丸山正樹のレビュー一覧

  • 青い鳥、飛んだ

    Posted by ブクログ

    コンビニのオーナーである柳田は正義感が強く、万引犯を捕まえては斟酌せずに警察に引き渡している。ある日、いつものように捕まえた犯人を死なせてしまう。その場を動画に撮られ、SNSに上げられたことから生活が一変して行く。家庭もコンビニも破綻して行く。一方、高校時代に万引で柳田に捕まったミチルも施設をだされ転落して行く。風俗で金を貯めるミチルもSNSの被害に遭う。ここに柳田により父親を失った息子の復讐が絡む。ここまでは救いようが無い話しが続き、暗くなってくる。
    因果応報とも呼ぶべきか、3者が濃厚に絡んでくる。柳田の娘も風俗に沈んでしまったが、この結末も無く、唐突に良い話しで終わってしまった。ミチルが万

    0
    2025年08月14日
  • 青い鳥、飛んだ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一度出来心でやらかしてしまった事や悪意なくやってしまった事が、とても取り返しのつかない事になってしまったりして絶望するけど、最終的には夢を持ってそれを叶えて幸せになる話

    0
    2025年08月08日
  • わたしのいないテーブルで

    Posted by ブクログ

    「『ディナーテーブル症候群』という名がついたことで、こうして大勢が『同じようなことを経験した』『私も』と声を上げ始めた」

    このような現象は、例えば「ヤングケアラー」や「LGBTQ+」などにも当てはまるのではないかと思います。

    自分の中でもやもやしていたことに名前がつくということは、そのような問題を解決する第一歩になるのだと感じました。

    「手話を覚えたらバカになると思っていた」という母親。どういう根拠があってのことかわからず理解に苦しみました。

    親の無理解で、ろう者の子どもの第一言語になるはずの手話を取り上げられるのは虐待に当たるのではないかとさえ思いました。

    本書の記述がどこまで現実

    0
    2025年07月24日
  • 青い鳥、飛んだ

    Posted by ブクログ

    コンビニ経営者、万引き犯を追いかけ、死なせてしまう。メンズエステで働く女性にトラブル。

    生きてるとこういう事あるよなという当事者感と色々な登場人物が繋がる感が巧い。

    0
    2025年07月20日
  • 慟哭は聴こえない

    Posted by ブクログ

    「デフ・ヴォイス」シリーズの第三弾。シリーズの主人公の荒井のお仕事ものとしても楽しめるし、ろう者を取り巻く社会の側にある障害について知ることができる作品としても学びにつながる。また荒居一家に会いたくなった。

    0
    2025年07月20日
  • デフ・ヴォイス

    Posted by ブクログ

    創元推理文庫版が出たので再読。元警官でコーダの荒井さん。中年の不器用なおっちゃんが、手話通訳士として出会う人々に真摯に向き合う姿に惹き込まれる。
    過去と現在を繋ぐ事件の真実に、親目線で胸が痛んだ。選んだ道は間違っていたけれど、家族を想う姿に心があたたかくなる。人に勧めたくなる作品。

    0
    2025年07月16日
  • デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士

    Posted by ブクログ

    友達からの勧めで読んだ。
    日本手話、日本語対応手話‥ 今まで知らずに来たことが恥ずかしくなる。
     ストーリーが面白いので自然に読める。続編も楽しみ。

    0
    2025年07月14日
  • 夫よ、死んでくれないか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【ネタバレなし感想】
    大学からの友人の麻矢、璃子、友梨香。璃子。
    三人は会う度に夫の悪口を言い、死んで欲しいと愚痴をこぼす。
    ある日璃子が夫との言い合いの末夫が怪我をして記憶喪失に。麻矢は夫が突然の失踪。
    それぞれの真相と結末とは?
    展開が多く、先が気になってどんどん読んでしまう。




    【ネタバレあり感想】
    麻矢の夫は部下のカナと不倫をしていた。カナは麻矢に憧れ、麻矢になりたいと考えた末?の行い。
    夫のモラハラやDVもだいぶ激しいが妻も「死んでほしい」と愚痴を言うあたり、お互い様というか…
    夫婦生活ってなかなか難しいのは分かるが、そこまでか!?と思ったりもする。でもそういう境遇の人もいるの

    0
    2025年07月14日
  • デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士

    Posted by ブクログ

    久しぶりに好みのミステリーに出会いました。
    社会問題を提起しながらもミステリーとしてのレベルも高く、読みごたえがあります。

    主人公は荒井という40代男性。
    離婚歴あり、無職。聴者だが手話がかなりできる。
    冒頭ではこれしか情報がないので、どこか屈折した態度を取る荒井への好感度はどうしても低くなります。
    ハローワークで職を探す中で手話通訳士なる資格を得て派遣通訳士となるが、1件の法廷通訳を務めたことからとある殺人事件に関わっていくこととなるー。

    荒井が事件に興味を持つ理由は彼の過去にあり、作中少しずつそれが明らかになっていきます。と同時に読み手は彼がコーダであり、家族に複雑な感情を抱いているこ

    0
    2025年07月13日
  • デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士

    Posted by ブクログ

    ストーリーとは別で、この本を読んだことにより
    手話や聴覚障害者について、知らないことがたくさんあることがわかりました。

    0
    2025年07月05日
  • デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士

    Posted by ブクログ

    ろう者と呼ばれる耳の聞こえない人たちの話。
    なんとなく不便そうだな、としか考えたことがなかったが、役所の手続きや裁判などの場面で苦労している様が描かれて確かにと感じた。
    最後の方の謎が絡まっていくところはストーリーに引き込まれたし、最後にスッキリするのも良かった。

    0
    2025年06月30日
  • デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士

    Posted by ブクログ

    手話通訳士の話。

    手話にも昔ながらの言葉と現代に作られた言葉があるというのは知らなった。

    耳が聞こえないというだけで世間から遠ざけられたり、虐待を受けたり、表に出ていない差別的なことがたくさんあるのかもしれない。

    けど、同じ命ある人間であるし、うまく共存できる世の中にしていかなければならないし、色々考えさせられる本だった。

    0
    2025年06月29日
  • 夫よ、死んでくれないか

    Posted by ブクログ

    大学の同級生の3人組
    大手不動産開発会社勤務の麻矢
    離婚の経験ありの璃子
    モラハラ夫に悩む専業主婦の1児の母、友里香

    麻矢の失踪した夫の謎
    友里香のモラハラ夫
    3人の過去
    女達の絆がどうなるか
    に要チェック

    0
    2025年06月15日
  • デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士

    Posted by ブクログ

    この小説には、「聴こえない人」や「手話」を理解する入り口になってほしいという筆者の願いが込められている。
    ろう者と聴者のコミュニケーションの困難さや、手話の種類(日本手話、日本語対応手話)、「コーダ」の意味などについて分かりやすく書いてあるので、まさに筆者の願いがそのまま小説にのって読者に届けられているような1冊でした。

    この作品のいいなと思ったところは、「障害」がマイナスなものではなく、同情を誘うものでもなく、障壁のない人にもあり得るような、ごく日常的な葛藤として描かれているところ。

    是非、単行本・文庫本どちらも「あとがき」を読んで丸山さんの小説に乗せた「想い」を感じてもらいたいです。

    0
    2025年06月01日
  • 夫よ、死んでくれないか

    Posted by ブクログ

    題名から中身を推測できる
    女性の想いや行動には共感を持つ
    男性の考え方はよくわからない

    妻として……
    みたいなことには手を抜いている私
    母として…… やっぱり不出来だな
    夫にいろいろ思うこともあるけれど、死んでくれないかとまでは思わない。そこまでいったら、自分のために離婚かな。
    あの時やその時の危機をやり過ごして来たのだから、今さらもう良いかとも思うけどね

    0
    2025年05月29日
  • デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士

    Posted by ブクログ

    ろう者の法廷通訳の社会はミステリ。 主人公の荒井尚人は手話通訳士でありコーダー。 本作を知るにあたって手話にも種類があることを知った 独自の手法を持つ日本手話と日本語の語順に沿った日本語対応手話。 よんでいて健常者の観点から分からない視点があったり、感慨深いものであった。社会的観点の視野を広げることができた。 生々しい描写、胸糞あり

    0
    2025年05月02日
  • 慟哭は聴こえない

    Posted by ブクログ

    デブ・ヴォイスシリーズ第三弾、色々と忘れていたけれど読みながら思い出してきた。
    どんなことも自分や自分の周りにないことはなかなか考えたり感じたりすることは難しい。
    もし、聴覚障害を持った子が産まれてきたら、人工内耳を入れるか…
    遠く離れた家族に元気だと伝える手段が無かったらどうするか…
    夢を持って進学や就職をしても差別や偏見があったら…
    無自覚な偏見で差別的な言動や行動を自分もどこかでしてしまっているのではないか。この世界はまだまだ多数派に合わせてあることが多い。ひとりひとりの想像力と歩み寄りが大切なんだとあらためて感じた。

    0
    2025年05月01日
  • ワンダフル・ライフ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あまり事前情報を入れずによんでいただきたい作品。
    ワンダフルライフこのタイトルは作中のあそこからきているのね!

    後半、つまりあそことあそこが繋がっているのか…?やっぱりそうなっているのかーーーー!!!スッキリ!!!!!という感情になる素晴らしい構成ではあるが、内容が内容なだけに爽やかさはないですね。あとがきでなんとか救われました。

    障害者とそばに生きる人の話。「それでも君は僕と恋ができますか?」差別ってこういうことだよなあと思いつつ、自分ならどうなのか、自信がない。もはや普通に接しようと思うことすら差別になるんだなと。偏見ゼロで関わるのは難しいし、できないと思う。

    障害のことは全然知らな

    0
    2025年04月23日
  • 漂う子

    Posted by ブクログ

    居所不明児童という社会問題をベースに家族のこと、親になること、子どもを産むこと育てることについて多角的な視点から書かれている

    親のDNAなんて気にせずに
    自分は誰のものでもなく
    細胞から全て俺のもんだ

    今までなんとく知っているようでなんとなくしか知らなかった社会の一面をよくよく知ることでこれから来る未来に思いを馳せる

    0
    2025年04月19日
  • 刑事何森 逃走の行先

    Posted by ブクログ

    外国人研修生の問題。その中でも、女性の。
    といえば、坊やの私でも容易に想像がつくようになったのは、皮肉にも小説のおかげかもしれない。作中にもあるように、現代の日本がこんな国だったなんてというショックは、デフ・ヴォイスシリーズを通して何度も体験してきましたがいまだ慣れません。慣れないのは諦められないんだと思います。

    ぶっきらぼうの刑事がどう怒るのかも手に取るように分かりました。かといって、オーロラのようなひだで守られた女性同士のコミュニティには何度も跳ね返され、不器用な自分まで涙目になってきます。

    少しエキセントリックな考えですが、仮に中国人富裕層がさらに国を買い取った行く先には、誰が待つこ

    0
    2025年04月17日