鈴木次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やはり今回も実は人間が仕組んでいて、怪談話に発展していったものばかり...。人間が1番怖いとはよく言ったものです( ̄▽ ̄;)
高槻先生が追い求めるものには中々出会えませんが、それでもやはりこの物語は面白いです!
途中、主人公・尚哉がハプニングに見舞われるものの、やっぱり高槻先生とのタッグは安定です(^^)
孤独になってしまう自分自身の力を忌み嫌っていた尚哉ですが、いざ無くなってみると今までの関係が無くなってしまう不安に駆られるという自分自身の気持ちの矛盾に悩む姿が苦しかったです。
身の回りに起こる不可解なことや幸運すぎることを怪異や神様に結びつけてしまう「日本人的思考」にも言及されていて、自分にも思い当たる節が沢山ありました。私はやったことがありませんが、「こっくりさん」は私の世代にもそこそこ有名で流行っていた気がします。
第1章のコックリさんのお話では、最後の最後に「え、、、?」となるような要素もあり、益々この物語を面白く感じさせてくれました。
現実と異界の「狭間」のような場所に立っている2人。孤独に生きようとしている尚哉が少しずつ前に進めていて、嬉しいです。今後のお話で友達作って欲しいものです。 -
購入済み
高槻先生最大のピンチ
と言われていた本作。たしかにピンチで、そうなったときの深町くんがかわいかったです。
大切な人がああなったらそうなるよね、という感じです。
林原さんも出てきて警察みが強く、おもしろかったです。
謎が少し解けて、新たな謎が出ましたし、深町くんの成長を実感した一冊でもありました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ5巻は、いよいよ死者の祭へ。深町くんが体験した例の盆踊りに肉薄していく過程に鼓動が速くなる。読み進めていく途中、謎を解明したい気持ちと、ある種の怖さとの間で、読者である私も揺さぶられ続けた。
今作では本格的な怪異のど真ん中に落ちる深町くんと高槻先生だが、ここまでの歩みが脱出の契機になるのがにくい。1つ目のエピソードの『百物語』がすごく良く効いてくる。線香花火の情景はとても美しく、胸に残る。遠山さんもさえさんも再登場のうえ、2人共なかなかのキーパーソンだった。あそこでさえさん、助けてくれるんだなあ……。今後、彼女の謎も詳らかになるのだろうか。
青提灯の盆踊りについてはある程度判明したが、高槻先生の神隠しは、まだ謎が深い。記憶全部消されてしまったが……一体ナニを身の内に飼っているんだろうか。次の巻も読まなければ。