あらすじ
年末から気にしていた懸案イベントも無事こなし、残りわずかな高一生活をのんびりと楽しめるかと思いきや、ハルヒがやけにおとなしいのが気に入らない。こんなときには必ず何かが起こる予感のそのままに、俺の前に現れたのは8日後の未来から来たという朝比奈さんだった。しかも、事情を全く知らない彼女をこの時間に送り出したのは、なんと俺だというのだ。未来の俺よ、いったい何を企んでいるんだ!? 大人気シリーズ怒涛の第7弾!
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大事なストーリー
冬定番のイベントも盛り込みつつ、未来の出来事につながる忙しい話でした。鶴谷さんの不可思議がご都合主義でないと思えるのも、見事なこれまでの伏線があってのことでしょう。
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はちゃめちゃだが面白い!恋?シリアス?ギャグ?どれもこれもしっかりとあてはまらないけどはずれでもない不思議な感じ。読むと、やれやれとニコニコが同時にくる感覚になります笑。
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タイトル*凉宮ハルヒの陰謀
作者*谷川 流
出版社*KADAKAWA
年末から気にしていた懸案イベントも無事こなし、残りわずかな高一生活をのんびりと楽しめるかと思いきや、ハルヒがやけにおとなしいのが気に入らない。こんなときには必ず何かが起こる予感のそのままに、俺の前に現れたのは8日後の未来から来たという朝比奈さんだった。しかも、事情を全く知らない彼女をこの時間に送り出したのは、なんと俺だというのだ。未来の俺よ、いったい何を企んでいるんだ!?大人気シリーズ怒涛の第7弾!
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今までの中でも1番長い話となっている。SF要素が多め。色々と複雑だからちょっと読んでてややこしいけどちゃんと理解すると面白い。何度か読み返したほうがいいかもしれない。
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面白かったけど、長々とやったわりに割としょーもない内容とオチだった。次の展開のための伏線を張り続けてる状態なのかな?今。
長門とみくるがキョンを巡ってお互いを意識しあっていてハーレムラノベっぽい空気が出てきたのが気になる。あくまでハルヒが唯一かつ本命のヒロインであってほしい。
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長編回。アニメ化されていない暴走、動揺ときて3冊目。1番面白かったように思う。これこそハルヒシリーズという感じがする。ある程度伏線が回収されたり設定がいろいろ見えてきた感じ。推理小説回よりも個人的にはこっち。どんなに奇跡的な確率で起こったことでも後から見れば当然起こるはずの規定事項。一つの出来事をどの視点から見るかで温度差がだいぶ違うということがフィクションながら面白いと思った。
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シリーズ7作目。長編。タイムトラベル。
なぜタイムトラベルをしたのか、が最大のテーマのホワイダニットものとして、なかなかの出来なのでは?
SF、ミステリ、サスペンス要素が適度に詰まった良作だと思う。
シリーズとしては、伏線回収と、『涼宮ハルヒの消失』からの長門さんの変化が見られるのも良い。
☆3.5。
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『涼宮ハルヒの陰謀』(2005)
ハルヒシリーズとしては7作目にあたり、メインは朝比奈みくると鶴屋さん。いつもは、長門と古泉との会話や行動が多い分、今回は彼らはあまり出しゃばらない。
指示されたことを意図不明のままにこなしていくため、常に謎を抱えたままの状態で、全てが分かるのは後半の最後の方。しかし、私はそのような謎要素よりも、みくると長門の関係が印象的だった。キョンは困った時はいつも長門頼みだが、彼女に何か特別な気遣いを見せることは「消失」の時ぐらい。そのことを示すようなみくるの台詞が今回は見受けられる。感情のないようである長門の微妙な感情を、自分なりに理解しようとしているみくると、理解できていると思い込むキョン。しかし、キョンはハルヒの陰謀に隠された、彼女の乙女心もおそらく理解できてないほどなので、きっとみくるの方が長門の微妙な心理も読み取れているのではないだろうか。
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谷川流の"涼宮ハルヒ"シリーズの第7巻です。"消失"以来の長編です。今回は朝比奈みくるのお当番回です。プロローグとして本編に入る前に"消失"の後日談が含まれています。久しぶの長編は嬉しかったのですが、この巻単体だと物足りない感じです。今までの状況の再確認と新キャラや古泉の所属する"機関"、そして"鶴屋さん"に関する伏線を散りばめることが目的にも感じられました。キョンも朝比奈さん(小)も状況が分かっていない状態で右往左往しているのでしょうがない部分もありますが。この伏線の種が開花するのが楽しみです。
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ハルヒ7巻目。久々の長編です。
「消失」をパワーアップさせたというかな
「消失」の解決編?という感じのお話しでした。
「消失」では長門さんがヒロインでしたが、今回は朝比奈さん。
前回ダメだ~といっていた彼女が面目躍如。
体を張って暴れてくれました。
今まで、体を張るのも守るのも長門さんが多かっただけに
新鮮で良かったですね。
しかし今回はタイトルでもあるハルヒの出番が少ないというか
彼女が完全に脇役で、そこが「消失」に比べてイマイチだったなぁ。
もうすぐ佐々木さん登場の「分裂」。楽しみだー!
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未来から来たみくると一緒に意図が不明の指令を遂行していくのは主人公に感情移入が出来ていつネタばらしが来るのか、ドキドキしながら読めた。
新たな勢力の登場、謎のアイテムの発掘など次回以降への伏線もはってあり、先が楽しみである。
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シリーズ第7弾。タイムリープするお話が好きなので楽しめました。未来のキョンがみくるにタイムリープをさせた理由が最後になるにつれわかってきて、そして次はそのとおりに自分がみくるをまた送り出す、という・・・。こういうサイクル、好きです。時間遡行、難しくて面白い。
謎の未来人や反組織の人たちが出てきて面白い展開に。誘拐シーンもスリルあってどきどきしました。謎が謎のまま残されているので、またも今後の展開が楽しみです。
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段々とハルヒの核心をつく内容になってきたなぁと感じる。
謎の未来人や正体不明の女、事象の改変などそれぞれの人物、関係が動きはじめた。
はじめの方のコミカルさとは一変、段々と重みのある内容になってきている。
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今回は寒さ厳しい2月、タイムリープがメインのお話。キョンと朝比奈さんのドタバタを中心に描かれる。細かなタイムリープの理屈はわからないのですっ飛ばしても、日常と非日常のバランスは相変わらず良く、オチはキレイに決まる。
ただ、主人公キョンの独白が長く、物語がやや冗長になってしまった。
少し長く感じる
久々の長編ですが、ちと中だるみを感じます。 今回はみくるちゃんとキョンの二人を中心に物語が進展していきますが、SOS団の団結が深まっていきます。
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再読。結構話が動く回。新たな展開があり、SOS団の結束も確かなものになるし、ハルヒの様子がおかしかった理由も良かった。ただ前半は話に動きがない割に尺が長すぎるかも。
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もうすぐ1年も終わり、な3学期。
掃除入れから出てきたのは、8日前から来た先輩。
そうしてつじつま合わせに、東奔西走。
間を縫いまくって、しかもばれないように偽装工作。
ばれそうなのに、何故だかばれそうではない??
という理由が、後々分かりますが
そういう事ですか…と。
しかし今回、未来人の友人ものすごく縁の下!
これほどまでに、突っ込まないでくれるのは
有難いような、びくびくもののような?
途中で出てきた、うっかり殴り倒したくなる男は
これからも出てきてしまうのでしょうか?
彼女以上にいらっとする存在はないだろう、と思ったら
案外ひょっこり出てきてびっくりです。
もしかして、いらっと度が低くなってきたから?
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ハルヒシリーズ何作目だっけ?
若干飽き気味・・・過去の複線回収やこれからの複線を作ったり色々あるけど、複線とかあんまり覚えてなかったし
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久々でシリーズ中一番分厚い長編。ちなみに前巻短編ラスト「朝比奈ミクルの憂鬱」の続きにあたる話。この先のストーリーと、朝比奈みくるが生まれた未来に関する伏線が盛りだくさん。みくるがメインな話ではあるけど、長門はホント感情豊かになったよなとか想ってみたり。ハルヒはハルヒで日常を謳歌しているようだし。それにしても鶴屋さんは何者で一体どこまで知ってるんだろうか。彼女が主役の番外編とかでないものかね
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面白かったです。
キョンが朝比奈ミクルからの謎の指示に意図もわからず従う話。
ただ、読み終わってみると伏線回収と今後の伏線を張るだけの話だった気もするな~、と思わなくもないです。
時間移動ものらしいお約束的なノリが楽しめて、面白かったですけどね。
そのお使いゲームの理由が作中で類推可能な内容ならなお良かったかと思うのですが、この部分も今後の話に絡んでくるといいなと思っています。
続刊出るかわからないですけど。
ハルヒ少なめ、古泉と珍しく長門も解説役が多く、みくるの露出が多い話です。
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久しぶりの長編ストーリー。
バレンタインに関する「陰謀」であることを早い段階で
気づいてしまい、
あとは答え合わせを待つだけなのに、
長々と続く話を読むのに飽き飽きしていた時に
不審な未来人の新キャラや、敵の出現があって楽しめた。
今後は更に対立組織との抗争が激しくなっていくんだろうか。
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8日後の未来から来た朝比奈さんとキョンが未来からの指令をこなしていく姿を描くシリーズ7作目。
シリーズの初期と比べてキョンをはじめSOS団それぞれが変わってきていることが分かります。元々はハルヒを中心に置いた個人の集まりだったわけですが、そこに絆が生まれつつありハルヒを含めた個人個人が成長していく姿はシリーズを通して読んできていることもあって頼もしくもあり、うれしく感じました。
ストーリーの方は新キャラの登場や各組織の立ち位置が微妙に明らかになったり、さらなる不穏な存在も匂わされていたりとシリーズの今後を考える上で重要そうな伏線が張り巡らされている印象を受けました。
キョンと朝比奈さんが未来と整合性を取ろうとして走りまわる姿や作中で語られる時間の概念の話はSFとしても面白く読むことができました。オチも可愛くて好印
象!
ただ読み終えた後に冗長に感じてしまった部分もあります。もうちょっとコンパクトにまとめてあるとさらによかったかな、という印象です。
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ちょっと長過ぎ、複雑過ぎ。これでタイトルがハルヒの陰謀じゃ、ハルヒもいい迷惑(笑)キョンとみくるの時間移動がメインです。でも、このパターン多いな・・小松左京やハインライン等が苦労したパラドックスをばれなきゃいいで乗りきっている。ただ、この方式だと幾らでも広げられるのが心配だなぁ~
鶴屋さんが謎を帯び、新キャラも登場で、このシリーズはまだまだ続きそうだし^^;
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残りわずかな高一生活をのんびりと過ごすはずだった俺の前に現れたのは、8日後の未来から来た朝比奈さん!?しかも、この時間へ行くように指示したのは俺だというのだ。8日後の俺よ、いったい何を企んでるんだ!?
いつもハルヒハルヒなキョンですが、今回は久しぶりのキョン主演のハルヒシリーズでしょうか?いきなり謎の思念体に殺されかけたり、謎の空間に飛ばされて謎の巨人と相対したり、過去に戻ったりなどなど色々今まで大変だったキョン・・・。そんなキョンに、ご褒美とばかりの主演作品。そして、ヒロインには朝比奈みくる。泣いてしまうだろう、キョンw
何故ヒロインみくるちゃんか?と言いますと、今回彼女は非常に重要な役割を担うから。キョンはみくるちゃんにべたぼれ状態ですから、さぞうれしいことでしょう、なにせ、ミッションを2人きりで行い、邪魔な古泉もうるさいハルヒもいないんですからねw
そんなこんなのキョン大忙しだけど、みくるちゃんとの嬉しい大捜査。「何故キョンがみくるちゃんを過去の自分に送ってきたのか」という所を探り探り読むと面白いと思います。
また、この作品のテーマの時期もなんか過去の作品と絡んでいるので、その点もチェックしながら読むといいかもしれません。
後は、キョンが皮肉屋であったのが、いつの間にかSOS団への愛着もわいている熱めな男に代わっている点も見逃せません。
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シリーズ第7弾。『消失』以来の長編で、ストーリーも『消失』で決着をつけないままになっていた問題を片付けるところからスタートします。
大枠としては、キョンと朝比奈さんが、未来からの指示に右往左往する話になっています。今回はハルヒがかなり控えめで、ありがちなツンデレ少女のような役回りに終始しています。キョンに対する朝比奈さんと長門のアピールもかなり積極的になってきて、キョンがありがちな鈍感男子高校生に近づいてきているのも、少し残念な気がするのですが。
次回以降への伏線もかなり張られているようですが、本巻の中でひとまずの決着は与えられているので、もやもやした感じが残るということもなくすっきりした読後感が得られるのは好印象でした。その一方、『消失』のようにクライマックスをきっちり張っていないせいなのでしょうか、400ページ超という分量が長すぎるようにも感じます。
Posted by ブクログ
自分的には今回のハルヒは内容が長い割にいまいちでした。
これからの物語の準備と言うかなんというか・・・頭に入り込まない感じでした。
続きに期待しようと思います。
Posted by ブクログ
少しずつ明らかになっていくやり方と、それぞれの人物の心情変化の描き方が絶妙。
特に、感情のないが如しアンドロイドに感情を持たせていく過程が、ちゃんともともとのキャラを生かしながら、早急にならずに展開されていくのが面白い。
ハルヒの変化もなかなか思春期少女っぽくていい。
新キャラの展開はなんか普通だったけど、これだけ今までにたくさんの物語が紡がれているのだから、今さら目新しいことをするのは難しいんだなぁと感じた。
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年末から気にしていた懸案イベントも無事こなし、残りわずかな高一生活をのんびりと楽しめるかと思いきや、ハルヒがやけにおとなしいのが気に入らない。こんなときには必ず何かが起こる予感のそのままに、俺の前に現れたのは8日後の未来から来たという朝比奈さんだった。しかも、事情を全く知らない彼女をこの時間に送り出したのは、なんと俺だというのだ。未来の俺よ、いったい何を企んでいるんだ!?大人気シリーズ怒涛の第7弾。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
順不同で読んでしまったことがくやまれる巻…
これで驚愕で出てきたキャラとか、亀とか、なんかその他色々すっきりした。
しかし時間軸が変わるとわかりにくくなる……アニメで見たい笑
鶴屋さんが大活躍だったね!お金持ち!
あと話に関係ないが、こないだテレビではじめてのいぢさん見たんだけど、綺麗なひとだねー!びっくり!
Posted by ブクログ
長編である。いろいろなことが起きる。
まずは過去に戻って「消失」で変革された世界を元に戻す。
節分の日にSOS団で豆を撒いて太巻きを食べる。
数日後に朝比奈さんが未来からやってくる。
何も知らない未来の朝比奈さんを長門の家にかくまってもらうことにする。
三人でレトルトのカレーを食べる。
未来の朝比奈さんと指令に従って缶のいたずらをする。
未来の朝比奈さんを双子の妹のみちるだと偽って鶴屋さんに預ける。
キョン、古泉に待ち伏せされる。
未来からの指令で山の石を動かす。
SOS団が鶴屋家の地図をもとに宝探し。
ご無沙汰だったSOS団による市内パトロール。
途中で未来の朝比奈さんと合流し、記憶媒体を探す。
なんか未来から来たっぽい男に先回りされる。
次の日もまた不思議探しパトロール。
未来からの朝比奈さんと合流して亀を投げる。
未来からの朝比奈さんがさらわれる。
古泉の組織が朝比奈さんを奪還してくれる。
朝比奈さんを未来に返す。
山中宝探し第二弾。
朝比奈さん(大)にあって説明を求める。
SOS団主催のイベント最中に朝比奈さんを急いで過去に送り出す。
とまあ、てんこもりである。
『陰謀』では宝探しのくだりがなんか好きだな。特に二回目は、ハルヒの演出がにくいと思ったよ。