中村淳彦のレビュー一覧
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あーつら
パパ活してる女子なんてみんな馬鹿なだけだと思ってた。
でもこの漫画を読んで、普通の女の子がパパ活女子に堕ちるまでのパターンがあることに思い至った。これまで自分が思い至らなかったことに残念な思い。
それで結局、大学の学費が高すぎるという話になる。 -
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これが実態でしょうか
読んでいて辛くなりました。きっと取材などをして書いているのだと思いますが、読んでいて辛くなりました。これが今の日本なのでしょうか。
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Posted by ブクログ
この本の中身について、どこまでが真実なのかはわかりませんが(明らかに盛っている記述もあるので)、想像を超えるレベルの貧困や、その原因となるDVや家庭崩壊、虐待があること、また、そういう人たちにとってのセーフティネットとしてのセックスワークの存在、というのは衝撃的でした。
日本全体から見れば、ごくわずかな人たちを対象とした話ではありますが、著者たちの感覚では、こういう人たちは増えており、また、この人たちの生活レベルは、さらに下がる気配があるとのことで、読んでいて気持ちが暗くなりました。
が、こういった問題を知らずに生きていくのも、それはそれで違う気がしました。
この本で扱っている内容を含め、セーフティネットのあり方については、社会全体で考えていく必要があるように思います。
問題の解決には、大きく分けて、トップダウンによるものと、ボトムアップによるものがあると思うのですが、この類の課題は、トップダウンが主体になると、とんちんかんなことになりがちなので、ボトムアップを主体としながら、トップ側は、ボトムアップの内容を踏まえつつ、しかるべき方向性を示す、というのが有効ではないかと考えています。 -
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重い…
それぞれに事情があるとは思っていたが、やっぱり重い…。
でも、自業自得、自己責任的な話が多数。
不幸を言い訳にしているけど、そこから這い上がる人達もいる以上、言い訳にもならない。
たいして知りもしない男の子供を、ナゼ作る?
どうしてそれで幸せになれると思う?
甘いわ。
世の中舐めてる。
私も毒親に育てられた。
だからこそ、親の様にはならないって思った。
男選びも慎重だった。
甘い考えで流された女に同情は出来ない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ女子大生風俗嬢 若者貧困大国・日本のリアル (朝日新書)2015/10/13
今の大学生たちは明らかに社会的弱者である
2016年8月16日記述
中村淳彦氏による著作。
中村淳彦は日本のノンフィクション作家、ノンフィクションライター。
1972年東京都目黒区生まれ。
明治学院中学校・明治学院東村山高等学校、
専修大学経済学部卒業。編集プロダクション、出版社を経て、フリーライターとなる。
日本の風俗嬢という以前の作品に女子大生も風俗嬢になる実態が広がっていることを指摘していた。
本作はそれを更に深く掘り下げ、日本の学生達、それを支える親たちの現状が描かれている。
昔にも風俗嬢をする女子大生がいたことは事実ではある。
しかし、今は普通に授業料を支払う為に行う苦学生なのだ。
遊ぶ金を稼ぐ為になっている者はほとんどいない。
この日本という国は本当に貧しくなったと実感する一冊となっている。
また女子大生だけではなく、男娼になる大学院生も紹介している。
その彼は早稲田大学に通学している・・・しかし日本学生支援機構からの借金が480万円を越えていて、大学院に進学するには他に手段が無かった・・
他の章に沖縄県に住む学生の苦境も描かれている。
大半の私大に進学するだけで借金(奨学金)で人生詰んでしまう現実・・・
そして地元の雇用は月給13万円~16万円ほどでは返済に行き詰まるのは当然だ。
彼氏に騙される女性も含め目を背けたくなる現実が日本に広がっている。
著者も指摘するように大学という名のレジャーランドは既に崩壊したと言って良い。
中京大学の大内裕和教授の指摘も頷けるものばかりだった。
1975年の国立大学入学金は5万円
授業料は3万6000円だった。
私大平均、入学金9万5584円。授業料18万2677円。
2013年の国立大学入学金28万2000円
授業料は53万5800円
私大平均、入学金26万4390円。授業料86万0072円。
国立大学の学費は15倍近く。私大も4倍。
40年前(1975年)の大卒男子初任給9万1272円。
2013年は20万2469円。
貨幣価値はおおよそ2倍強の上昇にとどまる。
その中で大学学費だけが4~15倍になっている。
年金の給付額の世代間格差もよく問題とされるものの
それにこの大学授業料の負担問題を加えると
信じがたい世代間格差が生じていると再認識した。
今の大学生たちは明らかに社会的弱者である。
不幸なのは日本の歴史上最大の苦学生の多い時代にも
関わらず、大学の夜間課程、2部の多くが廃止されていることも不幸だ。
自分が大学受験をしていた時期(2003~2004年)頃に関西でも多くの私大で夜間主コースの廃止、フレックスコース制度の創設、2部の廃止が行われた・・・
しかし廃止は全く不必要だった。
夜間過程が残っていれば、苦学生の受け皿になったことは間違いない。
しかも夜間なら学費も半額だったのは大きい。
それを廃止した私大は市場原理主義、営利第一主義としか言えない。
ウォール街を批判する資格など日本の大学には無いのだ。
著者は最後に大学進学への投資が回収できないと思うなら
通学生の大学ではなく通信制大学への進学の検討をすすめている。
しかしそこまでしてまで大学に進学する意味とは何なのか。
そしてブラックバイト、風俗も含めてそこまでして得るものが
大学の授業、ゼミにあるとは到底思えない。
高卒で正規雇用を増やす、高卒であっても大卒を同じような
就職活動が出来るように規制緩和を行うこと。
給付型奨学金も増やせれば良いけれども限界を感じる。
またこれまで受益者負担をいう名で負担を国民に押し付けてきた
自民党政治に過大な期待をするべきではないだろう。 -
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ずっしりきました。
私が大学生だった頃は、バブル真っ只中で世の中が元気で、大人も子供よ元気いっぱいな時代でした。現代、まさかこんな日本になるとは想像すらできませんでした。読んでて辛くなりました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ日本の風俗嬢(新潮新書)2014/8/9
安全な環境下で風俗嬢が働けるようにするべきだ
2016年2月13日記述
1972年生まれの団塊ジュニア世代、フリーライターの
中村淳彦氏による著作。
中村淳彦は、日本のノンフィクション作家,ノンフィクションライター。
東京都目黒区生まれ。 明治学院中学校・明治学院東村山高等学校、専修大学経済学部卒業。
編集プロダクション、出版社を経て、フリーライターとなる。
本の題名にあるように風俗嬢の労働、その実態、1990年代と比較した現在の性風俗の状況について解説している。
性風俗というのは重要な問題ではある。しかし普段のニュース、新聞でも報道される機会は少なく、実態が殆ど知られていない。
ドキュメンタリーもやはり地上波では報道しにくいのかこういったテーマを見る機会はまず無い。
その意味で本書は貴重である。
本書のP35より警察白書から風俗店の数を推測している。
それによるとずばり1万3千店はあるのだそうだ。
(セブン-イレブンが1万6千店 マクドナルドが約3300店 スターバックスが約1000店)
暴力団からの嫌がらせ(空指名による営業妨害)を回避する為にみかじめ料を払ったりというのは現在も続いている。
月100万円以上稼ぐような嬢は相変わらず存在するが
全体で見ると収入減となっている。
それにも関わらず、応募者は増えている。
女性のレベルが90年代と比べると上がっている。
現在は裸になると決意しても誰でも風俗嬢になれる時代ではない。
⇒これには驚いた。青木雄二氏の描いたナニワ金融道の世界はやはりもう過去のものなのだ。
地方出身、一人暮らし、親の仕送りに頼れないような女子大学生が風俗で働いているケースの紹介には驚いた。
また学費が昔より上がっていること。地方経済の衰退、
日本人の所得が若い世代ほど昇給出来ていない現実を考えると納得感もあった。
むしろ本書で登場した女子学生はまだ一部だろうが、増えてしまう可能性も高い。
今の20~30代で大学に進学させる学費をまともに賄える人がどれだけいるだろう。
本書で反響があったのか著者もこの部分を更に調べて本を出しているようだ。
介護職からの風俗への転職が多いというのも驚いた。著者の言うように低収入で仕事内容的に親和性、共通項があるという指摘には納得できる。
⇒共通項(一対一の会話や肉体を使ったサービス、相手が高齢者から男性限定に変わるだけ)
男性客が求める明るさ、コミュニケーション能力の高さ、気がきく、優しさ等は介護職員に求められる適性と一致する。
本書最終部分では性風俗は社会にとって必要であり、あることを前提に現実的な議論、安全な環境下で風俗嬢が働けるようにするべきという指摘はその通りである。
その取り組みとしてNPOの働きを紹介している。
ホワイトハンズ
Grow As People
SWASH
著者も指摘するように高収入が得れる可能性が無い女性は風俗ではなく別の道を探すべきであるという指摘も納得だ。
ただ今の性風俗がそういった容姿がそこまで優れないプア層の女性のセーフティネットになっておらず社会問題化している事も踏まえた対策が求められる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレルポ 中年童貞 (幻冬舎新書)2015/1/30
ある程度自分自身や社会を客観的に分析できる力、外から自分を見る視点のない人物では全くダメ
2016年10月17日記述
中村淳彦氏による著作。
1972年生まれ。中村淳彦は、日本のノンフィクション作家、ノンフィクションライター。
東京都目黒区生まれ。 明治学院中学校・明治学院東村山高等学校、専修大学経済学部卒業。
編集プロダクション、出版社を経て、フリーライターとなる。
中年童貞と言ってもまず高学歴型と極端な低学歴型の2種類がある。
本書内でも紹介される読書会で世間知を取り戻したネトウヨ宮田氏やAKBに金をつぎ込みまくる私大職員増井氏あたりは疑問を感じながらもまだ良い。
それ以外の登場人物には大きな違和感を覚えざるを得ない。
やはりある程度自分自身や社会を客観的に分析できる力、外から自分を見る視点のない人物では全くダメだということだ。
童貞が原因というよりそこら辺のおかしさがあって結果として中年童貞に至っているという印象。
著者は性欲があり風俗に行く事自体は恥ずかしいことではないとしている。
その通りだ。ただ実際に知っている知人で風俗は行っていて童貞じゃないからって
頭のネジのおかしい奴は残念ながらいるのも事実だ。
印象に残った文章を引用してみたい。
男性独自の冷静沈着、客観的な判断力というのは、多く童貞を失うことによって得られるものだからであります。
童貞のあいだのものの考え方には、どうも
禁欲からくるマイナスがある。
「貞潔は、ある人々においては徳では有るが、
多くの者においては、ほとんど悪徳である」とニーチェも言っているとおりです。
「行動学入門」三島由紀夫
年齢に関係なく、二次元好きなオタクに共通しているのは処女信仰です。
処女信仰は、処女であることがなにより重要であるという考え方です。
処女じゃないと人間ではないっていうのは異常ですが、オタクにとっては当然の思考。
愛情を注ぐのは必然的に幼い女の子になる。
基本的にオタクの人は真面目で、一つのことに集中できる職人気質な性格です。
40代、50代はお金がある。若い世代のオタクは金がなく親にパラサイトしたりニートになってしまっている。
警備会社はあぶれ者とかドロップアウトした人たちのセーフティネットとして機能している業界
ネットを居場所にして発信している人で、ぶれない軸を持っているのは一部である。
大部分は多数派意見に流される。
成功者で高学歴、金を持っているけど女性だけは苦手、みたいな中年童貞以外は現実から離れすぎて、救いようがない。
中年童貞に多い属性は介護職員、農業関係者、ネット右翼の3種類。
介護も農業も国や自治体の政策で、補助金出して人を集めている。
政策が絡むと失業者のセーフティネットになって、本当にとんでもない奴ばかりが集まる。
職場が破壊されるのは当然、産業も破壊される。
モテるのは、いつの時代もヤンキー、運動部のエースである。
女性は無条件に強者を選択する。
女性はどんなに真面目で誠実であっても、自信のなさやコミュニケーション能力に難があったり、また流行からズレていたりする男性は弱者として排除する。
男が女性に排除されない為には、強者に見えるコミュニケーション能力、
それが叶わないならば弱者として切り捨てられない環境に身を置くことが必要なのだろうか。
恋愛は「お互いの完璧さを競い合うレース」ではありません。
お互いの強みを生かし、弱みを補い合う為にするのが恋愛でありセックスであり結婚です。
子供への過干渉、価値観の押し付け、退治扱いするなどの毒親が中年童貞を産んでいる
中高年の婚活は就職活動を超える厳しい状況だった。
相手に外見と収入、勤務先と趣味くらいしか伝わらない為、そもそも婚活をする必要のない
スペックが高い男性だけが、女性とカップルになるという現実がある。
婚活女性が結婚相手に求めるのは年齢、外見、収入の3点である。
どれが欠けても排除の対象となる。
残念ながら多くの中年童貞が誇りにしている純粋さや
優しさ、異性に対する潔癖さは、女性が男性に求める条件には入ってこない。
婚活市場においても童貞の人は基本的に人見知りが多いから、誰ともちゃんと会話ができない。
他人と比較して客観的に自分を見直したり、
外部から情報を入手して成長することがないので厳しいです。
中年童貞には父親的存在が必要
60代の団塊世代と70代以上の人達では、父親としての能力が違う。
団塊世代は甘やかされて育っているから、何事も自分を優先する。
そういう人は子供を育てられない。 -
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この作品…
個人的には、この作品は一般人よりも政治家に読んでもらいたいなぁ~って思いました。
また、数カ月前、あるタレントさんがコロナによる不景気によって風俗に行く女子大生が増えることが楽しみ的なことを仰って炎上していましたが…
政治家や、そのあるタレントさんにはぜひ読んでもらって、世の中の事を考えて欲しいと思いました。
社会派の作品だと思います。読んでいて、決して楽しい作品とは言えないと思います。でも、一人一人が考えるべき問題を提起している作品だと思います。 -
Posted by ブクログ
中年男性が次の貧困化のターゲットになっていたなんて思いもよらなかった。定年45歳社会が始まったら良かったのに。女性や若者を犠牲にして団塊世代高齢者達は経済的に豊かに暮らしていたんだね。
この本に出てくる貧困女子たちは私の金銭感覚と違い過ぎて驚いた。数百万稼いでも足りないなんて、本当に大変だね。でも使ってくれる人がいないと経済回らないし…特定の部分だけを見たら問題があるように感じるけれど、全体的に見てみれば実は全部最適に世界は動いているのかもしれない。金持ちを羨ましいと思えないのと同じくらい、貧困を可哀想だとは思えない。それぞれがそれぞれの立場で生きるべき生き方をしているだけなんだと思う。