鈴木次郎のレビュー一覧
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購入済み
高槻先生の過去に迫る巻
いくつか真相が明かされた気がします。まだまだ謎もありますが。
そして!ついに出ました御崎先生!!御崎先生大好きなのでとってもとっても嬉しかったです!!
二話目は憧れの作家は人間じゃありませんでしたの要素が少し入っていましたね。
怪異じゃないのも怪異も、過去の真相も少し明かされた濃密な一冊でした!! -
購入済み
夜に読むと少し怖い
完全なホラーではないのですが、少しホラーが混ざってるので
夜に読んでいると少し怖いです(笑)
ホラーは苦手なので購入することは無かったのですが
これは面白そうだったので買ってしまいました。
続編が無いのが残念です。 -
Posted by ブクログ
シリーズ第5作。
前半はいつもの百物語という現代オカルトを通じて起こる小事件や不思議な出来事を解決する日常系ミステリ。そして後半は深町に嘘をノイズとして聞かせる異能を押し付けた謎の因習を残す村に赴く伝奇ホラー。
前半後半で全くジャンルが異なるものの、死者との向き合い方に関する民俗学的見解をブリッジとしてよくまとまっていると感じた。
序盤に先んじて件の村へと赴き、不気味な体験をしたと語る遠山の話などは、初回読んだときと読み返した後とで出てくる村民のイメージが真逆になるのが面白い。
そして高槻の過去や彼の体に巣食う怪異の謎は深まるばかり。今後の展開も楽しみ。 -
Posted by ブクログ
嘘を聞き分ける耳をもつ大学生・尚哉と都市伝説や怪異を研究する教授・高槻のシリーズ8作目。
どの話も面白かったが、少しばかりのもやもやも感じる部分もあった。第一章「押し入れに棲むモノ」では、尚哉が偶然再会した小学校時代の友達の涼に高槻のことを話したきっかけで、涼の兄から勤務先の小学校で子どもたちが怯えている"モンモン"という妖怪について相談される。
最初に"モンモン"の話をした広川くんを馬鹿にした大多数の子どもたちの"悪意"。そちらの方が、"モンモン"よりもずっとおぞましいものだと思う。給食袋を破かれた真相を増田が知ったところで、改心するのだろうか。むしろ、周りを扇動して芦谷さんのことを攻撃しようとするのではないかと感じた。それに、芦谷さんが周りを説得したからといって、広川くんを傷つけないように受け入れるクラスになるのかも疑問。広川くんは、中学校から心機一転違うところに行った方が良いのでは?
第ニ章「四人ミサキ」では、高槻の従弟・優斗から妻の知人に起きた、亡くなった友人の呪いと思われる"怪異"についての相談がある。
亡くなった友人・美紗紀の父親がひたすら不憫に感じた。小説家なら、何も言わずに死んでいった妻を美化した思い出として昇華したとしてもそこまで責め立てられることだと思えない。娘を見捨てて、かつ亡くなったあとも自分たちの心配しかしていない娘の友達に嫌味を言ったとしても親として仕方がないのではないかと思う。何が悪いの。美紗紀の病床の苦しみを見てもいないのに、"友達"として父親に逆ギレをかましているようにしか見えない光莉には釈然としない。これから先、美紗紀のことを忘れずにいられるのか、もっと元の友達を爪弾きにしたことを反省してくれたら良いのにと思った。
第三章「雪の女」で現れた志乃。"八百比丘尼"の沙絵に引き続き"雪女"の登場。本物の怪異の続出がこの先、"異捜"が高槻と尚哉に関わってくる契機になりそうで、物語の新たな展開が示唆された。個人的には、単なる"怪異"の謎解きがメインの話の方が好みだが。