鈴木次郎のレビュー一覧
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ネタバレ押し入れに棲むモノ
押し入れにいるという、“モンモン”。
イマジナリーフレンドかと思いきや、ガチのやつだった!
「もう一人の高槻」が止めたので、結局ホントのことは分からず。
“この世ならざるもの”だということだけが残る。
小学生同士のこういうの、ホントよくある。
そして、先生の押し付けみたいな和解も。
大人になると、嫌いな人とは距離を置くのに、子供には「みんな仲良く」を強要するの何故。
四人ミサキ
これもある意味、女同士のあるあるではある。
お父さん怖い。
現実から目を背けているからこうなってしまうのか?
雪の女
本物の雪女登場。
異捜の存在も知ってるのか。
もしや、誰か捕まったりして、 -
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准教授・高槻彰良シリーズ第2弾です。
再読。
今回も3遍。
1話目は小学校でコックリさんがロッカーに棲みついて帰ってくれなくなったと児童たちが怖がっていると言う相談。
この話しには1巻の神隠しの時の小学生が再登場。
2話目は大学祭のトークショーに高槻先生が出ることになり、その時共演した女優にスタジオで起こっている幽霊騒ぎを相談されて‥。深町くんの耳に異変が起こり。
3話目は遠足のバス事故から奇跡的に助かった少女が『奇跡の子供』として、祀られている。
新興宗教か?また危ない宗教ではないのか探ってほしいとの依頼が‥。
2話目の深町くんが風邪をひいて高槻先生に助けられるシーンが好きです笑 -
購入済み
澤村先生の書き下ろしにキュン
いろんな先生方のイラストが見られて嬉しかったです。
漫画もありましたがなにぶんページ数が少なく、その中で漫画というと超特急でストーリーが過ぎていく感じでした。まあ、仕方ないですね。
澤村先生の書き下ろし小説があり、原作者様なだけあり、澤村先生の小説はキュンときました。
他の先生方もああいうキュンを目指して描かれたのだろうと思いますが、私は澤村先生のキュンにキュンとくるようです。 -
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2024年出版。シリーズ第10作。
中心人物二人の「謎」に付いては進展無し。個人的にはそこまで本作に入れ込んでいる訳では無いので、さすがに「もうこれ以上引っ張らなくても良くない?」と感じる...。まぁ、人気作でシリーズだし、出版社側としては出来るだけ引っ張りたいだろうけど...。
主な視点となる人物が未だ大学の三年生だし、更に院に進むって流れになってるから、あと三巻以上は余裕で続くのかな...。
といったネガティブ視点を覆すべく?かなり血なまぐさい事件と泣けるシーンの組み合わせで最後を盛り上げて来た。評価「3」にする程つまらない訳では無いが、引っ張りに少々食傷気味なので「3」が妥当なのかなぁ. -
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第4弾!!
尚弥は、大学2回生になって、少し慣れたか?
相変わらずイケメン高槻准教授の講義は、女子大生で前列いっぱい。
大学の時に、そんな教授おったかな?楽勝科目と言われるのを取って、試験前にしか行かんかった気が(^◇^;)
今回は、2つの話、プラスα
・四時ババア〜
実際は、文字に囚われる。まっ!呪見たいなもんか。
「一種の記録仰なのだと思いますよ。文字面上は全く似ていない『四』と『死』を、音だけで結びつけて避けるんですからね。昔からこの国の人達は、声に出した言葉に力が宿ると信じていました」
あんまり、四に囚われるのもあかんのか…
この縁で、尚弥と同じ体験をして、嘘を見抜ける人と出会 -
Posted by ブクログ
11巻は以下の3章になっています。
第一章 影の病
第二章 入ってはならない場所
第三章 夜との約束
それぞれの章は独立した話になっているので、章というよりは第一話と書かれた方が分かりやすいかも。
第一章は怪奇色が薄いので少し拍子抜けな感じでしたが、いやいやどうして。
第二章からはいつもの高槻先生が引き寄せる(?)怪奇+ミステリーで進みます。
そうそう、こういうのが読みたかったのよね。
全体を通して、尚哉の他人との距離の取り方が少しずつ上手くなっているのが嬉しいですね。この先、人間界に踏みとどまるためにも、こういう変化が見えるのはいいなと感じます。
これまであまり出てこなかった高槻先生