片瀬茶柴のレビュー一覧
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今までは真情を吐露することがなくベールに包まれていた九郎が実は色々と考えた上での行動をとっており、岩永琴子に対して非常に献身的であったことが明かされた一方、岩永琴子の知恵の神としての冷酷な一面が見えた話でもあった。Posted by ブクログ
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今までは真情を吐露することがなくベールに包まれていた九郎が実は色々と考えた上での行動をとっており、岩永琴子に対して非常に献身的であったことが明かされた一方、岩永琴子の知恵の神としての冷酷な一面が見えた話でもあった。
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小説版で内容は知っているのですが、キュートな琴子嬢、天真爛漫な雪女の可愛らしさは、目の保養になります。雪女が関わっていると聞いて、もしや、と心配になる人は私だけではないはず。あと、妖怪と人間の間で子をなすことの危険性を琴子嬢が分かりやすく説明してくれます。画像入りで!
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本編は通常運転で、ところどころにギャグ要素が挟まってきます。おまけの短編は、当該の巻を想起させるもので、楽しく読めました。できれば、分割してそれぞれの後に貼り付けたいですが…。ムリでしょうね。
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【みだりに扉を開けるなかれ】
妖怪や幽霊が存在している事が前提であるなら、妖怪や幽霊によって密室殺人の密室が破られる事もあるという、ミステリーなら非難轟々だろう話でした。妖怪や幽霊の存在をその様な役割に当てはめる発想が無かったので、とても面白く感じました。あと、「妖怪密室ひらき」が生まれうるという...続きを読むPosted by ブクログ -
今巻は桜川六花さんの戦う相手として、いつも以上に岩永琴子の情が欠けている様な部分が目立つ話でした。
桜川六花さんも九郎先輩も、岩永琴子の情をない正しさを知っていて、その先に待つ未来をも察しているにも関わらず、本人だけがそれに気付いていないのが、後味の悪い結末になりそうで不穏さを感じさせました。Posted by ブクログ -
今回は第一話、第五話と人と妖怪の雪女が仲良くしている話で、この作品としては珍しく感じました。
雪女側の視点で話が進んでいる為か、今回は虚構の推理より妖怪が介在する真相の方が魅力的に感じる終わり方をしていたのが印象的でした。Posted by ブクログ -
今回は妖怪や妖といった要素が主役では無く、人が主に関わっている事件で新鮮な気持ちになりました。けれど、相手が人であれ変わらずに苛烈に裁きを下す様はいっそ清々しくもありました。
また、高校時代から岩永琴子が今の様に得体の知れないと評される様な存在であった事が語られ、昔から変わらずきているのだと感...続きを読むPosted by ブクログ -
原作小説を読んですごく面白く、コミック版も絵が綺麗だったので購入しました。どのキャラも魅力的で良かったです。ラブコメ要素とミステリー要素が上手く融合していると思います。
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とある男に殺人の疑い。
そのアリバイを知るのは雪女だけでした。
けれど人外の彼女はその証明は出来ません。
想いと存在ががんじがらめになって身動きが取れないような相談事。
糸口とロジック、そしてエモはひとしおです。傑作。Posted by ブクログ -
いくら特殊設定と言ってもそんなのが流行っってたらミステリは成立せんだろと思いきやなんと成立どころか久し振りに会心の虚構推理\(^o^)/Posted by ブクログ