あらすじ
宇宙人未来人超能力者と一緒に遊ぶのが目的という、正体不明な謎の団体SOS団を率いる涼宮ハルヒの目下の関心事は文化祭が楽しくないことらしい。行事を楽しくしたい心意気は大いに結構だが、なにも俺たちが映画を撮らなくてもいいんじゃないか? ハルヒが何か言い出すたびに、周りの宇宙人未来人超能力者が苦労するんだけどな――スニーカー大賞〈大賞〉を受賞したビミョーに非日常系学園ストーリー、圧倒的人気で第2弾登場!
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Posted by ブクログ
学校行事の定番文化祭!
俺は一度も参加したことないけど!
さりげなく体育祭で大活躍、総合優勝をかっさらうハルヒかっこよ。
日常ストーリー重視でほのぼの感が前作より強め。
SOS団のキャラ強とキョンの巧みな例えツッコミが冴え渡り、展開は少なだけど飽きることなく読み終えた。超常現象は起こってるけどことを荒げず現実に溶け込むような描写は日本流マジックリアリズムなのではないか?
古泉と朝比奈さんの確執が今後のストーリーに期待を持たせるわ。古泉の思弁的な長広舌は、個人的に好き。
キョンの今生きている日常への少し捻くれた愛が、愛おしい。そう、きみは傍観者で文句をグダグダ垂れ流すのではなく、ちゃんとハルヒのそばでツッコミ続けなければならない!では、次巻へ。
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面白い。
学校と言えばイベントだが、本作で取り上げられているのは文化祭だ。
映画を出品する、という導入部からどうにも怪しげな空気が漂い、オフビートさをたっぷり盛り込みつつ不穏さを忘れていないのが面白い。ファンからは怒られるかもしれないが村上春樹的なシュールさを感じる。青春をおっさんおばさんが懐かしむよりこれぐらい叩き壊してくれた方がいっそ面白いし楽しいのだ。
朝比奈さんいじられまくり!
TVアニメ2期に当たる長編エピソード。文化祭用映画作りのお話だが、まだ初期のハルヒだけあってキョン共にトゲトゲしている感じ。
アニメ版は細かいシーンや会話を飛ばしていたりもするので、視聴後でもそれなりに楽しめます。
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タイトル*凉宮ハルヒの溜息
作者*谷川 流
出版社*KADAKAWA
宇宙人未来人超能力者と一緒に遊ぶのが目的という、正体不明な謎の団体SOS団を率いる凉宮ハルヒの目下の関心事は文化祭が楽しくないことらしい。行事を楽しくしたい心意気は大いに結構だが、なにも俺たちが映画を撮らなくてもいいんじゃないか? ハルヒが何か言い出すたびに、周りの宇宙人未来人超能力者が苦労するんだけどな__スニーカー大賞〈大賞〉を受賞したビミョーに非日常系学園ストーリー、圧倒的人気で第2弾登場!
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文化祭に向けてSOS団で映画を撮ることに。しかし順調に撮影が進むと思われたが色々とトラブルが発生してしまい・・・。
ミクルビームの破壊力は凄まじい。
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シリーズ第2作目。今作も楽しく読むことが出来ました。今から22年前の作品なのかな。全く色褪せず今でも違和感なくサクサク読めました。面白かったです。
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無茶な映画製作が実はトンデモないことに。
ハルヒに自分の力だと悟られないようにふるまう
4人の苦心がストーリーを牽引。
みくるちゃんが実に可愛いんだなぁ。
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谷川流の"涼宮ハルヒ"シリーズの第2巻です。本巻は、2006年にアニメ化された際、"朝比奈ミクルの冒険 Episode:00"として突然放送が始まり、かなり衝撃を受けました。学園祭でSOS団が自主制作映画を上映したいというハルヒの願いを叶えるために右往左往する団員の奮闘が描かれますが、各キャラの扱いが酷いと感じる部分が多々あります。とにかく主役であるハルヒの唯我独尊わがまま放談が目に余り、その影響でキョンも刺々しくなっています。バランスが悪いですが、それぞれの性格や特徴を強調しすぎたのかなと思ってます。
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とてもテンポよく読めました。
時々たとえ話が分かりにくかったりもしますが。。
キャラクターが魅力的。
後半の、世界が変わりそうになって深刻になるあたりの流れが前半よりも緊迫していて好きです。
長門さんが不思議すぎて魅力的。
彼女の言動にはつい注目してしまいます。
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前作『憂鬱』と合わせて長い序章を読んでいるような気がする・・・。面白いとは思うんですけどね(笑)ライトノベルということでかなり読みやすいし登場人物たちのキャラクターもいい感じではありますね(笑)ちょっと狙ったベタな感じもありますがね(笑)簡単に読めるしそんなに馬鹿馬鹿しい感じもしない面白い作品ですね(笑)気に入ってきた(笑)
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■評価
★★★☆☆
■感想
◯映画撮影に関する日常回。本作だけで魅力がどうかというより、1作目の憂鬱と4作目の消失にどうつながるか、その微妙な変化を動見るのがいいのかという視点でみる面白い。微妙なバランスが、キョンが気づいていないバランスのせめぎあいの上になりたっている感じが面白い。
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一気に季節が飛んで文化祭!!
映画撮影を言い出す涼宮ハルヒ!
思ったより日常の細かなイベントではなく、思いっきりとんで一巻ごとにある程度の完結?まとまっている内容なんだなぁと思った。
不思議なアニメだと読む前は思っていたが読んでいる最中も不思議な内容だなぁと思いながら読んでいた。
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涼宮ハルヒシリーズ第2巻。
かなりあっさりとしていたが綺麗にまとまっていた。
SOS団はキョン以外全員人間ではないので、ザ・ライトノベル的な日常シーンに変な不気味さが出るところが面白くて、なんか緊張感があっていいなと思った。
(鶴屋さんが出てきて何となく安心した。)
古泉が「朝比奈みくるはキョンに取り入るために弱気で可憐な女の子を演じている」可能性を示すシーンが好き。
鶴屋さん初登場巻。この人だけは普通の人間であってほしいと思う。国木田はなんだか怪しいけどどっちでもいい。
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シリーズ2作目。某県立高校、涼宮ハルヒ率いるSOS団(非公認団体)、今回は文化祭の映画制作!
いつも通りにドタバタし、各サイド(未来人・宇宙人・超能力者)全てに都合よいように、最後は剛腕で強引にオチをつけてました。ただ、ハルヒ監督の行き当たりばったりでハチャメチャな映画は、見たくない(笑)
#ラノベ #SF
涼宮ハルヒの溜息
SOS団が文化祭で映画を作る話です。
10年以上前に読んだ話だったので、どんな終わりを迎えたのか全く覚えていなかったため、新鮮な気持ちで読むことができました。
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前作と比べると色々な部分が少し弱いかなぁと思った。
ただ、なんらかの伏線を丁寧に撒いていること、ハルヒの人物像をもう一歩踏み込んで書いている点(喧嘩の時など)などは、しっかりとした物語の構築を感じられてよかった。
この小説は、現実世界の読み手、観測者としてのキョン視点、ハルヒと3つに世界を分けられる。
今作でキョンに関しての疑惑のようなものを自分は感じたので読む価値があったと思う。
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IKKIからGXに変わっての3代目鉄子は、初代キクチに性格が似ているようだ。編集方針もあるだろうが、横見氏をしっかり変人として描くスタイルがさばさばして気持ちよい。JRの3月ダイヤ改正の陰で消えゆく鉄路と駅を描いた「北海道新幹線開業 前夜」がぐっときた。第2集も待望。
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文化祭に向けて映画「朝比奈ミクルの冒険」の撮影をする話。ハルヒが暴走し、周りのメンバーが溜息するっていう展開。小泉と同じように「夢オチ」的な終わりを予想してたんだけど、まさかそう来るとはっていう終わりだった。それにしてもハルヒはもう少し都合のいい展開に疑問を持ってもいいんじゃないかな
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憂鬱(1作目)に比べてラノベ成分アップでSF成分ダウン。
キャラが立ってるのは相変わらずなのでスラスラと楽しく読めるが、普通のラノベと変わらない印象。
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『涼宮ハルヒの溜息』(2003)
アニメ版が好きで、ついでに原作もと思って読んでみた。ほぼ、アニメの通りで台詞もほぼ同じ。ただ、アニメだとハルヒやみくるを眺める楽しさが大きいのに対し、小説では古泉、長門の妙に小難しい解説に魅力を感じた。むしろ、そのような説明部分の方が小説では面白い。
一部、アニメとの相違点がある。アニメでは鶴屋さん家でみくるが飲まされるのは甘酒、小説ではテキーラである。おそらく、17歳のみくるがテキーラという酒を飲む設定があまりよろしくなかったのだろう。また、池での撮影におけるコンタクトの扱いも少し違う。
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キョンとハルヒが本格的に喧嘩をする唯一の巻
いつも以上に傍若無人なハルヒに対して
つい手を出しそうになったキョン
個人的にこの行動は間違っていない気がする(笑)
・・・それと鶴屋さん初登場!
Posted by ブクログ
涼宮ハルヒシリーズ第2弾。
今回はハルヒが映画を撮るという話です。
みくるちゃんがめちゃくちゃ振り回されてました。
今回のハルヒはわがまますぎて
読んでいて嫌になりました。
1巻のほうが面白かったなあと・・・。
次の巻に期待することにします。
Posted by ブクログ
文化祭、SOS団で映画を作る話。
ハルヒの能力のようなもので、ハトが白くなったり、猫が喋ったり、目から怪光線が出たり、色々現実問題起きては困ることが起きてしまい、世界がまたもや危機に瀕してしまうという、概要を書くと変な話。
きょんがハルヒを叱るという珍しいシーンがある点、まだ本作時点では方向性は模索中という感じが今はします。
山場は薄く、テンポに欠けますが、キャラクター小説として楽しく読めました。
Posted by ブクログ
伏線の巻。SOS団それぞれの事情が見えてくるがまだ明らかにはされず気になる。前半は話がなかなか進まないよう感じたけど終盤のキョンがハルヒを本気で怒りハルヒが落ち込む、しかしハルヒの試みを貶されることは気に入らず後に勇気づける流れは関係の変化が見られてよかった。あとシャミセンが喋らなくなったところがなんか切ない。
Posted by ブクログ
シリーズ第2弾。
ハルヒを取り巻く人びとのさまざまな立場からの思惑が渦巻く状況の中で、ただ一人の一般人であるキョンがハルヒに怒りをぶつける場面は、きれいに山場を作っているように感じました。その後の、やや駆け足気味に両者の和解から締めくくりまで運んでゆく展開も、ライトノベルらしい軽快さがあって嫌いではありません。
ただ、ちょっと間延びしすぎのようにも思いました。1巻まるまる当てなくても、2章か3章分ぐらいでまとめることもできたのではないかという気も、しないではありません。