中村淳彦のレビュー一覧
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AV女優って大変なんだろうな……と思っていたけれど、ここに出てくる「企画モノ」に出演する女性たちの扱いというのは想像以上だった。ぶっちゃけ生命の危険レベル。命は残るとしても、肉体的に障害が出てもおかしくない。
しかし、出てくる彼女たちは、おおむね、評価されたい、認められたいという承認欲がものすごく強い。そこにうまいこと付け込んでAVに出ている訳で………。
AV女優は、この本が書かれた時代より単価が安くなっていると聞く。(この本でも、危険度を考えれば十分安いと思う)
それなのにAV女優になりたい人が増えているとニュースでやっていた。
個人でできる動画配信で無料で脱いでしまう女性も多い -
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ネタバレ○ノンフィクション作家、ライターである、中村淳彦氏の著作。
○需要と供給がミスマッチである介護業界の実情について、重労働や低賃金と言ったいわゆる“3K労働問題”だけでなく、そもそもの介護労働者のタイプ(人種?)を詳細に分析したもの。
○紹介されている事例が極端なケースであるため、全てを鵜呑みにして先入観を持つことは望ましくないが、このような世界が広がっているということは意外。
○著者も書いていたが、介護関係の仕事をする人は「善人」というイメージを持っていたが、そんなことはないんだな(むしろ、社会不適合者がいる)ということにショックを受けた。
○短絡的に制度の問題と言うことはできないが、これから -
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休みの日に買い物に出かけると、スーパーも商店街もお年寄りが沢山いる。カフェに入っても本屋で本を探している時も同じだ。私は車をよく運転するから、高齢者マークの車も増えたと感じるし、それと同時に近くを走る際はいつも以上に気をつける様にしている。以前信号待ちをしている際に、前を走っていた車が赤信号で停止したが、停止線をだいぶ過ぎて止まってしまったので、後ろに待つ私に向かってバックして来た。バックギアに入れたまま信号待ちをしているので、恐らく青信号と同時に後ろに来るだろうと構えていたら案の定、バックされた時はヒヤッとした。その車も大きなサイズの外車であったが高齢者マークをつけていた。私もそれ程若くはな
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一時期は某ゲームの影響もあり、ヤクザやスカウトが我が物顔で闊歩するエリアというイメージの強かった歌舞伎町だが、数年前からトー横キッズと呼ばれるZ世代の若者たちのニュースが報じられるようになった。その印象の変化に興味を持ったが、どうもこの繁華街の変化について論じている資料というものが見つからない。そんな中ようやく見つけたのがこの一冊である。
石原慎太郎の歌舞伎町浄化作戦、2010年の暴力団排除条例、監視カメラの各所への設置によって、あらゆる非合法行為を封じられたヤクザたちは、限られた場所で肉体労働をしてシノギを得て、限られた場所のみで飲み食いするようになった。こうして空いた歓楽街を埋めるように -
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話の聞き方、というところでは面白かった。
ただ、後半はライターさん向けの、90分で相手の本音を引き出す方法になっていくので日常会話向けではないかも。
以下メモ
悪魔の傾聴は、相手に「~をしない」不作法の技術が中心。
自分の話をしない
相手の話を否定しない
自分の意見を言わない
アドバイスしない
人との何気ない会話の時、相手の欲望と感情を意識していきます。人の行動には理由があり、理由の中には、必ず何かしらの欲望や感情が存在します。
欲望の断捨離
相手から本音を引き出すために、あなたの欲望を意識的に捨てていきます。
「どんな相手の気持ちも理解できる」という意識は傲慢です。聞き手に -
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女性の貧困問題とAVや性風俗のつながりに触れるとき、必ずといって良いほど著者の中村敦彦氏にたどり着く。これで、3冊目となる。2017年の「AV女優消滅-セックス労働から逃げ出す女たち」、2020年の「証言 貧困女子 助けて!と言えない39人の悲しき理由」に次ぐ、3冊目の出会いとなった。
コロナ禍を経て、2022年6月に全会一致で成立した「AV新法」は、出演強要問題などの改善はできたが、業界に大きな混乱をもたらした。「AV新法」の甘さを指摘するラディカル・フェミニスト団体と個人が「AV新法」に反対の声をあげた。また、コロナ禍で生活にあえぎ、AVや性産業がことごとくキャンセルとなり、生活できな -
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傾聴力を上げたくて、この本を選びました。
あとがきにもあるけど、どちらかというと、インタビューをするようなライター業の人が読むのがいいかも。
一般人同士の人間関係でも通用するような傾聴の仕方も書いてあったけど、インタビューの仕方みたいな方向のテクニックもいくつかあり…
あとは精神障害など重た目の話の聞き方も載っていました。否定せずに聞こうねってことが大部分でしたが
webライターの方など、周りに頼れる人がいない方のインタビュー業に役立つ本ではあるかなと思います。
それ以外の人にもためになる話はあるけど、一般人向けの本ではないなと思いました。 -
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「貧困」貧しくて困る
読んでからしばらく経ってしまったので、純粋なレビューではないけど。
貧困は、思ってるよりずっと身近で。
自分ではどうしようもない理由、多くは「親ガチャ」のような生れ落ちた環境の優劣で、「貧困女子」ルートが確定みたいな層。
その層は、意外と厚い。かくいうにこも、そんな層だった。
けど、数十年前だったから、なんとか抜け出せた。
この本でいう「派遣労働者」なるものが、なかったから。
中高年男性の雇用を守るために、女子と若者が切り捨てられた。
その結果の「失われた30年」。日本の競争力は地に落ちたわけ。
てなかんじの、ネガティブサイドの本。偏ってる気もする。