感情タグBEST3
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シリーズの5作目。
登場人物が個性的で把握しやすい。
「雪山症候群」の「オイラーの多面体定理」が登場するあたりが面白かった。
例えをふんだんに使用した一文の長い文体も、読んでいるうちに慣れて、気にならなくなる。
むしろ楽しく感じてくる。
「不可思議な状況にまきこまれる」という物語の筋も好きだが、それ以上に、言葉遣いや「例え」が好き。
「ビザンチン帝国ユスチニアヌス帝位時代の名将ベリサリウスにも匹敵するのではないかと瞠目する獅子奮迅さ加減」
――ちょっと何言ってるかわからないものもあった。
1作目から4作目も読んでみたくなった。
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はちゃめちゃだが面白い!恋?シリアス?ギャグ?どれもこれもしっかりとあてはまらないけどはずれでもない不思議な感じ。読むと、やれやれとニコニコが同時にくる感覚になります笑。
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涼宮ハルヒシリーズの短編・中編合わせて3編収録されています。
『エンドレスエイト』はアニメやアンソロジーですでに知っていましたが、改めて読むとやはり面白い。時間もののSFにはあまり詳しくないのですが、この作品も含め『ハルヒシリーズ』の時間ループの話はかなり完成度が高いと思います。
『射手座の日』はコンピュータ研究部とSOS団がゲームで対決する話。
この話の読みどころはやはり長門に尽きるかな、という感じです(笑)
感情が出てきたアンドロイドってありがちな設定ですが、こうして読んでみるとやっぱり惹かれます。
『雪山症候群』はSOS団が吹雪の中謎の小屋に閉じ込められてしまう話。
SOS団の絆が生まれてきたことが感じられる場面がいろいろあって好きな話でした。それだけでなく今後の話にもつながってきそうな不穏な空気も感じられそういう緊迫感も良かったです。
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タイトル*凉宮ハルヒの暴走
作者*谷川 流
出版社*KADAKAWA
夏休みに山ほど遊ぶイベントを設定しようとも、宿敵コンピ研が持ちかけてきた無理無茶無謀な対決に挑もうとも、ハルヒはそれが自分の暴走ゆえとはこれっぽっちも思っていないことは明白だが、いくらなんでもSOS団全員が雪山で遭難している状況を暴走と言わないずしてなんと言おう。こんなときに頼りになる長門が熱で倒れちまって、SOS団発足以来、最大の危機なんじゃないか、これ!?非日常系学園ストーリー、絶好調の第5巻!
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短編2本と中編1本です。
今回は非常に面白いです。書き下ろしの中編が特に。
鶴屋さんが結構おいしいキャラになってきました。
今までのストーリーを踏まえた話なので、覚えてないときついです。
面白かったですよ。
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またまた短編集。
インターネット対戦ゲームで遊んだり、雪山で遭難したり、むちゃくちゃな本作でしたが、印象に残ったのはエンドレスエイトでした。
夏休み。長いようでやっぱり短いですよね。
ぜひ現実世界にもエンドレスエイトを起こして欲しいものでs((ry
ただ、同じ日々をひたすら続けるよりは
変わり続けた方が良いのでしょうか。
楽に生き続けるか、少し苦しみながら楽も味わうか。
つまりそういうことですよね。
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今作からアニメにはない話が登場。
鶴屋さんはいままで登場機会があまりなかったから不思議な感じで好きだったけど、雪山の話で登場したら、ますます不思議キャラ全開だった。
加えて、何か煮え切らないうちに終わってしまったので何かしらのフラグだとしか思えなかった。
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序章・夏/エンドレスエイト/序章・秋/射手座の日/序章・冬/雪山症候群 収録。
あのちょっとした話題にもなったエンドレスエイトが収録されている。個人的に雪山症候群がとても面白かった
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涼宮ハルヒ率いるSOS団が、夏・秋・冬に遭遇した事件?を描く中短編集。
夏と冬の話は、このシリーズで描かれる「ハルヒ達のバカ騒ぎ日常ハイスクール生活」と「実はその隣にある結構ガッツリなSF」の配分が絶妙。特に夏は短編でキッチリ収まってるのがよかったです。
少しずつ進む団メンバーの変化も楽しみですが、ハルヒは今回、ほとんど暴走してなかったような…。
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ハルヒが無理やり結成したSOS団の団員それぞれがSOS団を仲間として認識してきているのがわかる巻。長門に手を出す者に対して戦う意思をそれぞれ見せているが、ハルヒや世界ではなくSOS団を守ろうと最初に行動しているのは長門かもしれない。
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BSでアニメ版を観て「エンドレスエイト」をもう一度読みたかったため再読。以前読んだときはアニメ版を見る前だったのでするっと流れて行ってしまったけれど、アニメ版を見てからだと、ループの中の一回だという感じがより実感でき、決着の場面の安堵感が大きかった。最後の最後はきれいに落ちがついている。うまい! 「狂人の論理:狂った世界では正気の人間のほうがおかしく見える」は『このすば』でいうとめぐみんとゆんゆんの関係みたいなことかも。
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「雪山症候群」が絶妙。
ミステリ&SFが掛け合っての展開が面白かった。
「射手座の日」の長門の実は・・・な一面、
「エンドレスエイト」のなるほどコレか!な
クライマックスといい、
どれも楽しい短編集。
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小説 ライトノベル 谷川流 読書 角川スニーカー文庫 涼宮ハルヒ 短編
夏休み~冬休みにかけての各季節ごと短篇集
どの話も長門が退屈し、楽しみ、闘った話
[夏:エンドレスエイト]
アニメでは多くの人を悲嘆に暮れさせた内容だったようなので期待してたのですが、繰り返し話しなのですね。
数万回も同じ日常を繰り返したりしたらエラーが蓄積したりもしますわな
[秋:射手座の日]
PC研との勝負。
動作中のプログラム自体を改竄する方法なんて想像もつかないな・・・
[冬:雪山症候群]
孤島症候群(推理ゲーム)の雪山バージョンの前日譚。長門があそこまでやられてる場面ってのも珍しい。
さすがにこの自体を夢オチで片付けるのは無理が在る気がするんだけどなあ・・・。
はてさてこの事態の黒幕は誰なんでしょうかね。
そして鶴屋さんは一体どこまで事態を把握しているのやら
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2004年初版発行の『涼宮ハルヒの暴走』、その第五版(2005)でシリーズ5作目。収録は「エンドレスエイト」、「射手座の日」、「雪山症候群」。
「エンドレスエイト」で、浴衣を着たみくるのかわいさについてハルヒは、「この可愛さはガチなゲイの男には通用しないの。男が百人くらいいたら五人はゲイなのよ。よく覚えておきなさい」という。15,498回近くもハルヒはこの台詞を繰り返したのだろうか。
「雪山症候群」では、謎屋敷でSOS団それぞれの部屋に違うメンバーの幻影が現れ、古泉の部屋に現われたキョンは「あなたがやりそうもないようなことを、ね。」何が古泉の部屋で繰り広げられようとしたのか、想像かき立てられる究極の作品だ。
「射手座の日」はハルヒシリーズのギャグパートとしてはかなり秀逸な作品。「よし、長門。やっちまえ」
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谷川流の"涼宮ハルヒ"シリーズの第5巻です。短篇集第2巻。アニメ化され悪名高くなってしまった"エンドレスエイト"を始め、本編では語られなかったエピソードが収録されています。SF、学園モノ、ミステリーとSOS団は今回も通常運転です。本来は時系列でエピソードが並べばいいのですが、本シリーズの特徴として、かなり時間軸が前後してしまい、ある程度集中して読まないと、いつの伏線を回収しているのか分からなくなってしまうこともあります。ここで語られたエピソードも今後の物語にどうやって絡んでくるのか楽しみです。
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シリーズ第5弾。短編集。夏秋冬で構成されたどのお話も好きだけど個人的に3作の中では「雪山症候群」が一番。謎を残したまま終わるのでつづきが気になります。伏線を後の作品で回収するというのがハルヒシリーズです。「エンドレスエイト」と「射手座の日」は比較的ほのぼのしていて読んでいて純粋に楽しめます。そしてこれまでの伏線を回収するお話でもあり・・・!これだからこのシリーズはやめられません。▼エンドレスエイト▼射手座の日▼雪山症候群
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アニメを少し前に知って、続編を見たいと思ったので古本屋で購入。主にアニメ化されていない雪山症候群について。長門ですら把握できない事態に遭遇したりと面白い謎現象が次々に起こってワクワクしながら読み進めていたが、結末がつまらないと感じた。おそらくさらに続編を読み進めれば何かしら謎現象が起こった最もらしい解説が手に入るのかもしれないが、この本だけだとモヤモヤが残ります。特に最後長門が倒れちゃってどうすればいいんだって言う雰囲気の中でいきなりチープな数学がらみの謎解きみたいなのがはじまった時には正直冷めました。アニメ化がされないのも無理ないのかな…と感じてしまいました。
いずれにせよ、アニメまでで止まっていた涼宮ハルヒの世界をひさしぶりに感じることができたというただそれだけでも読む価値があったなと思った。とりあえずモヤモヤを解消するためにも続編を読みたい。
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夏、秋、冬な短編集。
また夏? と思ったら、エンドレスだった、という。
なんでもあり状態ですが、それをきっちり数えている
それもすごいと思います。
確かに、これは記憶にあったら混乱する。
秋は、すっかり忘れていた隣の部長。
卑怯技まで駆使したというのに…ご愁傷様。
結構彼女の感情が見えてきましたが
さらにぐぐっと。
どこまで見せてくれるのでしょうか?w
定番(?)の遭難な冬。
夏の合宿と違って、増えた2名は置き去り。
巻き込むわけには、ですし。
さらっとオイラーが出てくるのにびっくりです。
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「エンドレスナイト」はTVで頭にきた作品。同じ内容で間違い探しみたいなシリーズ、何回続いたかな・・原作はまともでした(笑)「射手座の日」はコンピューター研とのゲーム対戦。ゲームやらないからイメージがどうも^^;
「雪山症候群」はけっこう面白かったけど誰がやったか謎が残る。まぁ、喜緑絡みだと思うけど・・こうやって引っ張るんだろうなぁ~
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「涼宮ハルヒの暴走」
夏休みに山ほど遊びイベントを設定しようとも、宿敵コンピ研が持ちかけてきた無理無茶無謀な対決に挑もうとも、ハルヒはそれが自身の暴走ゆえとはこれっぽっちも思っていないことは明白だが、いくらなんでもSOS団全員が雪山で遭難している状況を暴走と言わずしてなんと言おう。
待ちに待った夏休み到来、しかしハルヒの山ほどある夏休み計画で長すぎる夏休みに突入する、これは確かアニメになった時何度も同じ内容を繰り返して問題になってましたよね?おそらくあの夏休みの無限ループはこの話のことだと思います(アニメの無限ループはなかなか面白いアイディアだと思いましたがさすがにそう簡単に通じるわけはなかったようで)
また夏休み無限ループだけではなく「コンピューター部の逆襲」も収録されています。自作のゲームでハルヒを倒そうととしたコンピューター部ですが、相手が悪かった、思念体長門にはやっぱり敵いませんよ。そんな中SOS団で最も頼れる長門に異変発生。遂に疲労がピークになったのかダウンしてしまいます。
キョンは頼りの長門が倒れる緊急事態、謎の偽者騒動、遂には雪山で遭難とこんなめちゃくちゃな事態を乗り切れるのか??
初の長門が頑張れない回です。
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シリーズ第5弾。短編が2本、中編が1本収録されています。
第2話「射手座の日」では、《The Day of Sagittarius 3》というゲームでコンピ研と対決します。本巻ではストーリーが一番きれいにまとまっていて、おもしろく読めました。涼宮閣下率いるSOS団が、敗戦したコンピ研の連中をメカニックに従え、新たな敵と戦う、みたいな番外編があったら読んでみたいところ。
第3話「雪山症候群」では、謎の解決が後の展開に持ち越されています。伏線構築のためだけのストーリーのように思えてしまったのが、少し残念です。
Posted by ブクログ
え、ちょっと…何コレ?
次が気になるじゃん!
どうなってんの?!
ハルヒは順調に乙女な成長の道を歩んでるし、長門の魅力はどんどん増えてるし
やっぱり美文はいいなぁ〜。
読みやすいからお話の魅力を発見しやすい。