中村淳彦のレビュー一覧

  • 日本の貧困女子

    Posted by ブクログ

    ・北関東では長男信仰が根強く残っており、長男だけをもてはやしそれ以外の次男や女兄弟をないがしろにする、時には虐待に発展することも
    ・北関東では不倫関係にある男女間で男性が女性にお金を渡す習慣が(援助交際を目的とした場合でなくても)あり、それを家計の足しにしている主婦もいる
    あまり信じられないけど、書いてあることが本当だとしたら、北関東はこんなにも時代錯誤な社会だとは。私が住んだことのある北海道や東京と同じ日本だとは思えない。

    0
    2020年07月08日
  • 職業としてのAV女優

    Posted by ブクログ

    競争が激しいAV女優の世界。撮影環境の治安は良くなってきたが...

    ●感想
     一つの職業としてAV女優を取り上げる。AV女優も資本主義的構造になっており興味深い。AV女優はアイドル業界、芸能界と同じく競争が激しくなっている。昔のように簡単に稼げる職業ではなくなった。多くの新人が毎年登場し、たくさんの人が消えていく。恵比寿マスカッツのような、一般人にも認知されるようなAV女優は皆「単体女優」と言われるトップ層。むろん、その地位まで上り詰められるAV女優は少ない。撮影環境の安全性が上がった分、応募も増えているのだろうか。SNS等インターネット系メディアの発達によってAV女優の活躍をよく目にするよ

    0
    2020年06月28日
  • 証言 貧困女子 助けて! と言えない39人の悲しき理由

    Posted by ブクログ

    つくづく日本って頑張りつづけないと
    生きていけないんだなって思った。

    頑張っているのに、生活が
    苦しいなんてどうしたらいいのか。
    苦しいのは自分のせいみたいな
    風潮、他国と比べて
    あまりにもそれが強すぎるなと。

    大学いくために奨学金もらって
    結局奨学金の返済に苦しめられるって…
    大学なんて行かなければよかったって
    一文がとても切なくなった。

    0
    2020年06月24日
  • 日本の貧困女子

    Posted by ブクログ

    北関東、沖縄を中心に見た女性の貧困問題に関しての本です。

    北関東、あまり縁のない地域なのですがなんとなく出身地の中学校の時の友達を思い出させた本でした。地元から出ない、車社会、地元の友達のネットワークが強い、地元を出るときには地元を捨てる気で出ていく。

    私は中学校までは学区の中学に通ってましたが、高校からは学区の異なる私立の学校に学校に通っていました。そこで地元の縁からは抜け出し、そして大学に行く際に北海道に行ったのでさらに地元から遠ざかりました。ですが、中学の時の友達でやり取りしている人はいますし、年賀状だけではなく実際に会ったりもします。友達個人とはつながりがありますが、学校の縁とかは

    0
    2020年06月10日
  • 証言 貧困女子 助けて! と言えない39人の悲しき理由

    Posted by ブクログ

    『東京貧困女子』の著者が監修した一冊。総勢39名の貧困女子による悲痛な独白がまとめられている。
    非正規女子、シングルマザー、介護職女子、高齢女性、ネカフェ難民女子、上京女子大生、ブラック企業勤め女子。
    彼女たちをとりまく状況はさまざまであれ、みんな総じて貧困に苦しんでいる。
    こんなはずじゃなかったのに、と虚ろな目でつぶやく姿が目の前にみえるかのようだった。
    本当にズドーンと暗い気持ちになる。
    私も今でこそ普通に暮らしているけれど、貧困の落とし穴にはまりかけたタイミングは何度もあったと思う。
    親の離婚、突発的な上京、10代での妊娠出産、非正規労働、離婚危機などなど……ふりかえってみると貧困じゃな

    0
    2020年09月12日
  • 女子大生風俗嬢 若者貧困大国・日本のリアル

    Posted by ブクログ

     丹念に取材した一冊。風俗嬢にならざるを得ない状況に追い込まれてしまった女子大生がいる一方で、「風俗嬢しかない」「風俗嬢が好き」と思われる人も登場する。

     一流大卒でも、仕事で全く役に立たないオジサンを数多く見るせいか、体を壊すほどバイトしたり、体を売って稼いだりと、無理して大学卒の学歴を作らなくてもなあ、というのが正直な感想。

     高卒や中卒の学歴で豊かな人生を送っている人は珍しくない。学校で多様な職業観や生き方を教えてくれる教師がいれば、少しは違ったのかも。

     就活でベンチャー企業の経営者の話を聞いた女子大生風俗嬢が、「自己顕示欲丸出しで”夢”とか”やりがい”とか、適当なことばかり言っ

    0
    2020年05月20日
  • 日本の風俗嬢

    Posted by ブクログ



    先日、ナインティナインの岡村氏が失言で叩かれてましたね。

    さて、もはや風俗産業がセーフティネットの時代では無くなったようだ。
    春を鬻ぐお仕事。それが現代では高級取の職業ではなくなってきているという。

    0
    2020年05月05日
  • 貧困とセックス

    Posted by ブクログ

    内容は、いわゆる二流紙にセックス、暴力関係の記事を書く、ジャーナリスト2人の対談。日本が1990年代をピークにデフレ、長期の不況という失われた20年を経て、先進国の中で、突出して貧しくなった。近年、社会学者などがセーフティーネットとしての風俗業などについて大きな関心を示している。私もその点では大いに関心を持っていたため、ラジオで、紹介されたことを機会に読んでみた。内容としては、学術的な客観性や具体性に乏しい。その一方、学者や政治家に比べ、対象である風俗嬢などに目線が近く、裸の現実を突き付けてくる。生活保護などを受けようとしない彼女らの存在を理解する意味でも、筆者たちの主観的な感じ方が、必要とさ

    0
    2019年12月21日
  • 名前のない女たち 2

    Posted by ブクログ

    AV女優へのインタビュー集だが、陽の当たる側面ではなく、影となる部分に焦点を当てているところに意味がある。消費される側にいる彼女たちの刹那的な生き様は、彼女たちの感情とは全く無関係に、物悲しい。

    0
    2019年08月29日
  • 職業としてのAV女優

    Posted by ブクログ

    AV女優は、なり手が増えすぎて、合格率14%、しかもそのうちのごく一部しか仕事が無い。売れっ子AV女優は、超エリート職業になってしまっている。

    0
    2019年05月21日
  • ルポ 中年童貞

    Posted by ブクログ

    「ルポ中年童貞」(2015.1)、中村淳彦氏が、中年童貞の可視化を試みた作品です。団塊の世代の私には理解が難しいテーマでした。犯罪につながらなければいいなと、そんな思いです。内容は、①秋葉原は中年童貞天国 ②妄想に生きる高学歴中年童貞 ③ネット右翼と中年童貞 ④女への絶望から男で童貞喪失 ⑤童貞喪失を目指す学校 ⑥中年童貞の受け皿となる介護業界 ⑦中年童貞はこの社会が生んだ。 中年童貞に共通するのは、過剰なプライドの高さ、コミュニケーション不足、潔癖な女性観だそうです。コミュニケーション不足は深刻ですね!

    0
    2019年02月04日
  • AV女優消滅 セックス労働から逃げ出す女たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    AVライターの著者が、AV業界の問題点 危機的な状況を、業界人のインタビューを交えて執筆。真面目な内容。強要問題がいかに根深いか、AVに出演後どれだけ悲惨な人生が待ち受けているかを考えさせられる。まともな業界団体を作り、人権を保護していく必要が有るとの意見はしごく真っ当。

    0
    2018年12月19日
  • 図解 日本の性風俗

    Posted by ブクログ

    中村淳彦 著「図解 日本の性風俗」、2016.5発行。1991年バブル崩壊、1999年労働者派遣法の改正、2008年リーマンショック・・・、世帯収入減、非正規雇用率40%、単身女性の30%が貧困状態とか。世の中に風俗があって本当に良かった。風俗嬢になってやっと普通の学生生活が。長女の大学進学、住宅ローンの返済、シングルマザーが続々と裸の世界に。性風俗のデフレ化で生活保護水準を下回る風俗嬢も続出。昔は遊びたい、贅沢したいから、今は生活や学費のため。普通の女子大生から人妻まで生活のために風俗嬢に。本当か?!

    0
    2018年11月05日
  • 日本の風俗嬢

    Posted by ブクログ

    貧乏学生なんかには絶好のアルバイトで、しかし生計を立てていかねばならない人たちにとっては過酷な仕事となっている現状がよくわかる。

    僕の年齢的なものかもしれないけど、最後の方で識者が言っていた「風俗もごく普通の仕事として社会に認められる」ってのはそうとう実現難しいだろうなあという印象。徐々に「普通」には近づいてくるんだろうけど、完全に「普通」になるのには相当の時間が必要であると思う。

    0
    2018年08月15日
  • 女子大生風俗嬢 若者貧困大国・日本のリアル

    Posted by ブクログ

    うーん、奨学金を利用している大学生の数は半数にも及ぶとか、大学費用が高騰してるとか、これらの客観的な事実と、風俗嬢に女子大生が増えてるってサンプル数も少ない曖昧な事がごっちゃになってると思った。まあ新書なり内容かな。好奇心は刺激された。一番面白かったのは大学院の学費稼ぐのに二丁目で売り専やってるノンケの男の子の話で、本のタイトルの女子ですらない。

    0
    2018年07月23日
  • 職業としてのAV女優

    Posted by ブクログ

    AV女優という職業が、いったいどのような仕事なのかを解説し、そうした仕事にたずさわる女性たちの姿の変遷を論じた本です。

    AV業界の内幕について解説している箇所は、おもしろく読むことができました。ただ、世間ではなかなか目に見えない企画女優と呼ばれる女性たちの仕事を説明することに焦点が絞られているところに、本書の限界もあるのではないかという気がしています。

    著者は、現在までもっとも精力的にAV女優のインタビューをおこなっているライターの一人ですが、そのアプローチの仕方は永沢光雄の『AV女優』および『AV女優 2 おんなのこ』(ともに文春文庫)のスタイルを踏襲するもので、画面のなかで演技をしてい

    0
    2018年06月12日
  • 熟年売春 アラフォー女子の貧困の現実

    Posted by ブクログ

    全国に35万~40万人が存在するという風俗嬢の過半数は30歳を超える熟年女性…
    という表書き。

    お~!30歳を超えたらもう熟年っていうのね~!
    っていうムカつきも込めて読んでみました。

    いや~もう絶望しかない内容。
    インタビューに答えるのが、古い文化住宅に住むヨレヨレのおばちゃんなんだけどその内容が悲惨すぎ。
    他にも、インタビューはセレブ妻がはまった売春とか精神的に異常があるような売春婦の話とか、借金を返すために体を売ってる実業家の女性やら…パターンは色々だけど読んでたらもうなんかつらくなってきた。

    著者は日本の経済社会の縮図を売春に当てはめてるんだけど、もう日本の経済は救いようがないと

    1
    2018年05月11日
  • AV女優消滅 セックス労働から逃げ出す女たち

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  人生が破壊された超人気AV女優
    第2章  納得して出演している女性ばかりじゃなかった
    第3章  歌手になりたくてAV作品に出演
    第4章  人間扱いされないAV女優たちの絶望の系譜
    第5章  普通の女の子をAV女優に導く暗黒のスカウト最前線
    第6章  「AV女優に人権を」業界でただ一人動いた元AV女優
    第7章  AV業界が消える前に
    第8章  強要問題はAV女優の反乱だった

    <内容>
    先日、教え子がAV女優デビューしてたことを聴いてショックだったが、AV業界の裏を知る中村さんの著書は意外と欠かさず読んでいる。今回は、あまり具体的な女優の話が載っていない(引退後のインタビュー

    1
    2017年10月16日
  • AV女優消滅 セックス労働から逃げ出す女たち

    Posted by ブクログ

     去年、最初のジャブに対してAV業界が戦わずに逃げたのが、実は最後のチャンスで、壊滅は必須だろう。という話。

     対抗するには、ソフ倫みたいな地廻りミカジメなダニ組織が必須だったろうが、悪いことにAV業界は害虫駆除してしまった、という辛い事実も。

     顧客の要望に忠実なAV業界は、新自由主義の典型でもあり、新自由主義は、エコシステムを食い荒らすことで存在するということの証明でもあった。

    0
    2017年10月14日
  • 図解 日本の性風俗

    Posted by ブクログ

    ”裸の女性は、社会を写した鏡である”
    なるほど、と思える名言。

    女性が性風俗産業の門をたたく流れや、その業界の構造、そして、背後にある政治経済の浮き沈みによる影響が、図表と分かりやすい説明で書かれていて興味深かった。

    性風俗産業を単なるエロとしてとらえるのではなく、冷静に政治経済的に客観的に書かれてあるというのも面白かった。

    0
    2017年08月25日