鈴木次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第2弾!!
話は3つ。
「学校には何かがいる」
学校の怪談か〜
そう言えば、あったなぁ〜
私の頃は、「四時ババア」ってのがあった。
16:00に、4番目のトイレに入ると出る!みたいな話やったな。
メジャーなんかな?
ここでは、コックリさんの話!
「スタジオの幽霊」
キレイな女優さんが、主演のホラー映画撮影中に幽霊が!
良く聞く話やな。
スタジオとか、劇場に現れる幽霊。
何か、女優さんも大変やな。
今回のは、その話がメインやけど、ほんまは、今まであった嘘を見抜く能力を失ったかも?がメイン。
嫌がっていた能力が消えるとただの凡人になって高槻准教授の役に立たない、違うな…相手してもらえ -
購入済み
エクストラの良さが出ていると作品と思います。八百比丘尼の沙絵さん話は、よくある八百比丘尼の話でしたが、将来の沙絵さんがどのようになるのか、どのように過ごしてゆくのか、すごく興味を持ちました。EX4で期待しています。
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Posted by ブクログ
今回は、すこしだけ怪異から離れ、深町君や高槻先生の周りの人々にスポットが当たった読み切り5本で、どれも良かった。
特に、難波の良い奴度と高感度がどんどんが上がっていて、読んでいるこちらもにっこりする。
特異な状況に置かれている故に人と距離を置く深町君にとって、彼が事情を知っている先生や佐々倉さん、遠山さんとは別の意味で良い「救い」になっていくのかなと思うと、二人の日常のやりとりはもっと見たくなる。
どの話も、誰かが誰かの「救い」となる話のため、うるっとしつつも、小さな怪異があるのも面白い。
与えた側には些細なことかもしれないが、与えられた側にとっては大きなものである描写がどれも丁寧に描写されて -
Posted by ブクログ
当初では遭遇しなかった「怪異」にどんどんと関わる確率が増えてきた深町君と高槻先生。
短~中編3本が章じたての今回は、各章も色濃く「怪異」が出てきているのが印象的だった。
それぞれの話としては、第1章の話の怪談や都市伝説的な展開と落ちの居心地の悪さが不気味で、面白いが、ホラーとしてはひょんなことで思い出しそうな身近さが合って一番怖かった。
第2章は、これも切なさがある一方で後味の悪さが尾を引く。
第3章は、色々な思いが交差したミステリーな感じと、問題がいい感じに納まった感じが面白かった。
と、別々の話の体を出しながらも、本編に大きく影響を与える前触れのようなものを感じて、次巻が気になる。