谷川流のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もう新刊は出ないんだろうなと思っていたハルヒの久々のひさびさの新刊。自分はハルヒでラノベの面白さを知ったこともありちょっと感慨深い。
読む前は、前作から長い時間が経っていることや、前作の最後の作品が個人的には無理をしているような印象を受けてしまっていたので、どうだろうか?と危惧していた。全然心配することなかった。ああ、これはハルヒだ。SOS団だ。
内容的には特に大きなことは起こらない彼らの日常話。学校七不思議の選定とかSOS団によるミステリ謎解き話とか。前作と間が空きまくっているだけにもう忘れかけている過去話とそれほど関わらないこういうお話はありがたかった。
そしてそんなお話でもしっかりS -
購入済み
良い、最高とは言えない。
あとがきで、「また」と作者が書いているので、次作も期待して良いんだろう。そこが最大の良い点だ。とは言っても、10年とか、平気で待たされるかも知れないが。推理ものは読むのに頭を使うので、あんまり好きじゃ無いのだが、サービス十分の文章で面白かった。買って損は無い、と思う。
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Posted by ブクログ
「涼宮ハルヒの直観」谷川流
「非日常系学園ストーリー」。特になし。
涼宮ハルヒシリーズ第十一作。
9年半!もう新刊は読めないと思っていたので、よくまあ谷川流さん書く気になってくれたな!って感じです。当時の読者層も離れてしまってるだろうに…。
既出作が2本と書き下ろし長編1本の3作立て。
長編の『鶴屋さんの挑戦』は、あとがきに書いてあったとおり、本格ミステリやりたかったんだな!てのをひしひし感じる。
…しかし本格ミステリってのが、ニアリーイコール様式美、みたいな言葉になってるのは痛感するが…
p404の第四の壁を超えた5分前仮説、てのをここまですんなり読ませるハルヒの設定の頑健さ、や -
Posted by ブクログ
相も変わらぬSOS団のメンバーの日常を描く。
・あてずっぽナンバーズ・・・初詣に出掛けたSOS団の面々。
突如起こったハプニングは、偶然か?それともハルヒの願望?
・七不思議オーバータイム・・・学校の七不思議をハルヒが考える
前に捏造しなくては!その騒動と顛末。交換留学生T登場。
・鶴屋さんの挑戦・・・ミステリ談議に花咲く中で届いた鶴屋さんの
メールは、挑戦状?旅の思い出話の中に潜むトリックを探せ!
参考文献有り。
時系列では『涼宮ハルヒの陰謀』のプロローグから繋がる、
というかキョンとしては忙しい案件解決の翌日の、超短編な
初詣の話。変わらぬメンバーの立ち位置にホッとする内容です。 -
Posted by ブクログ
面白かった!いやはや、久しぶりだが、やっぱり読みやすい。基本蘊蓄系ミステリというジャンル(大好物)があるように、ハルヒも蘊蓄系ラノベというカテゴリーに進化してる感あり。初期の頃よりはこういう感じのほうが個人的好みに合致している。主役ハルヒが落ち着いてはきてるが、それも周囲の努力の賜物というのがよくわかる。鶴屋さんがメインででてきてとても嬉しい(主観)し、新キャラのTも良い。七不思議捏造も大変楽しめた。これからまた定期的に新作が読めるととても嬉しいと思うがどうだろう。みくるさんも鶴屋さんも3年になった、すこし寂しい。驚愕の一件については数行言及されるだけだが、それなりに繋がりをつけているところが
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購入済み
ヤスミ!
とにかく、ヤスミが可愛い。良い。ハルヒもキョンも古泉も長門も朝比奈さんもいらん。ヤスミが動いているのが良い。内容は途中までだからストレスフルだな。