谷川流のレビュー一覧

  • 涼宮ハルヒの分裂

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     無事進級を果たしたSOS団の前にキョンの中学時代の同級生である佐々木、そして謎の集団が現れるシリーズ9作目。

     今作は新キャラ目白押しでシリーズ自体に大きな動きのありそうな巻となっています。そして注目するべきは一つの電話からいきなり話が二つのパターンに分岐するところ。恋愛ゲームでは主人公の選択次第でさまざまな展開が待っていますが、それに近い感じです。

     αパターンではキョンに謎の電話がかかってくるところから始まり、SOS団に10人以上の新入生の入団希望者が現れる展開となっています。そしてハルヒは新入生たちに対し、入団試験を課します。

     αは謎の電話という不穏なものがあるものの、ハルヒが楽しみながら入団試験を進めることや、佐々木たちの動きがないためどちらかというとほのぼのとした展開で話が進みます。

     対するβパターンでは佐々木から電話がかかってきて、キョンは新たな未来人、超能力者、宇宙人と対面することになります。

     αに比べるとこちらはかなりシリアス。彼らの目的が明かされるとともに、終盤では長門が倒れてしまうなどかなり不穏な流れ。そしてここまでで時間に続く、という流れです。

     リアルタイムではここから四年間次巻が発売されなかったということで、ファンは相当やきもちしただろうなあ、と思わず同情……。幸いリアルタイムで読んでいない自分はこのまま次巻の『驚愕』に突入できるわけです。

     いつもならこういう異常が起こったらキョンたちはその異常をどうにかするため行動を開始するわけですが、今回はαパターン、βパターン両方のキョンたちもその異常に気付かず、自分たちの世界だけが存在していると思って行動していきます。なぜ二つの世界に分裂したのか、二つの世界の関係性は何なのか、そしてこの二つの世界がどう結び付くのか、とても楽しみです。

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    2013年09月05日
  • 涼宮ハルヒの憤慨

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     中編二編を収録した涼宮ハルヒシリーズ8作目。

     『編集長★一直線!』は文芸部の教室に間借りする形で存在するSOS団が生徒会からの要求にこたえ機関紙を作ることになる話。

     なんといってもツボにはまったのが初登場する生徒会会長! またハルヒたちとは違う意味でぶっ飛んでいてめちゃくちゃ笑えました(笑)ぜひとも今後とも登場して裏の顔を見せつけまくってほしいなあ、と思います。

     この中では朝比奈さん、長門、そしてキョンの書いてきた話が作中で紹介されるのですが、どれもそれぞれの味が出ていてよかったです。出来ればハルヒも何か一編書いてきてほしかったかな。それにしてもこの中で鶴屋さんの小説が絶賛されているのですが、どんな内容なのか気になります。

     『ワンダリングシャドウ』はクラスメイトから持ち込まれたお化け騒動の謎にSOS団が挑みます。長門が人間ぽくなってきたのもほほえましいですが、ハルヒがSOS団以外のメンバーと普通に学校行事を楽しんでいるのも想像するとほほえましいな、と感じます。

     前作と比べると派手な展開はないですが、純粋にキャラクターたちの個性や変化を感じることができた巻だったと思います。そしてどうやらこの作品で『涼宮ハルヒの憂鬱』から始まった入学式から、終業式までの一年間が終わりということで、一年間のハルヒの変化を考える上ではちょうどよい雰囲気だったのではないかなと思います。

     半額で売られていた新品の『涼宮ハルヒの驚愕 初回限定盤』を買ってから約一年半……。驚愕が前作の続き物だと知りハルヒシリーズを読み始め、その間に新品の驚愕の初回限定盤がさらに値崩れし300円になっていたのに驚愕しつつも(苦笑)ようやく話が追いついてきました。ちょっと違う本を挟んでから次作の『涼宮ハルヒの分裂』そして驚愕に挑もうと思います。

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    2013年08月24日
  • 涼宮ハルヒの驚愕(後)

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    何はともあれ、読めて良かった。この作品は読まなきゃなーと小さな義務感がありながらも読んでいなかったから。前半は物足りなく感じたけど、後半は「驚愕」とは言わないまでも、「驚」は多数あって面白かった。でも、「分裂」を読んでから読み始めれば良かったとちょっと後悔した。

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    2013年08月12日
  • 涼宮ハルヒの驚愕(後)

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    ネタバレ

    シリーズ第11巻。

    世界αでは、新入部員のヤスミを加えてSOS団が新たな活動を開始する。そんなある日、キョンはヤスミからの手紙を受け取る。内容は、放課後に文芸部の部室に来てほしいとのこと。

    一方世界βでは、キョンと佐々木が藤原との最後の話し合いに挑む。舞台に選ばれたのは北高の文芸部の部室。そしてそこでキョンは、もう一人の自分に出会うことになる。

    こうして、二つの並行世界が重なり合い、一つの世界に統合されることになる。そして彼らの前に朝比奈さん(大)が姿を現わす。戸惑う藤原は、朝比奈さん(大)に「姉さん」と呼びかけ、彼女のいない未来を変えたいと主張する。だが、彼の願いは聞き届けられない。自暴自棄になった藤原は、九曜にハルヒの殺害を命じる。地面にたたきつけられるハルヒを助けようと、キョンは彼女に向かって部室の窓からダイヴする。真っ逆さまに落ちてゆく2人を神人が受け止め、キョンはふたたびタイム・リープに巻き込まれてしまう。

    このあともう一くさり話が続いて、今後の展開への伏線になっている。完全にすっきりしたとはいかない終わり方はもうこのシリーズの定番になっているが、それがいつもいつもタイム・リープ絡みというのも何だかなあと思う。ただ個人的には、もうこのシリーズに関してはおもしろいかどうかさえ重要な問題ではなく、新刊が刊行されればそれでいいという気分になっている。

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    2013年10月13日
  • 涼宮ハルヒの驚愕(前)

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    ネタバレ

    シリーズ第10巻。「分裂」の続編。

    世界αでは、ハルヒによるSOS団の新入部員入団試験がおこなわれる。試験を勝ち抜いて晴れて入団がきまったのは、渡橋泰水(わたはし・やすみ)と名乗る女子生徒だった。

    一方世界βでは、長門の病欠が続いていた。彼女の回復を願うキョンの前に、九曜と、さらに動けなくなった長門のバックアップ要員である朝倉涼子が再登場し、彼の目の前で統合情報思念体と天蓋領域という2つの概念生命体の接触がおこなわれる。

    その後、ふたたび佐々木たちとの会合が開かれる。長門への攻撃を中止せよと迫るキョンに対して、ハルヒの力を佐々木に移すことに同意すれば攻撃をやめさせると藤原は言う。

    内部観測絡みのSF談義が一番の読みどころなのだろうが、それを抜きにしても楽しめるストーリーだと思う。

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    2013年10月13日
  • 涼宮ハルヒの分裂

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    ネタバレ

    シリーズ第9巻。「α」と「β」の2つの並行世界が同時進行するスタイルの物語。

    新しい学年が始まり、ハルヒは新入部員の獲得に乗り出す。一方キョンは、中学時代の親友・佐々木から、思いもかけないことを聞かされる。朝比奈さん誘拐事件の犯人・橘京子と、「藤原」と名乗る未来人の男、そして情報統合思念体とは別の概念生命体である「天蓋領域」の人型端末・周防九曜の3人が、佐々木に接触していたのだった。

    世界αでは、SOS団の新入部員選抜試験がおこなわれる。一方世界βでは、キョンは佐々木と彼女のもとに結集した未来人、宇宙人、超能力者と会談を持つことに。彼らのねらいは、ハルヒの力を佐々木に移すこと。現在涼宮ハルヒが有している力は、本当は佐々木に宿るはずのものであり、佐々木はハルヒよりもはるかに安定した世界を築くことができるはずだと橘京子は言う。そして、九曜による長門への攻撃が開始されることなる。

    「消失」以来の長編ストーリーだが、続きが刊行されるまで4年もかかるとは、当時の読者は思いもよらなかったはず。この巻の「引き」が上手いだけに、リアル・タイムで読んでいたファンのことを思うと、泣けてくるというか、笑えてくるというか。

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    2013年10月13日
  • 学校を出よう!(2) I-My-Me

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    谷川流のもう一つの代表作というべき「学校を出よう!」シリーズ第2作。

    1作目が1作目だけにどうやって続編にするんだろうと思ったら、まったく違う舞台でまったく違う話がかろやかに展開する。

    ロジカルなプロットが素晴らしいタイムトラベルSFであり、切ない恋物語でもある。

    今回は完全に筒井康隆『時をかける少女』へのオマージュと言っていいかなと、まあ、駆けるのは男なんだけどさ。

    後、『機動戦艦ナデシコ』のアキトとアイちゃんのエピソードも思い出したり。

    ちなみに宮野&麻衣子もちょっとだけ出演。やっぱりこの二人のコンビも良いやね、うん。

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    2013年07月09日
  • 学校を出よう!(3) The Laughing Bootleg

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    ネタバレ

    個人的な意見だが、ハルヒより学校を出よう!シリーズのほうが個人的には好きだ。ちょっとまだるっこしい比喩とかぐるぐるした言い回しとかあるものの、哲学的なスパイスが効いていて愉しく読むことができる。
    ドッペルゲンガー的なあれが思念によって沢山現れてしまう世界。それは、人間とほとんどそっくり、というより見分けのつかない存在であるけれども、願望のままに生み出された思念体として特徴を有している。その中で、ねぇ、理想の人間とリアルの人間が存在していたら、どちらを友人や恋人して選ぶ?と問いかけてきているかのようだ。
    つまり、自己のアイデンティティーならぬ、他者のアイデンティティーに対する自己の社会への適応性を問い詰めているとも言える。
    と、まあ、相変わらずの面白さや美味さであるが、やはり『彼女』の力で全て解決。ってのではちょっと脈絡がない、というか、安易じゃね?とも思わなくもない。そんなことを考えながら寝る。眠い。

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    2013年07月07日
  • 涼宮ハルヒの動揺

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    短編5編収録のシリーズ6作目。

    今回はハルヒは大人し目な印象で、朝比奈さんや、長門などほかの女性キャラのサイドストーリーを掘り下げた印象の強い話が多かったです。

    印象的なのは『ヒトメボレLOVER』
    キョンの中学時代の友人からの突然の電話から始まる話。
    この友人の常軌を逸脱した、求愛っぷりとそれに対応するキョンのモノローグがツボだったのですが、それ以上に印象的なのは長門の最後の一言。
    そりゃ長門が人気が出るわけだ(笑)

    『朝比奈みくるの憂鬱』はキョンと朝比奈さんのある一日を描いた話。
    朝比奈さんとキョンの微妙な関係、キョンのもどかしさ、そしていつもふわふわした感じの朝比奈さんの本当の心情を少しだけ垣間見れたのもよかったです。
    それだけでなく今後につながる伏線らしきものにも触れていて
    そのあたりも見逃せない一編。

    時間ループがそろそろややこしくなってきたので、以前の作品を読みなおして次回作に挑もうかと思います。

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    2013年02月18日
  • 涼宮ハルヒの暴走

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    再読。消失から合わせて長門推しが続いてる感じ。『エンドレスエイト』の異常から日常への回帰手段がとても好き。

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    2013年02月12日
  • 涼宮ハルヒの憤慨

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    ネタバレ

    シリーズの箸休め的な、平和な日常の物語。中編2本で、ひとつは文芸部っぽい活動をするお話で、もう一つはクラスメイト(と、その飼い犬)のためにSOS団が一肌脱ぐというお話。生徒会長や、クラスメイトなど新キャラが出てきたけどいい味だしてるし、会長に至ってはかなり魅力的なキャラ。これまであんまり上級生絡みの話がなかったので、新鮮でよかった。

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    2013年01月04日
  • 涼宮ハルヒの憤慨

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    SOSメンバーが機関紙を作る「編集長★一直線!」と「ワンダリング・シャドウ」の2作品。憤慨が8巻目らしいので、4巻ほど抜かして読んだが比較的内容はおとなしい。編集長は物足りなかったけど、ワンダリングは古典的題材をサラリと使って面白かった。それにしてもみくるちゃんの影が薄くなり、長門が存在感出してるなぁ、セリフも行動も少ないのに(笑)

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    2013年01月04日
  • 涼宮ハルヒの憤慨

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    「涼宮ハルヒの憤慨」
    三学期も押し迫ったこの時期に、俺たちへ生徒会長からの呼び出しが。会長曰く、生徒会はSOS団の存在自体を認めない方針を決めたらしい。ちょっと待て。そんな挑発にハルヒが黙っている理由はありゃしないぞ。


    今回の個人的な目玉は、謎の生徒会長の登場です。喜緑さんもなつかしの登場。そんな生徒会がSOS団を招集?そして何故か小説を書くことに?


    学園といえば生徒会というのが私の印象です。しかし、これまでハルヒは様々な活動に精を出してきましたが、不思議と教師に注意はされても、結局ハルヒが実行に移しますが、生徒会がこのSOS団の活動に疑問を抱いて行動するみたいな形は無かったように思います。学校内での動きがそれほど無かったからともいえますが。


    しかし、ついに生徒会が動き出して対決モードに突入の今回は、私の希望に沿った流れともいえるかも知れません。生徒会が出てきて対決というのは、学園を舞台にしている作品だと普通の展開ですよね。ですので、インパクトはそんなに無いかもw


    しかし、生徒会長だけには注目してください!なかなかの男が出てきます。こいつが今後も定着していくのかも個人的に注目しています。おまけ、この男はSOS団の誰かとも関係がある人物ですので、それが誰なのか是非読んで確認して欲しいです。


    でも、読み終わった後、「ここまでハルヒって重要なのか!?」と今更ながら思いましたね。結構読んできたのでいい加減ハルヒのぶっとびには慣れてたと思っていたんですがw

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    2012年12月14日
  • 長門有希ちゃんの消失 5巻

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    夏休みのイベントとか。ニセコイと比べるとテンポがゆっくりでマッタリ読めるラブコメw。これが週刊誌の中でも厳しめなジャンプと、月刊誌との違いか(^_^;)。個人的にはロングヘアのハルヒも好きなんで頑張って欲しいがどうなんかなあ。

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    2012年12月02日
  • 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 7巻

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     そろそろネタ切れかも……思ったけどそんなことはなく、まだまだネタは尽きないようで色々とバリエーション豊かでおもしろかった。

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    2012年11月25日
  • 涼宮ハルヒの驚愕(後)

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    ネタバレ

    ほー。こういう風に終結したんだ。
    登場人物の役割がわかってスッキリしたけど、ぼかされている部分は想像するしかないのか・・・。未来のこととか、古泉のこととか(今回いつもに増してイケメンキャラだったなぁw)。

    佐々木は好きになったので(最後のキョンとの会話は切なかった)、続編が出るならまた登場して欲しいと思いました。

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    2012年08月30日
  • 涼宮ハルヒの動揺

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    ネタバレ

    シリーズ第6弾。短編が5本、そのうちの1つは、学園祭で公開されたSOS団製作の映画「朝比奈ミクルの冒険:Episode 00」が当てられています。

    第1話の「ライブアライブ」はきれいなストーリー。この章のためだけに★4つをつけました。とくに最後のシーンが好きなのですが、アニメ版ではハルヒがいつもの元気を取り戻して来年の学園祭に向けての決意を固めるシーンに惹かれたのに対して、こちらではその直前の、戸惑うハルヒと彼女の気持ちを推し量っているキョンが一緒に空を見上げているシーンがよかったと感じました。

    こういう雰囲気の話が出てくるとは思わなかったので少し驚きました。前巻あたりから、伏線の構築と回収で手いっぱいでストーリーそのもののおもしろさは後回しになってしまっている印象を受けていたのですが、見事リカバリーしたという印象です。個人的にはこういう雰囲気の話をもっと増やしてほしいところ。もっとも、非日常そのものの本シリーズにそんなことを求めるのは間違いかもしれませんが。

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    2014年01月14日
  • 涼宮ハルヒの退屈

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    涼宮ハルヒシリーズの短編が四編収録されています。

    印象的なのは『笹の葉ラプソディ』
    主人公キョンと未来人の朝比奈さんが三年前へタイムスリップし、とある人物に出会う話。

    シリーズ一作目の『涼宮ハルヒの憂鬱』とも関連させていることによって、タイムスリップものとしての面白さが十二分に味わえる作品です。
    またあとがきによるとこれからのシリーズにおいても重要な話になりそうとのことで非常に楽しみ。

    『孤島症候群』は孤島の別荘は合宿に行くこととなったSOS団がクローズドサークルとなってしまった島で殺人事件に巻き込まれてしまう話。

    話の流れはなんとなく読めてしまったものの、いつもはやりたい放題のハルヒが、団員たちを気遣ったりと珍しく?団長らしき行動をとるあたりが印象的。やはりハルヒも根はまともな女の子なんですね(笑)

    他の二編はドタバタぶりの楽しい作品となっています。毎度毎度SOS団は本当に大変ですね(笑)

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    2012年05月26日
  • 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 1巻

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    公式パロディ。キャラクターのいい意味の破綻は完璧。途中途中のデフォルメ化していないキャラクターの上手さ匠の域。

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    2012年05月23日
  • 長門有希ちゃんの消失 1巻

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    ネタバレ

    消失を読んで
    あのとき感じたことが
    また湧き上がってくる
    こんな世界があってもいい
    暴走してしまった朝倉が、
    監視役のために最小限の機能しか持たされなかった長門が、
    ふつうのふつうだったせかいがあってもいい

    だって小説だもん 空想だもん 夢だもん

    消失してしまったあの世界が、もし本当の世界だったら
    それでもやっぱりいつものメンバーは集合して
    なんだかんだと楽しい高校生活を送ってる
    そんな勝手な想像が形になってるのをみると
    なんだか 愛しさと切なさと心苦しさがまじりあって、、、

    元ネタ必読  ってかこれ読む人で元ネタ知らん人なんかまずいないか
    映画版ではだめだ 小説読め

    朝倉&鶴屋 大活躍 俺得すぎる

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    2012年06月18日