に入院する従姉の見舞いに通う大学生・桜川九郎についに声をかける。見かけるたびにいつも隣に付き添っていた年上の彼女、「サキさん」と別れたらしいという噂を看

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    2021年06月12日