片瀬茶柴のレビュー一覧

  • 虚構推理(1)

    購入済み

    アニメの予習に読んでみたら

    すごく面白くて止まらなくなりました。物凄いカップル(?)だなあ(笑)物の怪とかも好きなので続きが楽しみです。

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    2020年02月09日
  • 虚構推理(10)

    購入済み

    次巻も楽しみです!

    琴子が根を食べた後が…

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    2020年02月03日
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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    収録内容については第六章以外は先に漫画版を読んでいたので、読む際はモノローグ部分や漫画と違う部分に注目して読んでいたかな
    そのお陰で琴子のロジックの組み立て方や細かい心理描写について知ることができたのは良かった
    あと、意外な発見としては『峰打ち』を上げたい。あれって天丼だったんだ!
    漫画で読んだ時は発表時期が離れていたものだから気付かなかったな。九郎と六花は不死について同じ誤魔化し方をしていたのね

    この本のメインエピソードとなる「スリーピング・マーダー」。漫画を読んだ時と大きく異なる印象を一点上げるとすれば、漫画よりも琴子の容赦のない冷徹さがより感じられるようになっている点かな
    漫画版では特

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    2020年01月16日
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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    ネタバレ

     半年前に出ていたシリーズ最新刊を、今頃読んだ。長編第2作との触れ込みだが、大変唸らされた長編第1作『虚構推理』と比較すると、やや異質な印象を受けた。このシリーズの作品世界自体が、異質ではあるのだが。

     長編とはいえ、敢えて言うなら連作長編か。第一章「岩永琴子は高校生だった」。現在は大学生である琴子。当然高校時代があったわけで、当時から普通の生徒には謎めいた存在だった。でも、このくだりは必要か?一応伏線なのか。

     第二章「六花(りっか)ふたたび」。六花とは、琴子のパートナー桜川九郎の従姉だが、過去作品に出ていたのか記憶にない。厄介な存在らしいが…。第三章「明日のために」は、本題に入るための

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    2020年01月17日
  • 虚構推理(1)

    購入済み

    アニメ化

    アニメ化したという事で読んでみました。
    推理と銘打ってますが1巻の段階では推理要素はありません。
    ただ、男性キャラ、女性キャラの作画が魅力的で見てて気持ちいいです。
    これからどういう展開になるのかとても気になります。

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    2020年01月12日
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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    真実とは異なるが誰もが納得する虚構の真実を構築する。これが、虚構推理の構図です。今回もその前提でストーリーが展開するのですが、、、。

    真実の奥にある衝撃の事実に、気づけた読者っているのでしょうか。読者でさえも欺く展開に驚愕し、一気に読んでしまいました。続編もあるということですし、楽しみに待ちたいと思います。

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    2020年01月05日
  • 虚構推理(11)

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    ネタバレ

    相変わらず絵が好き。

    「会長がその手で奥様を殺されてたら、私は余計な口出しをする必要もありませんでした」
    「けれど会長は特異な方法を取られました」
    「それが是ではなかったと、今少し認識されるべきです」

    可愛らしい巻き毛の少女が紡ぐ、人ならざる何かを漂わせるセリフが、答えがわかっているはずの推理劇に、ほど良い緊張感を与えてくれる。

    自ら収まるべき枠を越え、過ちを侵したものは、それ相応の報いを受ける。

    そういった古来のならわしの、恐ろしくも凛とした雰囲気が好きなわたしには刺さりました。

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    2020年01月03日
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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     いかに謎は作られたか、というより、いかに解法を示すか、に焦点が絞られたミステリ連作。
     この作品でしか、そう言う楽しみは味わえない気がする。

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    2019年12月31日
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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    虚構要素は少し控え目?     
    残酷な真実要素はマシマシ?    
    お茶目な高校生活を描いた日常編もなかなか良いものですね。また読みたいです。

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    2019年12月20日
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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    妖狐と契約して妻を殺してもらったのだという大富豪の老人から岩永琴子が依頼を受ける。自分が殺人犯であることを親族に認めさせてほしいとのこと。岩永の高校時代の話、六花の話も交えて長編になっている。
    非現実的な出来事を現実的な出来事として納得させていく手腕に、毎度のことながら感心する。

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    2019年12月13日
  • 虚構推理(11)

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    スリーピング・マーダー編が始まった際は単純に会長が過去に行った過ちを明らかにし清算する程度の意味合いしか無い話しかな?と思っていたのだけど意外や意外。とんでもない大物が次々と釣れてしまった印象

    眠れる殺人を掘り起こす話というよりも琴子が何度か言及しているように「人の死によって上手くいったという過去の行いを正し秩序を取り戻す」ことにあったのか
    それが判っていれば今回の話での琴子の役割は単純なのだけれど、彼女の思惑や狙いを把握しないままに読み進めていくと作中人物と同じように琴子に翻弄される羽目になる
    いや~、まさか虚構を組み上げた先に真実があるとは思わなかったよ。本当に意外な展開だった

    今回の

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    2019年10月19日
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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    いつもは妖怪の相談役となっている岩永だが、今回はむかし妖狐と取引して人を殺してもらったという大富豪の老人からの依頼。親族に自分が殺人犯であることを知らせたいが、妖狐の力を借りた彼にはアリバイがある。怪異の力を伏せたまま親族に納得させることはできるのか。
    変な依頼だが、ラストで岩永の苛烈さが冴え渡る。
    前振りとして岩永の高校時代のエピソードや六花の話もあり、なかなか面白かった。
    岩永や九郎は特殊な設定なので、前作や短編集を読んでからの方が楽しめると思う。
    アニメ化決定だそうでそれも楽しみ。

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    2019年09月18日
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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    虚構が足りない!人でないものがあまり関わらないのも物足りない!とはいえ、今回も面白かった。九郎の特徴のないビジュアルがますます想像できないが、コミック読んだらそのイメージになってしまうので読みたいような読みたくないような。

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    2019年08月16日
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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    2020年1月からTVアニメ化が決定している城平京の「虚構推理」シリーズの第3弾。いきなりここから読み始めてしまうという失態を犯しました。序盤は、ミステリアスな雰囲気はありますが、岩永琴子を中心とした学園ものというか、恋愛ものっぽい感じですが、中盤から後半にかけて、一気に物語が動きます。これってミステリで良いのかという議論は残りますが、紙一重のところでオカルトになっていないというのは凄いな。とはいうものの人物像を把握するために、ちゃんと1冊目から読み直そう。

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    2019年08月09日
  • 虚構推理短編集 岩永琴子の出現

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    本書は『虚構推理』の続編というか、続編短編集。
    『虚構推理・岩永琴子の出現』という『虚構推理』の前日譚のようなタイトルですが、れっきとした続編です。

    『虚構推理』は普通のミステリーではなく、真実はどうあれ「『本当っぽい』と思わせた仮説を作った方が勝ち」みたいな言葉でのバトルを描いたトリッキーな推理小説です。

    主人公の岩永琴子は、外見は中学生にしか見えませんが実は19歳の大学生。幼少のころ、怪異に誘拐され、片眼と片足を奪われてしまったのだけど、その代わりに怪異たちの知恵を司る神となり、日々、妖怪などから困りごと相談などを請け負っている。そして、幼いころに人魚とくだん(「件」半人半牛の姿をした

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    2019年08月05日
  • 虚構推理短編集 岩永琴子の出現

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    全てが嘘なのに面白い。    
    それっぽい嘘で論破する。騙すというか、納得させる。    
    良いよなぁこういうの。小説ならではというか。    
    相変わらずアニメ映えするようには思えないけど。   
    虚構が存在する現実で、現実の枠内のみで解決策を導くというのは今まであるようでなかったような気もするので新鮮味があって楽しく読める。   
    そして何よりおひいさまのキャラクターが良い。

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    2019年07月28日
  • 虚構推理 スリーピング・マーダー

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    話題の『虚構推理』シリーズ最新長編。初作を読んだのが8年前だがそれから何度か再読し、短編集を読み、今回の長編でより世界観は深く理解できた。作中の論理の綻びを綻ぶ前に作中の論理で丸め込む作風は昔からだが、ここにきて特異な作風は、虚構で「真実」を作り出すこのシリーズに相応しい居場所を見つけたのではないか。
    本作品は表題の『スリーピング・マーダー』とその前日譚、後日譚という事実上の中短編集に近い構造になっている。コミカライズが先行している逆輸入スタイルで作られた物語であるが故かもしれない。漫画原作者と小説家とを兼任しているからこそできる芸当だろう。
    正直なところ、前日譚後日譚は回想パートで十分な内容

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    2019年07月27日
  • 虚構推理(10)

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    「虚構推理」という作品が始まった当初から明確な敵として描かれてきた六花だけど、その人間性については見えない部分が多かった
    それがこの巻では少し見えたようなまだまだ見えていないような

    第23話は立花が事故物件に住み管理人と共に以前の住人について色々と想像を巡らせる話
    あらゆる怪異から恐れられる彼女からしたら自殺者が続く事故物件なんて怖くはないんだろうけど、周囲からしたら怖いと思ってしまうのは仕方ない話。1回目、2回目の自殺はどうにか偶然が重なったと片付けることが出来ても、間を置かずに2回目に自殺した女性の彼氏がやってきてやはり自殺したと言うなら何らかの霊的存在を信じたくなるのも無理はない
    まあ

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    2019年07月16日
  • 虚構推理短編集 岩永琴子の出現

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    城平京ファンには久しぶりのロジック攻めで満足な作品。
    『名探偵に薔薇を』『スパイラル』時代から変わらない偽りの推理が真実を超えるために紡がれる論理は美しい。歪で捻じれた違和感の集合体を美しく捉え直すこのシリーズはこの作者の作風と絶妙にマッチしている。
    犯人の一言が気になって悶々とする妖怪の柔らかで「人間らしい」行動や、普通の人なのに推理を始めてしまううなぎ屋の客など、キャラクターも妙に立っていて面白い
    。綺麗に全てがあるべきところに収まるラストもあり、一方でゾッとするようなラストもある。
    全編しっかり楽しめる。

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    2019年07月15日
  • 虚構推理(10)

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    まさしく「虚構」推理

    「スリーピングマーダー」というタイトルに、推理小説ファンなら心震えるよね。後編待ってます。

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    2019年07月04日