あらすじ
家の中には「絶望」以外、何もなかった。
15人の女性が告白する「地獄の日々」と「その後の人生」――。『東京貧困女子。』などで知られるノンフィクションライター・中村淳彦の新境地ルポ。中村氏が訳あり女性への長年の取材でわかったことは、彼女たちの貧困や生きづらさ、トラブルの原因が「毒親育ち」である可能性が非常に高いということだった。著者は主に「貧困」をテーマに取材してきたが、今回のテーマは初となる「毒親に育てられた女たち」。想像を絶する「悲惨な体験」と「その後の人生」を著者が聞き出す。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分もなかなかの毒親に育てられたなと思っていたが、まだまだ序の口だったのかも。
本では何人かの女性が半生を語る。
暴力、性的暴行、ネグレクト、貧困。幸せなモデルケースを知らないから、大人になっても再現不能。風俗や低賃金の仕事に就き、結婚相手が悪ければまた虐待を受ける。
苦しい状況を変えたい!と思っても、よほどいい人に出会わないと変えられないし、結婚相手をミスると過ちは繰り返される。
周りは実家に甘えられるいい家族ばかりに見えるので、そうでもないことを知るにはよい本。
おじさんが気持ち悪いのに同感する。普通のおじさんであっても飲み会で下ネタ連発。会社でもセクハラ発言。いまだに昭和を引きずる日本。残念である。
Posted by ブクログ
読んでいて心が痛む内容です。現実にこのようなことがこの日本で起きていること自体が問題だと思いました。生々しい表現が数多くあり人によっては、読んで想像すると気持ち悪くなる内容かもしれません。。。
男尊女卑、ネグレクト、DV、暴力、体罰、強姦、育児放棄、売春、近親相姦、風俗、児童虐待……今の世の中じゃ少なくなっているのかなと思ってましたが、まだまだあるんでしょうね。日本の闇の部分で、一定数は必ずいるんでしょうね。私が今これを書いている時点でも。。
昔の彼女もそんな事を親からされたと聞いたこともあるけど、きっともっと酷いことされてたのかな…
子供の同級生で一切親が何言わない、服装も汚くて放置して、その辺彷徨いている子・家もあるし…
20数年前の小学校や中学校を思い出すと…
該当するような同級生はそうだったのかと、疑問に思う子は浮かびますね。
ただ外からだとわからないですね。巧妙にこういうのは隠しますからね。
そして、自分が毒親にならないために子供の話を傾聴して昔の男尊女卑、家父長制、年功序列の考えは捨て去っていこう。
子供に興味を持つ、共感する、否定しない事を大事に育児していきたいと思いました。
色んな事を考えさせてくれました!!
ありがとうございます。
Posted by ブクログ
想像を絶するほどの苦しみを味わった女性たちがこの世にたくさんいることを知った。
辛すぎて呼んでいるのも苦しくなってくる。
ドラマやマンガみたいなことがリアルでも本当に起こっているという衝撃。
望んでその親の元に産まれてきたわけではないし、親も望んでそういう親になりたかったわけではないだろう。
脳の機能に問題が生じてしまって、コントロールできなくなってしまうのだろう。
それでは毒親が減るにはどうすれば良いのだろうか。
毒親が少しでもいなくなることを祈ります。
Posted by ブクログ
フラッシュバックして苦しむかもと思い、なかなか手を出せずにいた本ですが、勇気出してようやく読めました。実際は確かに共感して苦しかったですが、普段孤独感のある自分にとっては、不謹慎ながら自分と似たような気持ちの人が他にもいるんだという少し安心感みたいなものも感じました。ただ、これほど辛い思いをする子供がこれ以上増えないことを心から祈ります。巻末に毒親にならないための対策もあり、子育て中の方にも参考になると思います。誤字が多いのは少し気になりました。
Posted by ブクログ
どの女性の話も壮絶だった。事例が続き、読んでいて休まる部分がなかった。
毒親に育てられた後自分も同じようにしてしまうということや、毒親に育てられた親が同じように毒親になって自分が虐待されたという事例から、毒親による虐待が減るということはとても難しいのだろうと思った。