谷川流のレビュー一覧

  • 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 9巻

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    ヤーこんなに早く新刊がでて。
    コナン的犯人涼宮がおもしろかった。
    泰水ちゃんかわいくて、かわいい。
    色々あった10巻でしたねー。

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    2014年03月02日
  • 涼宮ハルヒの分裂

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    新展開と言うより、伏線を十分張っての本格進展かな?前からのキャラと新キャラ対立、さてさてどうなりますか・・それにしてもハルヒの存在感が一番薄い(笑)実は、キョンは異世界人だったなんてオチだけはやめて欲しい。それにしても主人公(副?)だからってもて過ぎ。田中芳樹の「薬師寺涼子シリーズ」との比較を考えてみたが、キャラの豊富さではこっちが上だな。

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    2014年02月23日
  • 涼宮ハルヒの驚愕(後)

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    経る過程は変われども、至る結論は変わらない。ここ昨今の本作シリーズを見ていると感じるところです。それはネガティブな意味では無く、読者はその過程を楽しめば良いと思うのです。その点で、本作はある意味、「男はつらいよ」とかの領域に入り始めているのかもしれません。

    ま、至る結論が変わらない、という結論の出し方も早計で、実際、成長物語——それは、主人公たち自身の成長と、この作品で描かれる「グループ」なり「絆」なりの成長と両方——としても、しっかり変わってきているのは感じます。

    でもやはり、物語の過程を楽しむところが大きい気もします。

    そして今作。三冊を費やしたその過程は、タイトル通り「分裂」した二

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    2014年02月12日
  • 涼宮ハルヒの動揺

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    短編集。
    文化祭のお話。映画製作のもう一つのお話。キョンの友達が長門に一目惚れするお話。古泉主催ミステリーツアー第二弾のお話。みくるちゃんが自分の存在意義について考え落ち込んでいる話。

    最初の話はアニメでも有名ですよね。このお話はアニメになって本当に良かった作品だと思います。平野綾さんの歌唱力あってこそですが。
    みくるちゃんのお話は、今までのみくるちゃんらしからぬ感じが好きです。大人版みくるちゃんみたいになるのは一体いつになるのかな。

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    2014年01月31日
  • 涼宮ハルヒの憂鬱

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    再読。果たして何度目の再読でしょうか。。
    中学生ごろに、タイラーやらオーフェンやらにハマり、しかしいつしか熱も冷め、すっかり忘れてしまっていた所を「やっぱラノベ楽しいわ」と思い出させてくれたのが、本作でした。
    本シリーズの楽しいところは、何と言っても時間跳躍による伏線の回収なので、真骨頂はこの先というところなのですが、当然本作単体でも大変素晴らしい作品です。一見、何処にでもありそうなドタバタ学園ものを、一転して一気に未体験のSFにシフトしていく様は何度読んでも驚きで飽きさせません。
    作者は只者ではないな、と感じずにはいられない一冊です。

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    2014年01月05日
  • 涼宮ハルヒの溜息

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    とてもテンポよく読めました。
    時々たとえ話が分かりにくかったりもしますが。。
    キャラクターが魅力的。
    後半の、世界が変わりそうになって深刻になるあたりの流れが前半よりも緊迫していて好きです。
    長門さんが不思議すぎて魅力的。
    彼女の言動にはつい注目してしまいます。

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    2013年12月24日
  • 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 6巻

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    朝倉涼子が今の形態に再構成されるとき一緒に思考回路も取りこぼしたとか設定あったっけ……?と思う文化祭。なんらかの形で羞恥プレーになるケースが多い気がしたが、おおいに結構なことなので特に問題はない。

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    2013年10月26日
  • 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 7巻

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    想像以上に自由。人にあらすじを説明することが困難なタイプの自由さだこれ。ツッコミ役のキョンが無気力だしツッコミ自体も無力化されるという作品世界ゆえのアドバンテージでもあるのだろう。

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    2013年10月20日
  • 涼宮ハルヒの分裂

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     無事進級を果たしたSOS団の前にキョンの中学時代の同級生である佐々木、そして謎の集団が現れるシリーズ9作目。

     今作は新キャラ目白押しでシリーズ自体に大きな動きのありそうな巻となっています。そして注目するべきは一つの電話からいきなり話が二つのパターンに分岐するところ。恋愛ゲームでは主人公の選択次第でさまざまな展開が待っていますが、それに近い感じです。

     αパターンではキョンに謎の電話がかかってくるところから始まり、SOS団に10人以上の新入生の入団希望者が現れる展開となっています。そしてハルヒは新入生たちに対し、入団試験を課します。

     αは謎の電話という不穏なものがあるものの、ハルヒが

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    2013年09月05日
  • 涼宮ハルヒの憤慨

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     中編二編を収録した涼宮ハルヒシリーズ8作目。

     『編集長★一直線!』は文芸部の教室に間借りする形で存在するSOS団が生徒会からの要求にこたえ機関紙を作ることになる話。

     なんといってもツボにはまったのが初登場する生徒会会長! またハルヒたちとは違う意味でぶっ飛んでいてめちゃくちゃ笑えました(笑)ぜひとも今後とも登場して裏の顔を見せつけまくってほしいなあ、と思います。

     この中では朝比奈さん、長門、そしてキョンの書いてきた話が作中で紹介されるのですが、どれもそれぞれの味が出ていてよかったです。出来ればハルヒも何か一編書いてきてほしかったかな。それにしてもこの中で鶴屋さんの小説が絶賛されて

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    2013年08月24日
  • 涼宮ハルヒの驚愕(後)

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    何はともあれ、読めて良かった。この作品は読まなきゃなーと小さな義務感がありながらも読んでいなかったから。前半は物足りなく感じたけど、後半は「驚愕」とは言わないまでも、「驚」は多数あって面白かった。でも、「分裂」を読んでから読み始めれば良かったとちょっと後悔した。

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    2013年08月12日
  • 涼宮ハルヒの驚愕(後)

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    ネタバレ

    シリーズ第11巻。

    世界αでは、新入部員のヤスミを加えてSOS団が新たな活動を開始する。そんなある日、キョンはヤスミからの手紙を受け取る。内容は、放課後に文芸部の部室に来てほしいとのこと。

    一方世界βでは、キョンと佐々木が藤原との最後の話し合いに挑む。舞台に選ばれたのは北高の文芸部の部室。そしてそこでキョンは、もう一人の自分に出会うことになる。

    こうして、二つの並行世界が重なり合い、一つの世界に統合されることになる。そして彼らの前に朝比奈さん(大)が姿を現わす。戸惑う藤原は、朝比奈さん(大)に「姉さん」と呼びかけ、彼女のいない未来を変えたいと主張する。だが、彼の願いは聞き届けられない。自

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    2013年10月13日
  • 涼宮ハルヒの驚愕(前)

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    ネタバレ

    シリーズ第10巻。「分裂」の続編。

    世界αでは、ハルヒによるSOS団の新入部員入団試験がおこなわれる。試験を勝ち抜いて晴れて入団がきまったのは、渡橋泰水(わたはし・やすみ)と名乗る女子生徒だった。

    一方世界βでは、長門の病欠が続いていた。彼女の回復を願うキョンの前に、九曜と、さらに動けなくなった長門のバックアップ要員である朝倉涼子が再登場し、彼の目の前で統合情報思念体と天蓋領域という2つの概念生命体の接触がおこなわれる。

    その後、ふたたび佐々木たちとの会合が開かれる。長門への攻撃を中止せよと迫るキョンに対して、ハルヒの力を佐々木に移すことに同意すれば攻撃をやめさせると藤原は言う。

    内部

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    2013年10月13日
  • 涼宮ハルヒの分裂

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    ネタバレ

    シリーズ第9巻。「α」と「β」の2つの並行世界が同時進行するスタイルの物語。

    新しい学年が始まり、ハルヒは新入部員の獲得に乗り出す。一方キョンは、中学時代の親友・佐々木から、思いもかけないことを聞かされる。朝比奈さん誘拐事件の犯人・橘京子と、「藤原」と名乗る未来人の男、そして情報統合思念体とは別の概念生命体である「天蓋領域」の人型端末・周防九曜の3人が、佐々木に接触していたのだった。

    世界αでは、SOS団の新入部員選抜試験がおこなわれる。一方世界βでは、キョンは佐々木と彼女のもとに結集した未来人、宇宙人、超能力者と会談を持つことに。彼らのねらいは、ハルヒの力を佐々木に移すこと。現在涼宮ハル

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    2013年10月13日
  • 学校を出よう!(2) I-My-Me

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    谷川流のもう一つの代表作というべき「学校を出よう!」シリーズ第2作。

    1作目が1作目だけにどうやって続編にするんだろうと思ったら、まったく違う舞台でまったく違う話がかろやかに展開する。

    ロジカルなプロットが素晴らしいタイムトラベルSFであり、切ない恋物語でもある。

    今回は完全に筒井康隆『時をかける少女』へのオマージュと言っていいかなと、まあ、駆けるのは男なんだけどさ。

    後、『機動戦艦ナデシコ』のアキトとアイちゃんのエピソードも思い出したり。

    ちなみに宮野&麻衣子もちょっとだけ出演。やっぱりこの二人のコンビも良いやね、うん。

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    2013年07月09日
  • 学校を出よう!(3) The Laughing Bootleg

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    ネタバレ

    個人的な意見だが、ハルヒより学校を出よう!シリーズのほうが個人的には好きだ。ちょっとまだるっこしい比喩とかぐるぐるした言い回しとかあるものの、哲学的なスパイスが効いていて愉しく読むことができる。
    ドッペルゲンガー的なあれが思念によって沢山現れてしまう世界。それは、人間とほとんどそっくり、というより見分けのつかない存在であるけれども、願望のままに生み出された思念体として特徴を有している。その中で、ねぇ、理想の人間とリアルの人間が存在していたら、どちらを友人や恋人して選ぶ?と問いかけてきているかのようだ。
    つまり、自己のアイデンティティーならぬ、他者のアイデンティティーに対する自己の社会への適応性

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    2013年07月07日
  • 涼宮ハルヒの動揺

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    短編5編収録のシリーズ6作目。

    今回はハルヒは大人し目な印象で、朝比奈さんや、長門などほかの女性キャラのサイドストーリーを掘り下げた印象の強い話が多かったです。

    印象的なのは『ヒトメボレLOVER』
    キョンの中学時代の友人からの突然の電話から始まる話。
    この友人の常軌を逸脱した、求愛っぷりとそれに対応するキョンのモノローグがツボだったのですが、それ以上に印象的なのは長門の最後の一言。
    そりゃ長門が人気が出るわけだ(笑)

    『朝比奈みくるの憂鬱』はキョンと朝比奈さんのある一日を描いた話。
    朝比奈さんとキョンの微妙な関係、キョンのもどかしさ、そしていつもふわふわした感じの朝比奈さんの本当の心情

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    2013年02月18日
  • 涼宮ハルヒの暴走

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    再読。消失から合わせて長門推しが続いてる感じ。『エンドレスエイト』の異常から日常への回帰手段がとても好き。

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    2013年02月12日
  • 涼宮ハルヒの憤慨

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    ネタバレ

    シリーズの箸休め的な、平和な日常の物語。中編2本で、ひとつは文芸部っぽい活動をするお話で、もう一つはクラスメイト(と、その飼い犬)のためにSOS団が一肌脱ぐというお話。生徒会長や、クラスメイトなど新キャラが出てきたけどいい味だしてるし、会長に至ってはかなり魅力的なキャラ。これまであんまり上級生絡みの話がなかったので、新鮮でよかった。

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    2013年01月04日
  • 涼宮ハルヒの憤慨

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    SOSメンバーが機関紙を作る「編集長★一直線!」と「ワンダリング・シャドウ」の2作品。憤慨が8巻目らしいので、4巻ほど抜かして読んだが比較的内容はおとなしい。編集長は物足りなかったけど、ワンダリングは古典的題材をサラリと使って面白かった。それにしてもみくるちゃんの影が薄くなり、長門が存在感出してるなぁ、セリフも行動も少ないのに(笑)

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    2013年01月04日