あらすじ
団長閣下による難関極まりないSOS団入団試験を突破する一年生がいるとは思わなかったが、俺に押しつけられた「雑用係」という不本意な肩書きを譲渡できる人員を得た幸運を噛みしめるのに、何のはばかりもないはずだ。なのに、ハルヒ同席のあのぎこちない再会以来、佐々木たちが顔を見せていないことが妙に引っかかるのはどうしてかね。類い稀なる経験に裏打ちされた我が第六感は、何を伝えたいんだ? 圧巻のシリーズ第11巻!
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Posted by ブクログ
作者がお休みしている間にイラストレーターさんの画力がめきめき上がってて続けて読んでるのに時間を感じました。次巻は確か2018年発売で確かまだ未完...
そりゃそうだわなってなるくらいまた面白いネタを入れてきたよ谷川流先生
いつか完結し、また映像化することを信じて待ってるからな...!谷川先生&京アニ!!!
涼宮ハルヒの憂鬱2011ver
『分裂』からボルテージが上がり続けたキョンがどれだけ大暴れするのか・・・?
作品の形としては『憂鬱』に近い。あまり言い過ぎるとネタバレになってしまうが。
ちょっと冗長かな、という感じではあるが、それでも大満足の内容になっている。やはり特筆すべきはラストの描写で、もう続きがでないのかも、とファンをやきもきさせたきれいなまとまり方になっている。
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各キャラの性格や過去が垣間見れるそんな終わり方でした
良いカップルも出来そうで今後が楽しみです
(前)の話をほぼ忘れてる感じでしたがあまり問題ありませんでした
むしろ(前)を読まなくてもなんとかなるんじゃないかというぐらいのストーリー
新キャラではやっぱり佐々木が一番かな、もう出てくるか分からないけど次点で渡橋
他はノーコメントで
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ハルヒシリーズ第11弾。
そして「涼宮ハルヒの分裂」から続くエピソードの完結編になります。
二つに分かれて展開されていた並行世界がどのように収束されるのか。
そこが最大の見所だったわけですが、綺麗に収まりました。なぜそうなったのかという部分まで含めて、いつも通りにしっかりとした理論に基づいた考察・説明がされますのでご安心を。
もっとも、新たな伏線と思われるものがちりばめられたりして大団円とはいかなかったかも知れませんが…。
非日常のシリアスな展開が決着して唐突に訪れる日常がまたいいですね。SOS団みたいな仲間が欲しくなります。
ところで、ハルヒシリーズの中では順調に時間が流れているんだけど、このまま朝比奈さんが卒業を迎えるころになってしまったらどうなるのだろうか。シリーズ打ち止め?
…とりあえず、次回作を待とう。
今度は1年ぐらいのインターバルでお願いしますね、谷川さん!
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最終章の展開はスピード感があってとても面白かった。
ヤスミ関係は「そうくるか!!」と言う感じ。
藤原関係は少し説明不足というか回りくどかった。
古泉△(さんかっけー)!
橘さんは置いてきぼりでしたね。九曜はどこへ?
大学生ハルヒへの伏線や佐々木さんの小学時代など興味津々。
あと、国木田と鶴屋さんも何かありそうです。
うん、前編に比べて後編の方がクライマックスがあったことを考慮しても面白かったです。
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分裂から続いた全3巻。
中学時代の親友佐々木、αとβに分裂する世界線、SOS団に謎の新入生など面白い伏線は多いが…あまりうまく回収できていないような気がする。特に閉鎖空間の顛末にはあまり詳しく語られていない…。
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不思議少女、渡橋の正体と新たなるハルヒの能力。
2つの平行時間が一つになり、
相変わらずキョンは中心人物として振り回される。
それにしても・・・すごい発想です!
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シリーズ11作目。
ハイライトと思われる9章から最終章はとても良かった。
さすがに3冊かけたのは、長すぎたと思う。2時間にまとめて劇場版にしてほしいな。
今作以降、5年以上新刊が出ていないのか…。まだまだ続きそうな終わり方だったけど…。
Posted by ブクログ
『涼宮ハルヒの驚愕(後)』2011
αとβの世界が徐々に重なっていく展開がおもしろい。また、閉鎖空間でのハルヒとキョンが『涼宮ハルヒの憂鬱』に準ずる展開を見せるのが良かった。ここだけ見ても、十分に楽しめる。
憂鬱と比べると、やはり新キャラ達の魅力の薄さが気になってしまう。佐々木は文字だけだと国木田や古泉と同じうんちくキャラだし、橘京子は何もしない。九曜など、意味不明の何物でもない。そこだけが、残念だった。
Posted by ブクログ
経る過程は変われども、至る結論は変わらない。ここ昨今の本作シリーズを見ていると感じるところです。それはネガティブな意味では無く、読者はその過程を楽しめば良いと思うのです。その点で、本作はある意味、「男はつらいよ」とかの領域に入り始めているのかもしれません。
ま、至る結論が変わらない、という結論の出し方も早計で、実際、成長物語——それは、主人公たち自身の成長と、この作品で描かれる「グループ」なり「絆」なりの成長と両方——としても、しっかり変わってきているのは感じます。
でもやはり、物語の過程を楽しむところが大きい気もします。
そして今作。三冊を費やしたその過程は、タイトル通り「分裂」した二つの物語が進んでいきます。絡み合うのか平行しているのかを考えつつ、途中その関係性を匂わせる伏線も張りつつ、しっかりカタストロフを伴って帰結させる、例によってSF的な面白さをキャラのインパクトで増幅させるものでした。
終わってみれば、実は決行壮大。それが、全二冊は★3つながら、当シリーズ結論巻たる本作を★4つにしてしまうところに現れています。
このシリーズを楽しく読めている人なら、今作もきっちり、その期待に応えてくれる作品だと思います。
Posted by ブクログ
何はともあれ、読めて良かった。この作品は読まなきゃなーと小さな義務感がありながらも読んでいなかったから。前半は物足りなく感じたけど、後半は「驚愕」とは言わないまでも、「驚」は多数あって面白かった。でも、「分裂」を読んでから読み始めれば良かったとちょっと後悔した。
Posted by ブクログ
シリーズ第11巻。
世界αでは、新入部員のヤスミを加えてSOS団が新たな活動を開始する。そんなある日、キョンはヤスミからの手紙を受け取る。内容は、放課後に文芸部の部室に来てほしいとのこと。
一方世界βでは、キョンと佐々木が藤原との最後の話し合いに挑む。舞台に選ばれたのは北高の文芸部の部室。そしてそこでキョンは、もう一人の自分に出会うことになる。
こうして、二つの並行世界が重なり合い、一つの世界に統合されることになる。そして彼らの前に朝比奈さん(大)が姿を現わす。戸惑う藤原は、朝比奈さん(大)に「姉さん」と呼びかけ、彼女のいない未来を変えたいと主張する。だが、彼の願いは聞き届けられない。自暴自棄になった藤原は、九曜にハルヒの殺害を命じる。地面にたたきつけられるハルヒを助けようと、キョンは彼女に向かって部室の窓からダイヴする。真っ逆さまに落ちてゆく2人を神人が受け止め、キョンはふたたびタイム・リープに巻き込まれてしまう。
このあともう一くさり話が続いて、今後の展開への伏線になっている。完全にすっきりしたとはいかない終わり方はもうこのシリーズの定番になっているが、それがいつもいつもタイム・リープ絡みというのも何だかなあと思う。ただ個人的には、もうこのシリーズに関してはおもしろいかどうかさえ重要な問題ではなく、新刊が刊行されればそれでいいという気分になっている。
Posted by ブクログ
シリーズ第11弾。分裂からの不明瞭な出来事が明らかになりました。伏線や謎が大小様々散りばめられたストーリーだったのでそれが回収される度に驚愕しては納得したり理解できない部分もあったり…でも今回はキャラクターの存在感でフォロー出来ていたようなそんな感想。とくにみくるの秘密や古泉激怒なんかが私の中での一番の驚愕!!複雑に交錯した世界が見事に集結する場面は入り込めました。
Posted by ブクログ
ほー。こういう風に終結したんだ。
登場人物の役割がわかってスッキリしたけど、ぼかされている部分は想像するしかないのか・・・。未来のこととか、古泉のこととか(今回いつもに増してイケメンキャラだったなぁw)。
佐々木は好きになったので(最後のキョンとの会話は切なかった)、続編が出るならまた登場して欲しいと思いました。
Posted by ブクログ
ハルヒシリーズ、現時点での最新刊。
分裂・驚愕(上)・(下)の3巻構成も、一段落です。
ハルヒとキョンの描写に、「最終巻?」と匂わせる感じも
ありますが、逆に次への伏線ぽいエピもあって、
これからどうなるの?な感じ。
佐々木さん、好きだったのに今回表紙にも関わらず
出番少ない気がするので★-1です(T_T)
逆に、「わたぁし」ことヤスミちゃんは裏主人公とも言えるかも。
てかしゃれにならない…ゲフンゲフン
今まで結構苦手だった朝比奈さん(小)は改めて大物と実感。
てか、SOS団は「団単位」で大物です。
さて、今後はどうなるのかな?
Posted by ブクログ
高校生活が2年目に入り、ハルヒとキョンの関係が固まってくる。ハルヒの力が衰えていると感じていたものが、そうではなく、力を制御できるように変化しつつあることがわかる。鶴屋さんがすごい。
Posted by ブクログ
前作の分裂→驚愕(前)から続く、3冊め。
今までで1番の長編。
いつもあんまないんだろうなーとか思いつつ、
期待しまくっている、
ハルヒ&キョンの(恋愛的な)絡みが少なかったのがちょっと残念。
ただ、ミクル(大)は........?!
とか新たな伏線も出てきてこれからが楽しみ。
是非映画化してほしい!
Posted by ブクログ
デウスエクスマーキナでございました。ほぼ、字の意味とおりで。
あまり、SFは読みませんが、かなりがんばって複数世界ストーリーを展開したという感触が小説からにじみ出てます。
このシリーズの究極の設定である、神的能力のハルヒが、自身の無意識の能力発揮にいかに翻弄されるか、という点で、かなり楽しみました。あ、つまり、このシリーズはデウスエクスマーキナをいかに取り繕うかがメイン設定なのか。
ただ、キョンの前巻でみせたコミットの深さからスタートする感情の行き先は、ちょっとチキンな着地点な気がしますが。そのへんは、好み次第かも。
Posted by ブクログ
キョン大活躍ともいえる作品
こんなに精神的にハルヒ大事だったとは初期の作品からは読めない!
長門有希が不調なのがこんなに不安だったとは!
前作が消化不良だったのですが、なんとかつじつまあわせて
お疲れ様♪
Posted by ブクログ
最後の展開が消失と似てるような…。
まぁでもヤスミの正体が最後まで気になっていたので、
それがなんだか明らかになって良かった。
やはり佐々木かわいい。
Posted by ブクログ
分裂、驚愕(前)に続く3部作。
以前に読んですっかり内容忘れてたので一気に前2冊読んでから挑んだ驚愕(後)。
前編からの流れはそのままに、平行世界をどう終着させるのか?
佐々木一派の揃わない足並みで、SOS団に割り込もうとする。
自分的に『私はわたぁすみ』この時点で『ハルヒ』と判定。
二重螺旋という表現はしているが、私からすれば平行線。
決して交わらないが、結果は同じ事になる。
最後の勢いというか、追い込みはいい感じで。
ハルヒによるSOS団入団試験を突破する一年生「渡橋ヤスミ」。
新一年にいないのは、彼女が中学生であるという事。
記憶の齟齬を無くすために、色々手を尽くしている。
佐々木の周りは姿を現さなくなる。
ただ・・・読み返し中に「?」ってなった。
そう、一度読んでるのだ。
これには自分自身が驚愕w
Posted by ブクログ
読者を驚かせる仕掛けを考えて、伏線を張っていくのは大変なんだろうなって思う。
まだ回収されてない伏線そのままだし、何年でも待ってるから続き読みたいな〜!
Posted by ブクログ
無事に後輩ができて…という平和な一面の横で
いまだに力を狙っている面倒な存在が。
何をそこまで執着しているのかと思ったら
そこか! という目的。
シスコンなのか、何かトラウマがあったのか。
あちらには覚えがありません、という事なので
何かまた、平行線世界なのでしょうか?
大きいのの上には、また上司がいそうな感じ??
一件落着、ではありますが、この力
やりたい放題というか、思いもよらないというか。
妙な事には使われてないので、まだよし、なのでしょうか。
いや、予想がつかない、という点では恐ろしい?
まさか、有機物まで生み出すとは思いませんでしたし。
Posted by ブクログ
完全な続編なので分裂から一気に読むことをおすすめします。
今回はちょっと長すぎたかな。キョンは結局何もしなかったような。。いつもか。
続きはいつ出るんだろうか。
Posted by ブクログ
ハルヒによるSOS団入団試験を突破する一年生がいたとは驚きだが、雑用係を押しつける相手ができたのは喜ばしいことこの上ないね。なのに、あの出会い以来、佐々木が現れないことが妙にひっかるのはなぜなんだ?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
うむむ、αとβがなんでくっついて…って説明を適当に読み飛ばしたら割と理解できなかった笑
今回人数も多かったし、最初それぞれの時間軸を行き来する話の流れに混乱するし、読むのに力が必要だった…
Posted by ブクログ
分裂から続く長編もようやく終わり。長い、長げーよ。
結局何か進んだようで何も進んでないような。
佐々木が凄い良い感じのキャラで安心した。このシリーズは曲者揃ばかりだからな・・・佐々木も相当曲者揃だが。
今回は相当大きな話になったな。大きくなりすぎっていう気がしないでもないけどね。
とりあえずハルヒは凄いんだということを再認識した11巻でした。
Posted by ブクログ
C0193 終盤はいつもどおりでした。もちろんいい意味で。このエピソードで新キャラを一気に投入してきたわけですが、今後が気がかりです。ネタに困ったら、佐々木に能力が移行した設定で、1冊くらいはお願いしたいものです。びっくりしたのは、ハルヒの能力は移植可能なことでした。そして、かならずしも無意識下である必要はないようで。ヤスミって、小学生の設定ですかね。いや、ハルヒの中学生時代はリボンだった気がするので。