ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
今度は私があなたたちの“言葉”をおぼえる 荒井尚人は生活のため手話通訳士に。あるろう者の法廷通訳を引き受け、過去の事件に対峙することに。感動の社会派ミステリー。
アプリ試し読みはこちら
「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」
2023年12月16日~ NHK総合・BS4K 出演:草彅剛、橋本愛、松本若菜
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ろう者と関わるミステリー。 ろう者といっても十把一絡げではなく、どの手話を使うのか、どんな環境で生きてきたのかによって異なる。 ろう者と聴者には異なる世界があり、世界をブリッジする人が必要である。ブリッジするのが、通訳者の主人公だ。 ブリッジはろう者に限らない。わかりやすいのが今回の設定だが、聴者だ...続きを読むろうと言葉をうまく使えない人もいる。そうした人が、不公平な形で扱われてはならない。言葉が使える私は、わかろうとする努力、それを伝える努力が必要だ。
この作品は、「コーダ」(両親ともに、もしくは一方がろう者・難聴者でも、聞こえる子ども)が主人公である。これまで、障害を持った方を中心に描いた作品は多かったが、コーダという視点はあまり無かったのでは無いか。私自身、コーダという言葉を初めて聞いたということもあり、学べることも多かったが、あくまでも推理小...続きを読む説であるので、あまり同情を買うような話でも無く、非常に読みやすかった。 また、徐々に事件や主人公についてのことが分かっていくため、読み進めていく面白さもあり、最後は少し心がざらっとするような感覚があった。 是非多くの人に読んで頂きたい作品であった。また、他にもシリーズがあるようなので読んでみようと思う。
展開が早いけど置いていかれることはなかった 次々と繋がっていくストーリーに引き込まれた 手話が2つあるのも初めて知りました 勉強になった いろんな家族と接すると 我が家族と比べちゃう 思い出しちゃうんだな
ろう者の両親を持った健聴者、コーダが主人公。 ろう者と健聴者どちら側の人間なのかという葛藤、ろう者が抱える課題など、普段あまり日常で触れることのない内容がテーマで興味深く勉強になった。 また、そのテーマを主軸としながらミステリーとしても楽しむことができた。
普段知らない世界を教えてくれるだけでなく、気づけば引き込まれている、ストーリー性のあるとてもおすすめな本でした。 手に取ろうと思われた時点でもうこの本の読者!是非ページをめくってください。
「ろう者同士の間に生まれた耳の聞こえる子供」コーダである荒井尚人がコーダであることに苦しみつつも手話通訳を通して2つの事件の解決に深く関わっていく。 まず手話に「日本手話」と「日本語対応手話」の二種類あるということに驚いた。 「デフ」「コーダ」「インテグレーション」など初めて知った言葉も多い。 ...続きを読む三宮麻由子さんの解説では「本全体が聴覚障害の世界を通訳している作品」と伝えている。 ろう者にとって手話は、ときに命をつなぐ役目も していると感じる。 しおりさん、ハクモクレンさんの本棚にお邪魔して興味を持った本です。ありがとうございます。 専門書ではなく、小説としてわかりやすくろう者のことを知るきっかけをくれた本書。 シリーズ化しているようなので読みたい。
めちゃくちゃ良かった。内容に対しての感想ではないけど、自分の実体験を読みながら思い出したので書いておきます。もう10年ちょっと前の話ですが、当時の仕事で電話、インターネット回線の工事でとある一軒家に行きました。出てきたのは両親と小学四年生の男の子。男の子が両親は耳が聞こえないから、何かあったら僕に聞...続きを読むいてくださいと言ってくれた。工事は順調にいきました、確認事項など全て小学生の男の子が対応してくれたけど、ものすごくしっかりしていました、しっかりしていたっていうレベルではない、本当にすごかった。その子の部屋に入った時に、ゲームが積み上げられていたり、ランドセルがあったりして本当に小学生なんだなと思いました。今、あの子は成人してるくらいかな。元気にしてるかな。あの子が幸せになってくれてたら嬉しく思う。想像でしかないけど、普通の子よりも苦労もしたはず。でもきっと大丈夫、あれだけしっかりしてたんやから。あの子が幸せになってるであろう世界であってほしい。ありがとうございました。
障がいがある方に私はどのように寄り添えるだろうか、と考え続けることが大切だと感じました。 あと単純に推理モノとして楽しんで読めました!
なんでもそうだけど、理解することから始まると思う そういう意味ではきっかけをくれるすごくいい本! 手話って1種類しかないと思ってたけどそうじゃないし、ひとつの言語なんだと知った ただもし将来コーダでもない自分が手話を学んだとして、手話で会話するときに相手と使う手話の種類がちがうせいで混乱させる...続きを読むことになったらイヤだな、、そういうときはどうしたらいいんだろうと考えてしまった なにか答えがあるかもしれないと、続編を読むことにした!
心を繋ぐ手
年末にドラマを観て原作を読みたくなった。荒井という人物のバックボーン、人間関係などがよくわかった。そして、手話について、新たな認識を得た。読後はやりきれないものを感じた。姉妹の葛藤、家族の繋がり、心の繋がりを強く感じる作品であった、
#感動する #深い #シュール
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
新刊情報をお知らせします。
丸山正樹
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
夫よ、死んでくれないか
漂う子
わたしのいないテーブルで
青い鳥、飛んだ
ウェルカム・ホーム!
キッズ・アー・オールライト The Kids Are Alright
刑事何森 孤高の相貌
刑事何森 逃走の行先
「丸山正樹」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 ページトップヘ