鈴木次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ただの怪談と侮るなかれ、伝承やら、集団心理やら、理由を追い求めているというのが、ある意味勉強になる箇所が多い。
特にトイレの怪談関係は、なぜトイレなのか、そしてなぜ学校なのかというのがわかって知識となった。
人間は「非日常」が怖いというのも納得。
あるあるだが、母親の小学校でこっくりさんをやったあと気が触れて狐憑きになった人がいたという話しを聞いたが、母親が親から聞いた話だと、元々気が触れていたのを、こっくりさんのせいにしたという話だった、という何気ない会話が今でも自分の中に残っているということは、やはり自分的でも何かしら怖かったから印象深く覚えてるんだなと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ平和ですね。
こちらは通勤にぴったりな本です。
途切れ途切れに読んでもストーリー自体はシンプルなので混乱することもなく、かといって内容がないから長時間読むのがつらいということもなく。
民俗学成分も比較的薄めなのでそこもいい塩梅です。
深町くんが高槻彰良氏に割と乱暴なのですが、これまで親にすらできなかったことを高槻彰良氏にしているのだと思うとその甘えきっている感じに二人の仲が深まっていることを感じます。
本編で一番ハラハラしたのは、文鳥ちゃんが酷い目に遭わされないか、でしたがそこはセーフでした。
愛鳥家としてはもっと大切にしてあげてーと思わないでもなかったですが。
次に読む本がまだ決まって -
Posted by ブクログ
“祝い”と“呪い”は形が違うだけで本質は紙一重なのかもしれないと感じた。不幸の手紙やチェーンメールといった身近な存在までも民俗学の対象になることに興味を惹かれる。大正時代の話や、以前はよく届いていたチェーンメールの背景を知ることで、日常の中に潜む”想い”の力を改めて意識させられる。また、どんな場面でも人良い面を見出そうとする高槻先生の姿勢は印象的で、自分も見習いたいと思う。高槻先生と佐々倉の幼少期のエピソードは可愛らしく微笑ましい一方で、どこかにほんのりとした怖さが漂い、この作品らしい余韻が残った…あれはトラウマになるわ(笑)決して単純なハッピーエンドではないものの、読み終えた後には不思議と心
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Posted by ブクログ
5つ章の短編集からなる番外編
その中には、シリーズ11の本編で書かれていた「入ってはならない場所」につながるものが2章分
海野沙絵が、人間だったころの話から、八百比丘尼となった理由、それから更に時をへて、現代にいたり、「入ってはならない場所」へつながったお話
また、同じ「入ってはならない場所」につながる舞台の場所へ、高槻先生の夏ゼミ合宿に参加していた難波君の視点からのお話。
本編を随分前に読んでいたので、忘れてしまっている部分も多く、もう一度読み返してみようと思った。
それ以外に、彰良が神隠しにあって帰ってきてから、ロンドンの叔父のところで生活していた話、
そして、彼が、誕生日を祝うこと -
ネタバレ 購入済み
高槻彰良って、何者!?父親は、誰?若しくは、何?亡くなった祖父は、誰と取り引きをしたの?そして、彰良本人は、何処に行ったの?解けそうで、解けない、謎が謎を呼ぶ………
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ネタバレシリーズ番外編3冊目。
「美術準備室の女」
美術準備室に裸の幽霊が出るという話。
実際には、準備室を締め切って、生徒が交代でヌードモデルになってデッサンをしていたという……。
女子校だからできることではある。
「山の向こう」
山梨の洞窟に住んでいた怪物に食べられに行く沙絵さんの話。
沙絵さんの半生?は、別のとこでも出てきた気がするけど、色んな意味で切なすぎる。
「俺の友達の地味メガネくん3」
番外編恒例、難波視点の話。
合宿の人食い怪物事件を難波目線でも。
難波、深町のこと大好きじゃないか・・・!
いいヤツだ。
「妖精の小箱」
高槻の叔父、渉のお話。
「誕生日を祝おう」
健ちゃん視