あらすじ
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし……と誰でも思うよな。俺も思ったよ。だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もうすでに超常になっていた――。第8回スニーカー大賞〈大賞〉受賞作、ビミョーに非日常系学園ストーリー!
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かつてはハルヒからオタクデビューしたと言うと「新参者が」という眼でみられた(ような気がした)時代がありました。
気が付けばアニメからも20年!!もう、いいよね…?
「萌え」文化はこの作品がメジャーにしたといって過言ではないはずです。
当時全オタクが一度はキョンになりたい、ハルヒに会いたいと思ったのではないでしょうか。
魅力的な登場キャラクターたち!
そのうえで学園ラブコメ要素とSF要素が混ざりあう絶妙なバランス!
間違いなく名作ですよーー。
ハルヒシリーズの世界に飛び込んでもらえれば、発売からこれだけ長い間多くの人たちに愛され続けている理由がわかっていただけるはずです。
この作品について語りだすとオタクの早口でも長くなりそう…。
同志は再読し当時を懐かしむもよし。
歳をとってから読むと当時と推しキャラが変わったりして面白いですよ。
まだ手に取っていない方は是非ご一読いただきたい。
そして一緒に新刊を待ちましょう…。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
確かこの作品に出会ったのは深夜アニメ。
もうかなり昔の話。
BS-TBSで深夜2時くらいから30分だったか。
そして今(2025年)文字媒体で読んでみたくなった。
やっぱりおもしろかった。
ご一読をお勧めします。
Posted by ブクログ
流行っていた当時、何回読んだか分からないくらいバイブルだった。
サンタクロースから始まる冒頭と、各メンバー登場時や正体を明かした時のやりとりは特に一言一句脳に染み込んでいる笑
久々に読んでみれば、ハルヒやキョンなどの当事者視点で当時は楽しんでいたが、谷口やクラスメイトら外野の視点から読むとこれも面白い。またあの涼宮ハルヒとその一味は何をしでかしたんだ?と。
また、近年初めて読んだ人達の低評価レビューも面白い。ハルヒは自分勝手で強引だし、セクハラ行為も凄いので(特に理不尽なコンピ研)、今の時代的にはOUTかもしれない。谷口も本編早々に、女生徒のランク付けをしているし。
本作の話は、SOS団メンバーの登場&設立、各メンバーの正体がキョンに明かされ、実際に目の当たりにする(長門の戦闘、大人みくる、古泉の活動、そしてハルヒの夢)まで。ポニーテール萌えで〆
Posted by ブクログ
個性的なキャラクターと読みやすい文章、手に取りやすくいつでもどこでもサッと読めて物語に入り込めました。これはアニメ化するよなー、人気出るよなー、と納得。SF学園恋愛物語。中学生の息子にも勧めます。
Posted by ブクログ
革新的なSF作品。しかし文体は長持ちしない描かれ方だと感じた。現役高校生の自分にとっては、一つ一つの描写が古くさく感じた。例えば、カーソルが砂時計になるのはXP以前のパソコンまでで、現代の若者には理解されないように思った。主人公も、自己認識がどこにでもいるような高校生であるのに対して、比喩などが教養深く思えた。これは、どちらかといったら現代人の教養が薄弱になってきていることの裏返しとも言えなくもないが、まぁそこは本題ではないので深く言わない。この作品がここまで高く評価されるのは、SFをSFでなく読ませるというか、SF嫌いにSFを流し込む用に努力して書かれた作品だからだと僕は解釈している。世界がどのようにして成り立っているか考えるというのは、数あるSFテーマのうち最も試されているものの一つであると思う。それを、上手いこと綺麗に学園モノに落とし込んだというか、結合されているのが凄いのだ。ヒロインと主人公との恋も、SF的表現も、学園モノとしての側面も、中途半端に入れ込んで、主人公のモノローグでまとめられている。その中途半端な入れ込み方が非常に上手でバランスが取れていて 、感動した。
Posted by ブクログ
幻想ではあるが輪郭もはっきりしていて、子供からすれば現実的なサンタの存在そのものを、子供からずっと否定していて、そのサンタより輪郭が無く、その場で意味を持たないハルヒが生んだ記号列への反応が、否定や違和感ではなく、ビジュアルに対しての4行だった。最後まで読むと、キョンは目の前に存在するのであれば、非現実的でも現実と捉える現実主義者であるのが分かり、記号列に対する違和感を一切挟まずに4行で書かれた”涼宮ハルヒは美人”の説得力が増す流れが美しすぎる。言葉が視認できるものであれば、どちらに反応していたのだろう?
ノーベル文学賞
SFとか恋愛とか青春とか萌えだとか、これまでにあった枠組みでは考えられないあたらしい世界。
誰もが心に抱く、非日常への憧れを、怒涛のテンポで実現していく世界観に圧倒。
こんな作品他にない。
さくさく読めた。
実は初めて読みました。アニメも見てません。
非常にサクサク読めた。難しい言葉を使っての上から目線でもなく、感情移入もしやく、わくわくもして、ミステリアスで、差し詰めライトノベルの幕の内弁当と言った感じです。
安っぽくないし。
流行した理由がよくわかった。
たぶん、シリーズは全部読むでしょう。
Posted by ブクログ
タイトル*凉宮ハルヒの憂鬱
作者*谷川 流
出版社*KADAKAWA
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし……と誰でも思うよな。俺も思ったよ。だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もうすでに超常になっていた__。第8回スニーカー大賞〈大賞〉受賞作、ビミョーに非日常系学園ストーリー!
Posted by ブクログ
1「涼宮ハルヒの憂鬱」
2「涼宮ハルヒの溜息」
3「涼宮ハルヒの退屈」
4「涼宮ハルヒの消失」
5「涼宮ハルヒの暴走」
6「涼宮ハルヒの動揺」
7「涼宮ハルヒの陰謀」
8「涼宮ハルヒの憤慨」
9「涼宮ハルヒの分裂」
10「涼宮ハルヒの驚愕 前・後」
11「涼宮ハルヒの直感」
12「涼宮ハルヒの劇場」
Posted by ブクログ
プロローグ。キョンのモノローグに共感しつかみはバッチリ。
そしてたった一人の文芸部員長門有希の登場でガツンとやられた。ショートカット、本の虫、無口・無表情・無感情・観感動。なんかピンポイントでツボを刺激してくる。おまけに実はこの銀河を統括する情報統合思念体によって作られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース。これはいいキャラです。
Posted by ブクログ
もうライトノベルの範疇じゃない名作SF小説。やや古典的な雰囲気だけど構成がしっかりしていてオールドファンにも受けそうな本格派。傍若無人に見える涼宮ハルヒの内面の葛藤はこれぞ青春。全体的にとても刺激的で鮮やかなのにどこか刹那的で寂しい。圧倒された。青春小説としても恋愛小説としても秀逸。
Posted by ブクログ
アニメを鑑賞してから原作を購読。SFとしての評価が高く実際そう思う。
今では児童書版も出て「古典」とされている。なお、児童書版ではアレが「いたずら」に変わっている。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ今更なのだが読んだことはなかったので読んでみた
常習的にアニメを見るようになったきっかけになった話なのでとても思い出深い。
こういう話、やっぱり面白い。
成瀬が令和版ハルヒだと感じたので、原点にして元祖を確認できて満足。
Posted by ブクログ
楽しい。風変わりな女子生徒と個性的なメンツが巻き起こすSF学園コメディーだが、あれやこれやと想像の斜め上を行くイベントが設定されている。当時、爆発的なブームを起こしたのも頷ける。
個性的なハルヒと、彼女を食わんばかりの脇役たちも存在感がある。それでいてストーリーにもたつきがなく、急ぎすぎず独特のテンポがあって面白い。
Posted by ブクログ
小学生くらいにアニメはちょくちょく見てたから、ある程度の設定は把握済み。
けど、細かい内容知らなかったから、作り込まれたストーリーに引き込まれた。キョン語りも皮肉があって面白い!(ちょっと森見登美彦さんの小説読んでる気分ww )
それにしても、キョンはなぜあんなにモテるのか⁈笑
Posted by ブクログ
スニーカー大賞の大賞受賞の本作。
数少ない大賞受賞作品の1作で、普通にアニメ版とかも超有名だよね。ということで読んでみました。
キャラ一人一人がいい。感想を読むと長門さんがかなりの人気があるのかな?というのは分かった。どうしてなのかはよく分からない。普通にいいキャラだけど、これから先でなにかさらなる事があるのだろうか。
豊富な語彙と展開の妙さと、キャラの良さ。これはいい作品だし多くの人に読まれるなぁって思いながら読んでました。
キョン、いいキャラだったなぁ
Posted by ブクログ
再読。
高校生になったオレは、「不可思議」を求める涼宮ハルヒと出会い、奇妙な部活動「SOS団」に巻き込まれる。
定番の、学園生活や友人との交流といった日常、ボーイミーツガールなどを淡々と描きつつ、きれいにSFをぶっ込んでくることに、初読当時は度肝を抜かれました。
あまりSFを読んでこなかったのですが、日常とSFがうまくブレントされた良作であり、インパクトある導入(ハルヒ登場シーン)など、ラノベSFの古典的?名作だと思っています。
(そんなにラノベを読んでるわけではありませんが)
紙の本で持っていますが、先日dmmでセールしていたので慌ててゲットしました。
Posted by ブクログ
この歳になってアニメにはまった上に読んだ原作。ほとんどアニメが原作通りに作られているのを知り、驚愕。さらに、すでに知っているストーリーなのに読むのが楽しくて仕方がないことにも驚き。ラノベってまったく眼中になかったけど、面白いんだね。おみそれしました。
Posted by ブクログ
読んだことない有名どころを読んでみようシリーーズ!
有名どころの「アニメ」ですけど。
アニメは、まったく見たことありませんでした。
有名セリフとオープニング曲で町中でゲリラで踊ってる集団のyoutubeだけは知ってた。
最近、一般人向けに普通のレーベルで萌え絵無しで刊行されていたので読んでみました。ちゃんとスニーカー文庫版でw
確かSF関連の賞のラノベ部門??に上がっていた気がするのですが、なるほどSFっちゃSFでした。しかしキャラは完全にラノベ!一般書ver.で読みだした人はびっくりするんだろうなぁ…
ハーレム設定と戦闘シーンの派手さはアニメ向けだと思うし、アニメで見た方がおもしろいかも。
Posted by ブクログ
10年ぶりくらいに読んだが、やはり面白い。
ライトノベルでページ数も多くないにも関わらず、非常に濃く、読後の満足感がしっかりあってとても良い。
爆発的に売れ社会現象にまでなったのも納得だ。
今読むとたとえ同性でもコンプライアンス的にどうなの?というところもあるが、発売されたのが20年近く前だということを鑑みると現代がそういう面で進んだということなんだろうなあ。
それから、傍若無人で強気に振り回すヒロインとやれやれ系主人公というパターンはここから始まった、もしくは強化された気がするが、ハルヒはイメージよりもかわいい。
ただわがままで暴力的というよりも、少しいじましいところがあるのが良い塩梅で、読者に嫌われるかどうかのギリギリのところをついてくるように感じる。
だがお前がみくるちゃんの代わり(キョンではなく)になれと言われたら、それは無理と言わざるを得ないが…
Posted by ブクログ
日本のオタク文化はここから始まったと言っても過言ではないくらい、爆発的な売れ方をした"ハルヒ"を再読。
メインヒロインの涼宮ハルヒは、常に「非日常」や「面白い」を自分からとことん探し求め、周囲からなにかと騒がれる存在。物語は、そんな彼女の行動に振り回されるキョン君の視点で描かれている。
ハルヒの行動ぶりはたしかに異常だが、何事にもとにかく積極的でアクティブな一挙手一投足に、眩しさと少しの憧れを感じずにはいられなかった。
Posted by ブクログ
涼宮ハルヒという1人の人間が、いついかなる時に、何をするか分からない緊張感と、キョンのまるで現実は夢であると悟っているかのような落ち着きぶりが常にあり止まらない。
アニメも好きだが、小説もすこ。
涼宮ハルヒの憂鬱
10年以上ぶりに読みました。
当時読んだときは中学生で、深夜アニメが大流行していて夢中になったのを覚えています。
大人になってからなんとなくライトノベルを読まなくなり、新作が出たこともあって電子書籍で全巻購入しました。面白く感じるか不安に思いながら読み始めましたが、気づいたら読み終わっていました。
男子高校生の一人称ということもあって、読んでいて少し恥ずかしさを感じるような表現もありますが、名作はいつの時代も名作だと思わせる、魅力的なキャラクターとストーリーです。
Posted by 読むコレ
再読。果たして何度目の再読でしょうか。。
中学生ごろに、タイラーやらオーフェンやらにハマり、しかしいつしか熱も冷め、すっかり忘れてしまっていた所を「やっぱラノベ楽しいわ」と思い出させてくれたのが、本作でした。
本シリーズの楽しいところは、何と言っても時間跳躍による伏線の回収なので、真骨頂はこの先というところなのですが、当然本作単体でも大変素晴らしい作品です。一見、何処にでもありそうなドタバタ学園ものを、一転して一気に未体験のSFにシフトしていく様は何度読んでも驚きで飽きさせません。
作者は只者ではないな、と感じずにはいられない一冊です。
Posted by ブクログ
西宮在住で最近少し話題になったので読んでみた。学園ラブコメドタバタものと思っていたらだいぶ思っていたのと違うSFモノであり、なんならハルヒが主人公ですらなかった。また想像していたキャラでもなかった。設定などはだいぶ裏切られたし、面白かったが最後のハルヒの新世界にキョンがいる理由や現実世界に戻る展開はちょっとキャラ心情に「?」であった。ハルヒがキョンを潜在的であれ好きになるきっかけがなくない?有識者の方に解説願いたい。まああと何作かは読んでみようと思った。
Posted by ブクログ
色々と話題になっているし新刊も出ているみたいなので読んでみた(笑)最近のライトノベルは昔読んでいたものとは違いますね~(笑)とりあえず読みやすいのはいいですね(笑)内容も悪くは無いかな(笑)とりあえず続きも読んでみようかな(笑)
Posted by ブクログ
バリューブックスの『積読チャンネル』で激推しされていたので、始めて読んでみました。
感想は一言で言うと「遅きに失した」…感あります。
中高生くらいの時に読んでおくべき小説…かなぁ。
ラノベ感があまり気にならない人には良いかも。
Posted by ブクログ
■評価
★★★☆☆
■感想
◯ラノベを読んだことがなかったし、ハルヒのアニメの冒頭10分で離脱してしまったことを考えれば、小説は読みやすかった。
◯キョンとハルヒの対比の事前解説があったからこそ、楽しめる部分は多かった。
Posted by ブクログ
超絶有名作品!初めて読んだ!
ハルヒは学生の頃から有名でアニメ化もされておりアニメ好きとしては名前は知ったけど見たことがなくお恥ずかしい限りであった。
しかし何かの縁か読んでみよう!と思いたったので読み始めた。
そしたら非常に面白い。何が面白いとか上手に言語化できないのが悲しい所なのだがワクワクと共にページがスラスラと進んでいく。
SOS団!何なのか判明!
Posted by ブクログ
今更ながら読み終えました
京アニとのメディアミックスされ大ヒットを記録した平成代表ラノベです
アニメーションを先に見たので、映像が思い浮かべやすかったです
そのため、読みつっかえることなく最後まで読ました
小泉も長門も朝比奈も、本当に超能力者で宇宙人で未来人だったことを確認できました
アニメだと話がよくわからかったので、改めて整理できてよかったです
EDアニメで踊ってた美少女ぐらいしか印象がなったので、原作を読むと短いページでキャラ立っているなと思いました
朝比奈へのセクハラは令和だと引っかかりそうなほどで、平成ののびのびした空気と勢いが懐かしくて良かったです
読みながら、「これがあの…」と噂を確かめるように読めました
平成だと斬新でおもしろいんだろうなと感じました
今だと普通な作品というか、取り立てて崇めるようなモノかと言われれば、少し疑問でした
普通におもしろかったです
Posted by ブクログ
アニメ化されていて有名だったのでシリーズ全巻読破したけど、最後の方はほとんど義務的で読み始めたから読もうって感じだった。アニメだと面白いのかな・・・
Posted by ブクログ
なんとなく数年ごとに手にとって読み返したくなるシリーズですよね。
物語の結末はもちろんわかっているけれど、キョンの語り口が楽しくて、あらためて楽しく読めました!