片瀬茶柴のレビュー一覧
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推理パート突入。
掲示板上でのやりとり、とのことで小説でないとどう表現するのかな、と思いましたが、やはりこの漫画家さんはうまいですね。手を変え品を変え、長い推理の披瀝を画面をだれさせることなく成立させています。
原作ではなかった六花の自殺シーンなどを挿入することで、バトル要素を強めているのもさすがといったところ。
また鋼人七瀬と九郎のバトルシーンも見応えたっぷり。原作では推理の披露がメインで、バトルは一応裏で行われてますよ、という感じだったのを、メリハリにうまく使っています。
次巻で最終巻かな?6月とのことで、結構先だなあ。
原作のサブタイトルの『鋼人七瀬』が省略されているので、もしかしたらそ -
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個人的な偏見が入って申し訳ないんだけど、コミカライズを担当する漫画家さんって明らかに新人さんだったり、漫画に不慣れなんだろうなあという人が結構いたりするイメージなのですが、この人は完成度がかなり高い。
原作を忠実に漫画化しながらも、漫画として魅力的になるようにしっかり良改変を行っていて、同じ作品でありながら別の作品としての価値を作り出している。
…というか漫画の方が良い、と言ってしまってもいいほどだ(もちろん好みはあるのであしからず)。まあ、もともとの設定がラノベ的というか、漫画化向きの設定だったから、というのももちろんあるんだけど。
ただクライマックスシーンをどう漫画化するのかは、ちょっと -
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ネタバレ【収録作品】
第一話 廃墟に出会う
第二話 まるで昔話のような
第三話 忍法虚構推理(前編)
第四話 忍法虚構推理(後編)
エピローグ
第一話 九郎の高校時代のクラスメート、相楽夏彦。何者かに襲われて廃墟に逃げ込むと、アルバイトでパトロールに来ていた九郎に出会う。
第二話 九郎の高校時代のクラスメート、宇喜多真里奈。不動産会社に勤める彼女は、幽霊の生首が出る家に行くことになる。
第三話・第四話 WEBに投稿された小説の登場人物が九郎に似ていると気づいた琴子は、六花が作者ではないかと疑うが、違った。二人で事情を調べ始める。やがて九郎も加わり、詳しい事情がわかる。そして、小説を完成させていく -
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九郎の過去に纏わる幾つかのエピソードを収録した巻。といっても人魚やくだんを食べた頃ではなく、中学・高校時代
『廃墟に出会う』と『まるで昔話のような』は既に漫画版で感想を書いているので簡潔に
『廃墟に出会う』は漫画版が第三者視点のような形を交えて描かれる為にあくまでも九郎と夏彦が廃墟で語り合うエピソードという体裁だった。けれど、小説であり夏彦視点として本エピソードでは書かれているから、夏彦の心情が表現されるだけに留まらず、夏彦の隠し事を言い当ててくる九郎の得体の知れなさが漫画版よりも強調されているように思えたよ
反面、「黒の看護師」というワードを誤魔化す際にはかなり無理のある推測に拘泥している