加藤千恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
音楽をテーマにしたアンソロジー。
好きな作家の加藤千恵さんが筆者の中に入っていたので手に取りました。
ラブソングとタイトルに入ってますが
それぞれの短編はラブソング以外の曲もテーマになっています。
実在する曲が使われていたり
架空の曲だったりもしたけど
加藤さんの『約束のまだ途中』と
あさのあつこさんの『雨宿りの歌』がよかったな。
加藤さんの作品は、結婚する親友(小学生からの仲良し)との思い出の曲を中心としたストーリー。
自分の状況と結構かぶるところがあり、かなり共感出来ました。
あさのあつこさんの作品は、少しミステリーっぽい側面もあるんだけど、小学生の時にある事件に遭遇し雨にトラウ -
Posted by ブクログ
友達の彼…ガムをかめばいつか吐き出すように、裏切られたら友情も無くなるというのか。
恋じゃなくても…別れるのでもなく、喧嘩するわけでもなく、不自然ながらも関係は続く。
甘く響く…言い逃げ番長同士の二人で幸せに末永くやってくれ。
スリップ…何かあるな、という雰囲気が漂っている。そしてやはり、という結末。
もどれない…あれよあれよと言う間にラブホへ。安普請なロストバージン。
こなごな…不思議と浮気をされる女の方が立場が弱く見える。
賞味期限…セフレは男の都合で言う言葉であり、女からするとこういう関係は無理ないのか。
ねじれの位置…評価はこの作品。数学をまるで理解しないのに、何とか近づこうと努力する