高橋由太のレビュー一覧

  • ちょんまげ、ちょうだい ぽんぽこ もののけ江戸語り

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    ネタバレ

    戦乱の時代に徳川家康の影武者を務め、その剣術の強さから"ちょんまげ、ちょうだい"という異名で呼ばれた相馬二郎三朗、彼は大阪夏の陣を最後に姿をくらます。本作の舞台はそれから数十年後の平穏が訪れた江戸、その一角にある長屋の貧乏浪人が孫で、もはや平穏な時代には何の意味もなさない相馬蜉蝣流を受け継ぐ相馬小次郎、彼は毎日のように口利き屋に通い日銭を稼ぐ日々を送っていた。そしてそんな彼と一緒に住むのは見目麗しい娘ぽんぽこ、彼女の正体は祖父の時代から生きる半妖狸であった。
    ある日小次郎は巷で現れた"ちょんまげ、ちょうだい"の偽物の噂を聞き、この真相を知るために奮闘する

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    2016年12月20日
  • もののけ本所深川事件帖 オサキと江戸のおまんじゅう

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    周吉はまんじゅう大食い合戦で成長したのだろうか?
    なかなか商売人としても、男としてもまだまだ幼い。
    周りの大人達ももののけ達も優しすぎるからだろう。
    周吉が成長する姿を見られるのはいつ?

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    2016年12月18日
  • 探偵びりびり ショートケーキにご用心

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    安定の面白さ。
    でも、クロスケや統子って、ああいうキャラだったっけ?
    ちょっとひどいなぁ(笑)
    この方の作品は、時代物の方が私にはあってる気がする。

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    2016年11月17日
  • 探偵びりびり ショートケーキにご用心

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    現代に、統子とクロスケのコンビが出現。
    相変わらずのお気楽な言動だが、天からの“お迎え係”らしい。
    しかし、ハチャメチャやっているのに、偶然に偶然が重なり、自然と事件が解決する。この解決のしかたこそミステリー。
    シリーズ化するのだろうか?

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    2016年09月25日
  • 神様の見習い もののけ探偵社はじめました

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    就職活動に失敗して引きこもっていた神成なるかが、母親が出ていき、父親も旅に出て、借金と生活費のためになぜか父の残した探偵社で働くことになる。

    ただ、不思議な仲間が・・・猫のぬいぐるみに宿った神様とカラスの妖怪?3人の仲間のドタバタ劇。

    軽くさらっと読み終わりました。

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    2016年09月11日
  • 新選組ござる

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    んー、他のシリーズ(といってもおさきしか読んだことないけど)とテイストが同じすぎて、他のシリーズを読んでいる感じがしない。相変わらずさらっとしているので読みやすいが、痒いところにてが届かない。
    ストーリーとしても鉄之助がどうしてそこまで新撰組に拘るのかよくわからない。次巻は読まないかなぁ…

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    2016年09月02日
  • 新選組おじゃる

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    新撰組は永遠に不滅! 大切な人を守るなら、無敵になれる。

    さすが最終巻、オールスター気味。軽く読めるシリーズものでした。

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    2016年07月16日
  • 新選組はやる

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    新撰組に切れない悪はない。

    黒幕が岩倉具視とは、なるほどね。前の巻の悪役が、実はいい人だったパターン。いい人ってほどでもないけど。

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    2016年07月16日
  • 新選組ござる

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    ネタバレ

    最後の新撰組隊士、市村鉄之助(中身に義経)、参る!

    色々と反則。しかし、だから、面白い!
    明治の東京で鉄之助は沖田総司を探していた。新撰組を再び興すために。しかし出会った沖田は、しかもそこの牛鍋屋には、鉄之助のお伴は、……色々と大変なことになっております。

    沖田さんが実は女とか、まあ、どこかで聞いたことのある設定なのですが、和宮の影武者というのが面白い。そして、鉄之助はぬらりひょん、あのぬらりひょんの子孫で、辰之助は犬(笑)、義経の亡霊にとりつかれているという。謎の少年暗殺者から沖田を守れるのか。題材はあるあるという感じなのに、何か新しく読めました。新撰組って無限の素材。

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    2016年06月19日
  • 神木町あやかし通り天狗工務店

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    軽妙で楽しい。
    鞍馬くん、がんばれ~。
    でも、この作者の文体は、時代物のほうがあう気がする。
    (単に、圧倒的に時代物を多く読んでるだけかもだけど。)

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    2016年06月12日
  • もののけ犯科帳 明日きみは猫になる

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    もののけ犯科帳 5作目。
    これまでと表紙のイメージが違ったので、とまどってしまった。
    今回は妖怪達が主人公。
    妖怪達の人間らしい気持ちの揺れが、可笑しい。

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    2016年04月17日
  • 神木町あやかし通り天狗工務店

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    現実離れしてるベクトルがわたしの好みと離れてて、面白かったけどちょっと合わなかったかな…
    執事のお兄ちゃんがめちゃくちゃモテるのも、梢のことも、馴染めなかった感じ

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    2016年03月01日
  • 都会のエデン~天才刑事 姉崎サリオ~

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    低所得である由の悲しい日常と犯罪.全体的に暗くなりそうなところを異形の警部サリオとただ一人の部下コータローのコンビが和ませる.ちょっと泣きそうになるシーンも.

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    2015年12月14日
  • もののけ犯科帳 化け狸あいあい

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    もののけ犯科帳 4作目。書下し

    これまで出てきた人をいろいろ再登場させている。
    型どおりの時代劇に、妖怪のスピリットと軽々しさをまぶした感じ。
    物足りなさは目をつぶって、唐突で軽く、ゆるい感じを楽しみましょう。

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    2015年12月13日
  • ちょんまげ、ちょうだい ぽんぽこ もののけ江戸語り

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    この高橋由太さんの作品は初めて読みました。
    表紙から「ラノベ(ライトノベル)系かな、あんまりかな…」(すみません、ラノベが苦手なので)と思ったのですが、本当のスカッとした物語でした。
    実在の剣豪に忍び、破落戸ども、そして半妖のぽんぽこと
    小次郎…すごいなぁ、これは。

    ただ、ぽんぽこのわがままには辟易したので★-2にしました。続編は…なしかな。

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    2015年12月02日
  • もののけ犯科帳 疫病神ちちんぷい

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    「雷獣びりびり クロスケ、恋をする」を改題し、加筆・修正したもの。
    話がスムーズになり、読みやすくなった。

    善鬼の表情・心情も見やすくなって、次がさらに楽しみになった。

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    2015年11月21日
  • もののけ犯科帳 吸血鬼にゃあにゃあ

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    「大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり クロスケ、吸血鬼になる」を改題し、加筆・修正したもの。201頁から261頁に増えている。

    頁は増えたけれど、読みやすくなりましたね。そして軽~い感じが減った。(そこが気に入っていたのだけれど)
    それでも、気楽に楽しむ本です。

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    2015年11月08日
  • もののけ犯科帳 雷獣びりびり

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    「大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり」を加筆・修正して改題したものだ。
    読み始めるまでは、このシリーズの続きが出たのかと勘違いしていた。

    前の本は、軽くお気楽な読み物だったのだが、加筆・修正によって、相変わらずの軽快さはのこっているが、よりスムーズになっている。

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    2015年09月13日
  • 新選組おじゃる

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    自分の心の中を見つめ、使命感を新たにした鉄之助
    そんな鉄之助を助ける周囲の仲間

    はちゃめちゃで、ご都合主義の展開を気楽に読みながら、鉄之助の成長と熱い仲間に心躍らされる。

    岩倉具視はそんな悪いやつだったのね と思い込んでしまいそう。。。まてまて、これは全くのギャグ小説なのだ。そんなイメージは捨てなきゃ。。。

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    2015年08月09日
  • もののけ、ぞろり

    ネタバレ 購入済み

    ジャケ買い失敗の様な感じ

    タイトルと表紙のイラストからほっこりした感じを勝手に期待したのですがぞろりというよりどろどろ。
    愉快痛快と作品内容に書かれてましたがあまり感じられず。
    兄弟が起こした失敗のくだりも有名なマンガを思わせるし、兄の方は身長の事でぎゃあぎゃあうるさいし、身長のことでなくてもぎゃあぎゃあうるさい。兄弟や飯屋の老婆、陰陽師の娘などまだまだ他にも魅力的な登場人物が多いだけに人物の心情などをもっと丁寧にえがかれていたらと残念です。
    せっかくおいしい飯屋を出すなら料理の描写もあれば想像もひろがって楽しめるのに。
    登場する実在の人物をどうからめてゆくのか読みすすめていくうちにワクワクしましたが予想通り。

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    2015年06月16日