谷川流のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み終わった瞬間、絶叫しそうになりました。
これが谷川流の真の実力かもしれないって思いました。
これはすごいです。ここまで巧妙に書かれた世界は、他にないと思いました。
天使・悪魔・死神・幽霊。この4人(?)が出てくる時点で想像できる話は数々ありますが、結末に至るまでの過程、また結末自体、この本はまったく想像できませんでした。
谷川流って、ハルヒとかなんとか言ってライトノベルの寵児のように言われていますが、へたしたら、芥川賞だって直木賞だって狙える才能を持っているんじゃないかって思います。
いや、絶対狙ってほしいですね。
この本を読んだらそう思います。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ約20年越しに読んでみると当時は汲み取れていなかったであろう新鮮に感じる内容がいくつかあって、あぁ、私も成長したんだな、としみじみ感じる。
ハルヒのハチャメチャな感じは変わらずだが、ハルヒがなぜキョンに構うのか、ハルヒの退屈がなぜ危険なのか、みくるは長門や古泉と比較してなぜこんなに非力なのか。そこらへんの解像度が増した。
涼宮ハルヒの退屈
(SOS団の知名度を上げるため、寄せ集めのメンバーで草野球大会に参加。優勝候補の大学生チーム相手に、ハルヒのご機嫌を伺いながら長門技で切り抜ける)
このまま試合に勝ち続けた頃には世間に本当に注目されて大変なことになると考え、キョンがこれでみんなもう満足だ -
Posted by ブクログ
「なんだこれ?」
ここは何処なんだ?この世界は何だ?
俺たちは今、何処にいるんだ?
困惑するキョンの語りから始まる、異世界冒険。
SOS団のメンバーは元の世界に戻れるのか?
そして変わらず暴走する、ハルヒの雄姿!
act.1 ファンタジー篇 act.2 ギャラクシー篇
act.3 ワールドトリップ篇 final act エスケープ篇
・あとがき
ファンタジーRPG:魔王を倒せ!
スペースオペラ:宇宙海賊を倒せ!
西部劇、ギャング・・・次々に場面は変わり、
スペクタクルな冒険が目まぐるしく起こりまくる。
困惑しまくりのキョンをよそに暴走しまくるハルヒ。
彼らを含めてスタンス変わらぬSOS団のメ