加藤千恵のレビュー一覧

  • 真夜中の果物

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    加藤千恵の初期ショートショート集。各話の最後にそれぞれ短歌が載せられている。誰しもがどこかで経験したような、どれかひとつくらいは経験したような日常を切り取った作品。2012/574

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    2015年04月16日
  • あとは泣くだけ

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    かつて大切だった人から贈られたものをテーマにした七つの短篇集。
    さらりと読めるようで、確実に切ないと思える要素が所々にある。
    実際に体験してないのに、この気持ちわかるってなる。

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    2015年04月15日
  • 映画じゃない日々

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    とある映画館である1本の映画を同じ日の同じ時間に見た10~20代の女の子たちの物語。加藤千恵さんは若い女性の心理描写が本当に上手。そして登場する男の子は大概ダメ男。同じ映画を見ていてもそれぞれ違う思いで映画館に足を運び、それぞれに物語がある。加藤さんの日常の切り取り方が好き。最後に添えられる短歌も絶妙なスパイスになっている。2012/645

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    2015年04月14日
  • 春へつづく

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    卒業式の日にだけ開いて、願い事が叶うという開かずの教室。そんな教室の噂と、その学校に通う生徒たちの1年を描いた作品。開かずの教室の噂の真実にはちょっとクスッとした。思えば伏線はずっとあった。噂なんて所詮そんなもんだろうな。ほんのり残る余韻が切ない1冊。2013/104

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    2015年04月10日
  • 蜜の残り

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    大好きな加藤千恵。今作は加藤千恵流の官能小説である。全編に共通するのはセックスの問題。でも心はここにあらず、どこか満たされない女たち。

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    2015年04月07日
  • 蜜の残り

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    普通とは言い難い恋愛をしている主人公たちの、さまざまな葛藤や不安を描いた七つの物語。
    加藤千恵らしい短編集だったと思います。
    食べ物がキーワードになっているようでしたが、そこまで話に重要ではないような気がしました。
    短歌も…なくても良かったかな……。

    加藤さんは、恋愛におけるすごくささいな風景での、心の機微を文字にしてくれるところがとても好きなのですが、最近はぐっとくるものがないなぁ。
    もっとありきたりなカップルのありきたりな日常、とか、そいういう短編が読みたいところです。

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    2015年03月27日
  • いろごと

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    色、そして恋愛を表す色事、のショートショート。加藤千恵さんは歌人らしく色彩のセンスが良い。そして全ての物語の登場人物はどこにでもいそうな女の日常だ。きっとどれかの色に自分にあてはまる女が息づいているはずだ。

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    2015年03月25日
  • ラブソングに飽きたら

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    これは好きな作家さんだらけのアンソロジーですごく楽しみにしてたんですが、うーん、期待はずれかな。
    加藤千恵さんの親友のハワイでの結婚式に向かう話は好き。椰月さんの20歳離れた過去の恋人との再会も好き。山内さんはガッカリして、あとは川上未映子さんのはさすが。

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    2015年03月16日
  • 春へつづく

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    う~ん
    こうゆう本はなんていえばいいのかわからん
    ○○がテーマの本です
    ってかんたんにいえないなぁ

    北海道のさむいさむい町が舞台の中学校のはなし
    短編集
    新鮮なのは学校司書のはなしがあるところかな

    あとコンビニパートのおばさんとか
    お父さんに会ったことなくて有名なミュージシャンってのは母のうそって話とか

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    2015年03月14日
  • ハニー ビター ハニー

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    友達の彼…ガムをかめばいつか吐き出すように、裏切られたら友情も無くなるというのか。
    恋じゃなくても…別れるのでもなく、喧嘩するわけでもなく、不自然ながらも関係は続く。
    甘く響く…言い逃げ番長同士の二人で幸せに末永くやってくれ。
    スリップ…何かあるな、という雰囲気が漂っている。そしてやはり、という結末。
    もどれない…あれよあれよと言う間にラブホへ。安普請なロストバージン。
    こなごな…不思議と浮気をされる女の方が立場が弱く見える。
    賞味期限…セフレは男の都合で言う言葉であり、女からするとこういう関係は無理ないのか。
    ねじれの位置…評価はこの作品。数学をまるで理解しないのに、何とか近づこうと努力する

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    2017年03月08日
  • ごはんの時間割(2)

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    ②の一つ目の話が良かった。加藤千恵のところ。

    加藤千恵は嫌な印象はない、と①の感想で書いたけど、積極的に読んでみようという気にもならない。

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    2015年03月11日
  • ごはんの時間割(1)

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    表紙はかわいかったけど、まんがの絵はみづらいな。
    加藤千恵さんは、ものすごくはおもしろくないけど、読んで嫌な感じは全然しない。好感もてる。
    2巻も注文した。

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    2015年03月07日
  • 蜜の残り

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    加藤千恵さんの本はいつも苦手なのに読んでしまう。いつも幸せになれない。今回は帯に惹かれて買いました。「みんながやっているような恋愛が、私にはできない。」私はこの中だったら華に似てるかも。

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    2015年02月25日
  • 蜜の残り

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    様々な普通とは決して言えない恋愛をする普通の女性(女の子)の短編集。
    自分がその立場にいなくても、同じステージに立って共感しながら読んでしまう。
    タブーと言われる恋愛かもしれないが、それでも愛する気持ちは一緒なんだね。
    何が普通なのかわからなくなった。

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    2015年02月18日
  • 蜜の残り

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    7人の女性の、それぞれの恋愛のかたちが描かれた短編集。わりと読みやすい文章だったので、さらりと読めた。理解できない部分もあったけど、それもまた1つの恋愛スタイルなのだと思う。
    加藤さんの本は初めて読んだのだが、もともと歌人として活躍しているらしい。それぞれの章の最後におさめられた短歌が素敵だった。

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    2015年07月16日
  • 蜜の残り

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    少し現実離れしている。ありえないだろうと思うけれど、ありえるのかもしれない。
    好きな人との愛があるセックスが一番幸せであると再認識させてくれる一冊。甘エビのあのエピソードはよかったな。

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    2015年02月11日
  • 蜜の残り

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    小説の主人公たちと同じ体験をしたことがあるわけではない、それでも彼女たちが何に不安を覚えて、何に悲しむのか、言われなくてもわかってしまう。そんな加藤さんの小説の魅力を改めて感じる本。

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    2015年02月06日
  • さよならの余熱

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    ネタバレ

    恋愛短編集
    「タイミング」 もどかしくて胸糞悪かった。なんでそこでなんもいわないの!!!!
    「電話をかける」 彼女の行為は常識的に考えたらきもちわるいんだけど、なんとなく分かるなぁと共感
    心理描写とちょっとずつ登場人物同士が繋がってるのが面白かった

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    2015年01月08日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    東京下町の商店街がテーマのアンソロジー第二弾

    藤谷治 「古書卯月」
    あさのますみ 「あったか弁当・おまち堂」
    安澄加奈 「水沢文具店」
    加藤千恵 「台湾茶「淡月」」
    吉川トリコ 「カサブランカ洋装店」
    大沼紀子 「やきとり鳥吉」

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    2015年01月02日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    こんぺいとう商店街アンソロジー その2。
    今回は古書卯月、おまち堂、水沢文具店、台湾茶淡月、カサブランカ洋装店、やきとり鳥吉の6店。

    安澄加奈さん目的で。
    「水沢文具店」と「あったか弁当・おまち堂」が良かった。

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    2023年04月05日