高橋由太のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
猫を助けて、ずぶ濡れの所を人に助けられて…までは
幸運だったというのに、夢膨らませて再度訪れれば
その席はもう埋まっていた。
妙齢ですから、そのまま突撃してもダメだったようですが
まぁ終わりよければすべてよし?
の前に、さすが猫と言うべきか
世間を考えてない発言が面白すぎるw
ちらちらと出てくる、主人公を女として馬鹿にする女が
ころっと変わる様が面白いです。
いや、これはきっと男でもそうだったと思いますけど。
連続短編になっていて、この1冊で猫が何と3匹。
経営状態が成り立っていっていないというのに
どんどんと増えていっています。
しかし彼ら、飲み物を飲んだり、はいいのですが
きちんと働く -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回は前巻からの続きで江戸城を占領した平安時代に生まれ、六百年を生きる陰陽師 安倍晴明とその母 葛葉姫と貧乏浪人 相馬小次郎との戦い。晴明らの狙いは"泰山府君の祭"と呼ばれる生者と死者を入れ替える術によって徳川家康を甦らせ、再び戦乱の世を巻き起こし、結果的に武士を根絶やしにすることであった。果たして小次郎は晴明らの野望を打ち砕くことができるのか?そしてそんな小次郎の前にある人物が立ちはだかるのだが…。
今巻も有名な武将たちが多く出てきて個人的に興奮した。またいままでそれほど活躍が見られなかった人物が終盤で大活躍して盛り上がったなと感じる。少し残念な点としては登場人物 -
Posted by ブクログ
ネタバレ戦乱の時代に徳川家康の影武者を務め、その剣術の強さから"ちょんまげ、ちょうだい"という異名で呼ばれた相馬二郎三朗、彼は大阪夏の陣を最後に姿をくらます。本作の舞台はそれから数十年後の平穏が訪れた江戸、その一角にある長屋の貧乏浪人が孫で、もはや平穏な時代には何の意味もなさない相馬蜉蝣流を受け継ぐ相馬小次郎、彼は毎日のように口利き屋に通い日銭を稼ぐ日々を送っていた。そしてそんな彼と一緒に住むのは見目麗しい娘ぽんぽこ、彼女の正体は祖父の時代から生きる半妖狸であった。
ある日小次郎は巷で現れた"ちょんまげ、ちょうだい"の偽物の噂を聞き、この真相を知るために奮闘する