あらすじ
宇宙人未来人超能力者と一緒に遊ぶのが目的という、正体不明な謎の団体SOS団を率いる涼宮ハルヒの目下の関心事は文化祭が楽しくないことらしい。行事を楽しくしたい心意気は大いに結構だが、なにも俺たちが映画を撮らなくてもいいんじゃないか? ハルヒが何か言い出すたびに、周りの宇宙人未来人超能力者が苦労するんだけどな――スニーカー大賞〈大賞〉を受賞したビミョーに非日常系学園ストーリー、圧倒的人気で第2弾登場!
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朝比奈さんいじられまくり!
TVアニメ2期に当たる長編エピソード。文化祭用映画作りのお話だが、まだ初期のハルヒだけあってキョン共にトゲトゲしている感じ。
アニメ版は細かいシーンや会話を飛ばしていたりもするので、視聴後でもそれなりに楽しめます。
Posted by ブクログ
前作『憂鬱』と合わせて長い序章を読んでいるような気がする・・・。面白いとは思うんですけどね(笑)ライトノベルということでかなり読みやすいし登場人物たちのキャラクターもいい感じではありますね(笑)ちょっと狙ったベタな感じもありますがね(笑)簡単に読めるしそんなに馬鹿馬鹿しい感じもしない面白い作品ですね(笑)気に入ってきた(笑)
Posted by ブクログ
涼宮ハルヒシリーズ第2巻。
かなりあっさりとしていたが綺麗にまとまっていた。
SOS団はキョン以外全員人間ではないので、ザ・ライトノベル的な日常シーンに変な不気味さが出るところが面白くて、なんか緊張感があっていいなと思った。
(鶴屋さんが出てきて何となく安心した。)
古泉が「朝比奈みくるはキョンに取り入るために弱気で可憐な女の子を演じている」可能性を示すシーンが好き。
鶴屋さん初登場巻。この人だけは普通の人間であってほしいと思う。国木田はなんだか怪しいけどどっちでもいい。
Posted by ブクログ
前作と比べると色々な部分が少し弱いかなぁと思った。
ただ、なんらかの伏線を丁寧に撒いていること、ハルヒの人物像をもう一歩踏み込んで書いている点(喧嘩の時など)などは、しっかりとした物語の構築を感じられてよかった。
この小説は、現実世界の読み手、観測者としてのキョン視点、ハルヒと3つに世界を分けられる。
今作でキョンに関しての疑惑のようなものを自分は感じたので読む価値があったと思う。
Posted by ブクログ
憂鬱(1作目)に比べてラノベ成分アップでSF成分ダウン。
キャラが立ってるのは相変わらずなのでスラスラと楽しく読めるが、普通のラノベと変わらない印象。
Posted by ブクログ
伏線の巻。SOS団それぞれの事情が見えてくるがまだ明らかにはされず気になる。前半は話がなかなか進まないよう感じたけど終盤のキョンがハルヒを本気で怒りハルヒが落ち込む、しかしハルヒの試みを貶されることは気に入らず後に勇気づける流れは関係の変化が見られてよかった。あとシャミセンが喋らなくなったところがなんか切ない。