中村淳彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・感想
点
1.リアルさと取材の深さ
筆者が多くの当事者に直接取材し、それぞれのエピソードを丁寧に描いているため、「単なる統計」ではわからない“その人がその状況で何を思い・どう動いたか”が伝わる。これは読者の共感と理解を深める。
2.「見えにくい貧困」の可視化
普通に大学に行けて、普通に働いている人が、ちょっとしたきっかけで転落する可能性がある、という「いつ誰が落ちるかわからない社会」の怖さを、制度・雇用・家族関係などを通じて明るみに出している。
3.社会問題としてのアプローチが説得力あり
個人だけの問題ではなく、雇用制度・教育資金制度・福祉制度など構造的な要因を指摘しており、読後に「ど -
Posted by ブクログ
介護市場。大手は飲食大手からの参入だから、同じような低賃金・長時間労働の搾取構造になっている。
優しい人が辞めていく。
疲れ果てた末に起こる老人イジメ、殺人事件。
仕事がハードすぎるし単調なので、出会いもなく、快楽に走る人々。(異常な性欲)
これは自分の経験ですが、いったん育児で、社会からドロップアウトした者にはパートしかない。分野は、介護、飲食、病院、保育。そのどれもが低賃金である。
いくつかの飲食業界で働いていたときに、シングルマザーの多かったこと!女性に限らず、男性も金銭的な苦しさがあったり、それゆえなのか性格的に歪んでいてイジメをしたり、異性に手を出す人もいたり、かなり底辺な業界 -
Posted by ブクログ
オタクでコミュニケーションが取れない問題のある人、社会不適合者のことを著者は独自の視点から中年で童貞の人がそれに当てはまると書いている本。中年で童貞だからって全員当てはまるかは疑問を持ちましたが中年で童貞の人は人格形成に大事な若い時期に人間的成長を拒んだ若しくは親の過干渉や学校や職場のいじめによって捻じ曲がった考え方をするようになったまま中年になったということは理論的に理解できる内容。普通、会って顔を見てコミュニケーションの先に性行為だものね。
母親がいつまでも赤ちゃん扱いしていると言われたりするけど、「まだ生まれていない胎児の状態で生きている」という表現が衝撃的。日本の色々な問題のしわ寄せが -
Posted by ブクログ
スタンドFMのパーソナリティさんの話から中村敦彦さんを知って、本を読んでみました。
風俗は水商売、出会い系、AV女優、交際クラブ、ソープ、デリヘル、本番ありなし、いろんな形がある。
年齢層は70代まで様々。
始めたきっかけはお金がなくてという人が多いが、お金に困っていないが楽しくてやっているというマダムもいる。
貪欲な性欲異常者もいる。
やはり綺麗な顔・体の人の人が採用には有利で、持ち前の上品さも売りになる。高級なお店で働くことができる人もいれば、平凡な見た目や年齢のせいで下層の店で働く人もいる。
1番辛いのは年齢が上がって、売れなくなった時。この世界を抜け出せないけど、他にできることも -
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Posted by ブクログ
最近はやりがいとかQOLと言われること多いけど、やっぱりお金が1番大事。次に社会的信用。
勉強して、可能なら大卒になって正社員になる。大変だけど、手に入れたら生活が少し楽になる気がする。
あとは部屋にこもり過ぎないのも大切。1人暮らし考え込みがちで頭でっかちになるから。外出したら自分を助けてくれる制度を見つけられるかもだし。
貧困の何が辛いって、努力だけでは変えられない要素が強いことだよね。地方だと時給も職の選択肢も少ないし。市町村だって税収多いとこは公共施設が充実してる。環境から違う。
なら選択肢の多いとこ(=都会)に行けよと自己責任になるけど、引越し代/都会での仕事とかすぐに用意できない