あらすじ
団長閣下による難関極まりないSOS団入団試験を突破する一年生がいるとは思わなかったが、俺に押しつけられた「雑用係」という不本意な肩書きを譲渡できる人員を得た幸運を噛みしめるのに、何のはばかりもないはずだ。なのに、ハルヒ同席のあのぎこちない再会以来、佐々木たちが顔を見せていないことが妙に引っかかるのはどうしてかね。類い稀なる経験に裏打ちされた我が第六感は、何を伝えたいんだ? 圧巻のシリーズ第11巻!
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Posted by ブクログ
各キャラの性格や過去が垣間見れるそんな終わり方でした
良いカップルも出来そうで今後が楽しみです
(前)の話をほぼ忘れてる感じでしたがあまり問題ありませんでした
むしろ(前)を読まなくてもなんとかなるんじゃないかというぐらいのストーリー
新キャラではやっぱり佐々木が一番かな、もう出てくるか分からないけど次点で渡橋
他はノーコメントで
Posted by ブクログ
最終章の展開はスピード感があってとても面白かった。
ヤスミ関係は「そうくるか!!」と言う感じ。
藤原関係は少し説明不足というか回りくどかった。
古泉△(さんかっけー)!
橘さんは置いてきぼりでしたね。九曜はどこへ?
大学生ハルヒへの伏線や佐々木さんの小学時代など興味津々。
あと、国木田と鶴屋さんも何かありそうです。
うん、前編に比べて後編の方がクライマックスがあったことを考慮しても面白かったです。
Posted by ブクログ
シリーズ第11巻。
世界αでは、新入部員のヤスミを加えてSOS団が新たな活動を開始する。そんなある日、キョンはヤスミからの手紙を受け取る。内容は、放課後に文芸部の部室に来てほしいとのこと。
一方世界βでは、キョンと佐々木が藤原との最後の話し合いに挑む。舞台に選ばれたのは北高の文芸部の部室。そしてそこでキョンは、もう一人の自分に出会うことになる。
こうして、二つの並行世界が重なり合い、一つの世界に統合されることになる。そして彼らの前に朝比奈さん(大)が姿を現わす。戸惑う藤原は、朝比奈さん(大)に「姉さん」と呼びかけ、彼女のいない未来を変えたいと主張する。だが、彼の願いは聞き届けられない。自暴自棄になった藤原は、九曜にハルヒの殺害を命じる。地面にたたきつけられるハルヒを助けようと、キョンは彼女に向かって部室の窓からダイヴする。真っ逆さまに落ちてゆく2人を神人が受け止め、キョンはふたたびタイム・リープに巻き込まれてしまう。
このあともう一くさり話が続いて、今後の展開への伏線になっている。完全にすっきりしたとはいかない終わり方はもうこのシリーズの定番になっているが、それがいつもいつもタイム・リープ絡みというのも何だかなあと思う。ただ個人的には、もうこのシリーズに関してはおもしろいかどうかさえ重要な問題ではなく、新刊が刊行されればそれでいいという気分になっている。
Posted by ブクログ
シリーズ第11弾。分裂からの不明瞭な出来事が明らかになりました。伏線や謎が大小様々散りばめられたストーリーだったのでそれが回収される度に驚愕しては納得したり理解できない部分もあったり…でも今回はキャラクターの存在感でフォロー出来ていたようなそんな感想。とくにみくるの秘密や古泉激怒なんかが私の中での一番の驚愕!!複雑に交錯した世界が見事に集結する場面は入り込めました。
Posted by ブクログ
ほー。こういう風に終結したんだ。
登場人物の役割がわかってスッキリしたけど、ぼかされている部分は想像するしかないのか・・・。未来のこととか、古泉のこととか(今回いつもに増してイケメンキャラだったなぁw)。
佐々木は好きになったので(最後のキョンとの会話は切なかった)、続編が出るならまた登場して欲しいと思いました。
Posted by ブクログ
高校生活が2年目に入り、ハルヒとキョンの関係が固まってくる。ハルヒの力が衰えていると感じていたものが、そうではなく、力を制御できるように変化しつつあることがわかる。鶴屋さんがすごい。
Posted by ブクログ
分裂、驚愕(前)に続く3部作。
以前に読んですっかり内容忘れてたので一気に前2冊読んでから挑んだ驚愕(後)。
前編からの流れはそのままに、平行世界をどう終着させるのか?
佐々木一派の揃わない足並みで、SOS団に割り込もうとする。
自分的に『私はわたぁすみ』この時点で『ハルヒ』と判定。
二重螺旋という表現はしているが、私からすれば平行線。
決して交わらないが、結果は同じ事になる。
最後の勢いというか、追い込みはいい感じで。
ハルヒによるSOS団入団試験を突破する一年生「渡橋ヤスミ」。
新一年にいないのは、彼女が中学生であるという事。
記憶の齟齬を無くすために、色々手を尽くしている。
佐々木の周りは姿を現さなくなる。
ただ・・・読み返し中に「?」ってなった。
そう、一度読んでるのだ。
これには自分自身が驚愕w