鈴木次郎のレビュー一覧
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ネタバレ【収録作品】
第一章 ミナシの家
第二章 消えた少年
【extra】花占い
【extra】向かいの家の猫の話
初回限定特典:俺の友達の地味メガネくん2.5(4p)
第一章 一家心中があった事故物件での肝試し。女性の幽霊を見るようになった大学生の相談を受ける。
第二章 行方不明の男子高校生の変死。彼と顔見知りだったライターの飯沼が、高槻の過去との関連を疑い、訪ねてくる。
「花占い」清花の視点で一連の出来事が語られる。
「向かいの家の猫の話」 男子高校生と飯沼のふれあいが描かれる。
「俺の友達の……」 難波視点の話。
尚哉の成長が頼もしい一方で、高槻は危なっかしい。「代償」というキーワードが重 -
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ネタバレ自分の家をリフォームする間だけ仮で住んでた家の近くに、仲良くしてくれたお姉さんがいた。そのお姉さんは夫からDVを受けており、いつも長袖を着てアザを隠していた。顔にもアザが目立ってからは、視界の半分が隠れて人も少なくなる雨の日にしか外出しなくなった。家のリフォームが終わってお姉さんに仲良くしてもらったお礼を言いに家に行くと、夫がお姉さんを踏み受けて蹴り飛ばしてる最中だった。少年は怖くなってその場から逃げてしまった。その後は夫が家の庭を手入れしている姿を目撃、以降お姉さんの姿を見かけることはなかった。死んだと思った少年がやがて青年になり、かつてお姉さんが住んでた家は心霊スポットになる。その家に学生
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ネタバレうすうす分かってはいましたが、イイヌマさん、いい人ですね?
先生も助けてくれたもんね。
事件の内容は昏く陰惨で、後味は良くない。
LGBTQについては深掘りされてないし、小道具として使っており、扱い方としては流行りに乗った感。
でもきっと、青春期の柔らかくて脆い状態を利用する輩は大勢いるし、皮剥魔みたいなヤツは稀でも、こういう事件は起こり得る。
イイヌマさん、キャッチャーになりそこねちゃったね…悲しいね…
先生はまた自分で傷を抉りに行き、事件に巻き込まれに行き、反比例して深町くんは、ヤのつく(つかない)ササクラさんをやり込めるほどに逞しくなってきた。良きかな(?)
頑張れ青年!そのイケメン -
購入済み
前作よりはまとも…
主人公の性格が酷すぎた前作に比べ、かなり読みやすいように改良されていました。
しかし怪異にしろ、キャラクターにしろ、話のつくりにしろ、全体的に稚拙な感じがぬぐえません。
前作も白崎さんて二年前まで京都にいたのに何で標準語で話せるのだろうと思っていましたが、今回、京都から出たことない白崎さんの姉もみんな標準語を話していて、作者の問題なんだと察しました。