中村淳彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読んでいて心が痛む内容です。現実にこのようなことがこの日本で起きていること自体が問題だと思いました。生々しい表現が数多くあり人によっては、読んで想像すると気持ち悪くなる内容かもしれません。。。
男尊女卑、ネグレクト、DV、暴力、体罰、強姦、育児放棄、売春、近親相姦、風俗、児童虐待……今の世の中じゃ少なくなっているのかなと思ってましたが、まだまだあるんでしょうね。日本の闇の部分で、一定数は必ずいるんでしょうね。私が今これを書いている時点でも。。
昔の彼女もそんな事を親からされたと聞いたこともあるけど、きっともっと酷いことされてたのかな…
子供の同級生で一切親が何言わない、服装も汚くて放置して、その辺彷徨いている子・家もあるし…
20数年前の小学校や中学校を思い出すと…
該当するような同級生はそうだったのかと、疑問に思う子は浮かびますね。
ただ外からだとわからないですね。巧妙にこういうのは隠しますからね。
そして、自分が毒親にならないために子供の話を傾聴して昔の男尊女卑、家父長制、年功序列の考えは捨て去っていこう。
子供に興味を持つ、共感する、否定しない事を大事に育児していきたいと思いました。
色んな事を考えさせてくれました!!
ありがとうございます。 -
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毒親なども
雑誌編集者の久野悦子さん、ある意味、原作者氏の分身でしょう。編集部は貧困問題も消費するネタの1つとしか考えていなさそうですが、取材で現実を知って、どういう行動に出るか?が別れ道になるような気がします。
子ども用の学費を持ち逃げしたり、夫婦で喧嘩してばかり、平気で「外人」呼びする父親等も既視感が……貧困層に転落するきっかけに天災、もあるでしょうし、やはり他人事ではないです。
ゲイ風俗に身をやつした青年の話もある意味、痛烈でした。ちょっとした想像力もない有象無象っているでしょうし……。 -
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貧困問題と政治の貧困と
痛々しい話ばかりで、性的搾取の典型が続きます。親の世代の社会性の欠如と視野狭窄、分析能力の欠如、行政と政治の貧困が意図的にこういう貧困層を作り出し、利用しているのですが、漫然と今の劣化したマスメディアを無批判に利用しているだけの層とかには、ことの本質は全く見えないのだろうと思います。
当然ながら冷やかしでYahoo知恵袋を荒らすような有象無象も、利用される側に終わるでしょう。社畜がさらに弱い女の子を買って搾取しているのでしょうし、ホストに貢がせる搾取も同様の構造でしょうね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【悪魔の傾聴】
中村淳彦氏の著書、前から本屋さんで気になっていたものです。
昔から仲が良い友人や信頼関係がある程度出来ている方は別にして、まだ相手のことがよく分かっていない人と話す時、あるいは相談、悩みを打ち明けられた時に「相手の本音をどんどん引きだす方法」があるのであれば知りたいと思って手に取りました。
著者は人物取材するライターとして、これまでに3,000人超を取材、日雇いでアダルトビデオの現場に呼ばれる企画AV女優の半生を描いた「名前のない女たち」、または本屋大賞にもノミネートされた「東京貧困女子」など、貧困化する日本の現実を可視化するために傾聴、執筆活動を続けています。
悪魔の傾聴を行うためには、普段私たちが相手に好かれる会話をすることや、相手から本音を引き出すことは、コミュニケーション能力や性格は関係ないもので、必要なものは簡単な技術と日々の意識のこころがけと著者は断言されています。
人と会話するあらゆる場面で『絶対にやってはいけない3つのこと』して、
①否定する
②比較する
③自分の話をする
を挙げています。
本文冒頭には、『ピックアップ・クエスチョン』、傾聴する場合の適した場所、心構えなどが記されています。
中盤以降は傾聴する際の心構えとして、『欲望の断捨離』と『心のセンタリング』の大切さを理解することが出来ます。
この『欲望の断捨離』ですが、人は相手に気に入られたいと思った時に自己PRをしがちですが、それをグッと我慢して聞き手に徹するということです。
『心のセンタリング』は、あらゆる思考や趣向、ポジションが偏ることなく、心を常に中間に保ち続けることと定義しています。このセンタリングは中立の立場という意味であり、その人に寄り添うなどの考えは悪魔の傾聴には無意味だとしています。
そしてどのような場面においても、著者は『いつも心に底辺を』という姿勢でいることで、この「悪魔の傾聴」を成し遂げやすくなったとしています。
底辺という自覚を持つことで「自分の話をする」大きなストッパーになります。つまり自分の話を聞きたいのではなく、相手が話しやすい環境を保てるようになります。
読み終えてみると、これまでの人とのコミュニケーションの様々な場面で、相手からの小さなシグナルに気づくことが出来ていなかったのでは?あるいはもう少しアンテナを高くすることで相手のことをより分かることが出来たのではと思えました。
会話する上で絶対やってはいけない3つのことは、普段の会話でもこれまで以上に意識するようにします。
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匿名
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例え親がお金があっても、些細なことで
転落して学のため風俗に堕ちるしかないのが辛すぎる。
若い時にそういう経験してしまうとある意味人生観も変わってしまう気がします。
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Posted by ブクログ
著者は長年風俗業界と貧困の問題を取材し続けてきたライターである。本書は耐え難い貧困に陥ってしまった女性たちのルポルタージュを通して、都市に蔓延する貧困の実態を告発したノンフィクションである。
多くの人にとって、この本に書かれているような目を覆いたくなる貧困は、直接目にしたり耳にしたりしたことのないものだろう。しかし、これは決して他人事ではない。強く印象に残ったのは、世帯年収2000万もありながら、家族の介護をきっかけにどん底に陥ってしまった女性である。彼女は母親ががんになり、介護のために一時退職した。働き盛りは過ぎていたが、一流大学卒で留学経験があり、英検1級の資格も持っていたので、仕事を辞めてもまた勤めることができると信じていたのである。だが、その判断は間違っていた。看護は予想以上に長引き、付き合いきれなくなった夫から離婚を切り出される。何百万もあった貯金は数年で底をつき、手当たりしだいに求人に応募したが、年齢を理由に不採用を言い渡される。仕事はまったく選んでいない。正社員はむろん、パートタイムのアルバイトすら断られる。住まいは知り合いの学習塾の屋根裏で、隙間風が吹き込み、まっすぐ立つのもやっとである。電気もたびたび止められて、生命の危機を感じる。
何がいけなかったのか。著者は書く。母親の介護を放棄するのが「正解」だった。もし介護をきっぱり断っていれば、福祉が動いてくれる。逆にいうと、日本の場合、支えてくれる身内がいる場合、しばしば福祉に頼ることができない。結果として、家族を思って手を尽くすことは「間違って」おり、見捨てることが「正しい」選択になってしまう。ここが矛盾したところだ。
貧困のセーフティーネットになるのは生活保護である。これを巡ってはさまざまな議論がある。恵まれすぎだとか、切り捨ててもよいといった声もある。しかし、そうした意見はどれも的が外れている。日本の雇用の大きな問題は、上に述べた女性の例でもわかるように、一度レールから外れてしまうと、二度と戻ることができないという点にある。そして生活保護は、それにさらに追い打ちをかける。
大都市圏では、車を持っていると生活保護を受けられない。「車を売ってから来い」と言われる。車を手放しても、生活保護を受けることで、もう一度車が買える生活に戻れるというなら話はわかる。だがそうではない。私はフリーのデザイナーで、パソコンがなければ仕事はできない。それも一般的なものよりもスペックの高い高価なパソコンである。もしそのパソコンを売らなければ生活保護を受けられないとしたら、生活はできても仕事には復帰できない。生活保護の問題点は、最低限の支援をするだけで、貧困から脱却させる取り組みをしていないことである。
この脱出できない仕組みは、さらにもう一つの問題を生む。生活保護の世帯は、子供を塾に通わせることができない。通わせるお金があれば、保護を打ち切られてしまう。貧しい家庭の子供は頭がよいというのはテレビドラマの中の話で、実際の貧困家庭の子供は塾に行けないので、学校の勉強についていけないと落ちこぼれから抜け出せない。結果として進学を諦めたりしてまともな仕事に就けず、貧困は親から子供に「遺伝」してしまうのである。
著者は取材を続けながら、「自分の将来を見ているようで恐ろしい」と書く。あれだけの収入があったエリートの彼女でさえ、たった一度の「判断ミス」によって、最底辺に転落してしまったのだ。そして現在、中流家庭でさえ悲鳴を上げている物価上昇と増税。彼女がいまどうなっているかと考えると、背筋が凍る。子供や孫の世代はおろか、数十年先の未来すら危うい世の中。それがいまの日本の姿である。 -
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貧困日本
貧困をリポートする良作だね。派遣社員や風俗の実態がわかる気がする。しかし、処分品とはいえ、自動車を持っていて失業手当が出ないことを問う部分は共感出来なかったかな。
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なんでこんな…
第二集からほんの少しだけど希望も入っていてよかった。
やっぱりなにかに依存する傾向がある人は、依存対象を失ったときに一気に崩れる可能性がある危うさがあるということを思う。