鈴木次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ2作目。中編3作。
嘘が聞き分けられる主人公と神隠しにあった過去を持つ准教授が怪異の相談を受け調査するスタンスは変わらない。
学校の怪異、映画スタジオの怪異、新興宗教と話の内容はよくある話。それを民俗学として考察して導く過程が面白い。
自分はコックリさんをやった記憶が無いが、子供の心理などの描写や先生などの対応は分かると思った。
映画スタジオ、これこそ動機はよくある話。この中編は主人公の葛藤と准教授との関係性がメインだと思う。
新興宗教も准教授の過去が語られるために描かれていた。
全体的に民俗学とミステリの要素は薄いが、コミカルで面白く読める。 -
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シルクハットが….….
渉おじさんのシルクハット姿は、いただけないなぁ。随分おかしい。本でも、イギリス紳士然とした姿としかなかったから、シルクハットを被っている発想は無かったし、絵は、被っているというより、乗っかっているという感じで違和感が酷い。
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より嫌らしく、醜く….….
本を読んで、想像している時には、脳内フィルターをかけて見ているのか、嫌な描写は、もっとソフトな感じになっているが、この本では、嘘をつく女優、ゴシップ記者の顔が、物凄く嫌らしく醜い絵に、なっている気がする。
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概ね原作通り
概ね、原作を読んだり。その挿し絵を見たりした通りの絵だった。高槻先生が、ちょっと、親しみの有るイケメンになっているのと、瞳の色が変わって、別の者が出てくる時の不気味さも、減っていて、その辺りが、ちょっと、緩い感じになっているのかな?
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丁寧な絵
漫画は、ほとんど読まない(見ない)のだけれど、原作が、面白かったので、読んで?見て?みたら、結構、原作に沿って、丁寧に描かれている絵で、興味深く見ました。
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わぉ!
怪異じゃない人為的な事柄が2件 。異捜絡みの怪異が1件…とうとう、深町君の所に、異捜の山路さんの手が伸びてきた!それって、有る意味、怪異より、ずっと怖いかも….….
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段々….….
色んな意味で、段々、怖い話になる。はじめの頃は、怪異?違うでしょ?みたいな、間違い探し的な話だったのに、今は、ほとんどが、異界の者?物?と遭遇する。押し入れに居る何か……雪女……そして、高槻の中に居るモノ……
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重い….….
沙絵さんの正体は、昔々、人魚の肉を食べて、不老不死になった、八百比丘尼だった、「人間で居たければ、自分は、人間だと思い続けなければならない。」という彼女の言葉が、重い。
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知りたいけれど….….
今回は、高槻先生の話だけでなく、周りの人達の話が多くて、違う視線で楽しめた。異捜の林原さんも出てきた。(作者の他の作品の登場人物)これから。どんな風に、なるんだろう。知りたいけれど、知りたくない。
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わぉ!
やっと、怪異らしい怪異が出てきた!いつも、偽物ばかりじゃ、つまらない(笑)
けれど、出て来たら出て来たで、不気味だなぁ。お化け屋敷の鏡に映る子供の幽霊、異界に通じる(異界から、手が出て来て、引っ張り込まれる)鏡とか….….
けれど、姉に成り代わりたい双子の妹の話も、怪異じゃないけれど、充分ゾッとした。高槻先生は、どうなって行くんだろう?怖いけれど、知りたい。 -
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謎が….….
長野で、死者の祭に呼ばれて、死者の世界に連れて行かれそうになったけれど。沙絵さんに助けられて、現世に帰って来た。高槻先生は、神隠しの真相を一時思い出したかのようだったが、気を失って、目が覚めた時には、長野に行った事すら忘れていた!それって、どういう事?沙絵さんって何者?謎が、深まる….….