鈴木次郎のレビュー一覧
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まさかの方向性
怪異と聞けば幽霊を思い浮かべるけれども、この話は妖怪とか実体のある生き物系で本物が出てくるのね!?
ちょっと意外な方向性で驚いてしまいました。
まあ高槻先生も尚哉くんも霊感はないから、進む方向はそっちになるんでしょうかね。
これまで本物の幽霊ものも出てきましたが、人魚のインパクトが強すぎました…。
高槻先生も実体ある系っぽいし…。これからバトルするんですかね…。 -
購入済み
怪異譚と言いつつ人情もの
怪異を探している話なので基本怪異じゃない。そういうのを求めている方は興味の対象外だろうと思います。
わかりやすく孤独な大学生の尚哉くんと、ゴールデンレトリーバーのようで根底に深い闇を抱えた高槻先生との絆を育む人情もの。もしくは異界でなく人間界に留まるために足掻く話ですかね。
高槻先生が怪異を解釈する話は興味深いですが、二巻まで読んでみるとこれは二人の心の成長を促す人情ものと思いました。個人的には好みです。
ただ、二巻の一つ目の話がどうにも単純過ぎて。ご挨拶の一つ目としてももう少し捻って欲しかったという意味で星4です。 -
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ネタバレ深町くんにとって、青和大で初めて経験する秋学期試験。その最終日となる2月1日から3巻はスタートする。
第一章の『不幸の手紙と呪いの暗号』は、暗号解読が含まれるなどそのミステリー感にワクワクさせられた。後味が悪くなる感じが一つもなく、シリーズにしては珍しく爽やかな読後感を抱いたものの、事件の結末が切なく胸に刺さる。ただ、このエピソードは第二章へ続く重要な布石となっていた。
第二章『鬼を祀る家』が、この3巻の肝と言えるべき存在なのではないだろうか。その後の春休み(と言っても極寒の2月)に、高槻・深町・佐々倉で瑠衣子の親が営むペンションに滞在し、鬼の洞窟を目指すところから事件へと踏み込んでいく。その -
購入済み
第6巻もこれまでと同じように、不可解な事件を解いてゆくのですが、それに加えて徐々に高槻准教授と深町君の心理・感情へと、主題が移っていっているようです。民俗学の内容も毎回知らないことが知れて知的興味を満足させています。それに加えて、高槻准教授と深町君の心理・感情に高槻准教授の過去が加わり、面白さが増して来ました。
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Posted by ブクログ
シリーズ第三巻。第一章「不幸の手紙と呪いの暗号」第二章「鬼を祀る家」、番外編である「それはかつての日の話」が収録されています。番外編では幼少時の高槻と幼馴染の佐々倉が描かれ、佐々倉が幽霊嫌いになった原因と思われる話が出てきます。番外編以外の二つの話は誤解、心の弱さが起きてしまった出来事と結びつくことで発生してしまう怪異が印象的でした。また普段は笑顔で振る舞っている高槻が抱えている苦しみや今後の伏線にもなるであろう描写が若干垣間見える部分もありました。特に第二章のある描写が一巻でも仄めかされていた高槻がどこか別の場所に行ってしまうような危うさが出されていたように思いました。
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Posted by ブクログ
シリーズ二作目。今回の舞台は京都、そこで出会う天狗の祟り、とこれまた面白そうな展開です。そして白崎の過去のトラウマに関わる一件にも何やら関りが……と読みどころ盛りだくさん。楽しくそして恐ろしくもあるホラーミステリです。
相変わらずのDIYが楽しくて仕方がありません。本当に何なんだこれ。おぞましい怪異との対比もあって、見た目想像するとものすんごくチープで笑えるのですが。特にぬいぐるみって……でもなんでも信じる者次第なのかな、と思っておきましょう。
黒染のツンデレっぷりが加速しているようなのも微笑ましくってほっこりします。だけど怪異はきっちり怖いし、その根っこに何があるのか突き詰めていくさまもスリ -
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高槻先生が大好き
高槻先生が大好きでたまらないです。健ちゃんとのかけあいが好きで気がついたら健ちゃんも好きになりました。少しネタバレになるかもしれないが最後の方がちょっとホラーになってて本気で怖くなりました。