中村淳彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分もなかなかの毒親に育てられたなと思っていたが、まだまだ序の口だったのかも。
本では何人かの女性が半生を語る。
暴力、性的暴行、ネグレクト、貧困。幸せなモデルケースを知らないから、大人になっても再現不能。風俗や低賃金の仕事に就き、結婚相手が悪ければまた虐待を受ける。
苦しい状況を変えたい!と思っても、よほどいい人に出会わないと変えられないし、結婚相手をミスると過ちは繰り返される。
周りは実家に甘えられるいい家族ばかりに見えるので、そうでもないことを知るにはよい本。
おじさんが気持ち悪いのに同感する。普通のおじさんであっても飲み会で下ネタ連発。会社でもセクハラ発言。いまだに昭和を引きずる -
Posted by ブクログ
DV、性的虐待、ネグレクト、教育虐待、売春強要、絶対的貧困
――想像を絶するエピソード(以下略)
宝島社のコピーだが、まさにそのとおり。
酷い。
女の子が、親に、教師に、地域に壊される。
端的に言ってレイプ。強姦。近親相関、教え子。
そして暴力。たたく。殴る。道具を使って。
更に言葉の暴力。死ねばいい、亡くなればいい、殺す。
なんだよこれ。
子どもにとって親は、家族は唯一の世界。
ここでそんな目に合ったら、世の中に出ていけなくなる。まともでいられなくなる。
これが現実なのだろうか、、、
教育虐待はまだ少しは分かる。
ただ、これも度を過ぎている。
なんで成 -
Posted by ブクログ
読んでいて心が痛む内容です。現実にこのようなことがこの日本で起きていること自体が問題だと思いました。生々しい表現が数多くあり人によっては、読んで想像すると気持ち悪くなる内容かもしれません。。。
男尊女卑、ネグレクト、DV、暴力、体罰、強姦、育児放棄、売春、近親相姦、風俗、児童虐待……今の世の中じゃ少なくなっているのかなと思ってましたが、まだまだあるんでしょうね。日本の闇の部分で、一定数は必ずいるんでしょうね。私が今これを書いている時点でも。。
昔の彼女もそんな事を親からされたと聞いたこともあるけど、きっともっと酷いことされてたのかな…
子供の同級生で一切親が何言わない、服装も汚くて放置して、そ -
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毒親なども
雑誌編集者の久野悦子さん、ある意味、原作者氏の分身でしょう。編集部は貧困問題も消費するネタの1つとしか考えていなさそうですが、取材で現実を知って、どういう行動に出るか?が別れ道になるような気がします。
子ども用の学費を持ち逃げしたり、夫婦で喧嘩してばかり、平気で「外人」呼びする父親等も既視感が……貧困層に転落するきっかけに天災、もあるでしょうし、やはり他人事ではないです。
ゲイ風俗に身をやつした青年の話もある意味、痛烈でした。ちょっとした想像力もない有象無象っているでしょうし……。 -
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貧困問題と政治の貧困と
痛々しい話ばかりで、性的搾取の典型が続きます。親の世代の社会性の欠如と視野狭窄、分析能力の欠如、行政と政治の貧困が意図的にこういう貧困層を作り出し、利用しているのですが、漫然と今の劣化したマスメディアを無批判に利用しているだけの層とかには、ことの本質は全く見えないのだろうと思います。
当然ながら冷やかしでYahoo知恵袋を荒らすような有象無象も、利用される側に終わるでしょう。社畜がさらに弱い女の子を買って搾取しているのでしょうし、ホストに貢がせる搾取も同様の構造でしょうね。 -
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ネタバレ【悪魔の傾聴】
中村淳彦氏の著書、前から本屋さんで気になっていたものです。
昔から仲が良い友人や信頼関係がある程度出来ている方は別にして、まだ相手のことがよく分かっていない人と話す時、あるいは相談、悩みを打ち明けられた時に「相手の本音をどんどん引きだす方法」があるのであれば知りたいと思って手に取りました。
著者は人物取材するライターとして、これまでに3,000人超を取材、日雇いでアダルトビデオの現場に呼ばれる企画AV女優の半生を描いた「名前のない女たち」、または本屋大賞にもノミネートされた「東京貧困女子」など、貧困化する日本の現実を可視化するために傾聴、執筆活動を続けています。
悪魔の傾聴