高橋由太のレビュー一覧

  • ちびねこ亭の思い出ごはん~ちょびひげ猫とコロッケパン~

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    シリーズ第四弾。

    千葉の内房にある、亡くなった人ともう一度会えるという不思議な食堂〈ちびねこ亭〉を巡るハートウォーミングストーリー、連作四話が収録されております。

    第一話「白猫とおにぎり」は、親友を亡くしてしまった男の子の話。
    冷静に考えれば大和君の死は純君のせいでは無いのですが(そもそも“冒険”に誘ったのも大和君ですし)、自分を責めてしまう純君の辛さが伝わってきて胸がギュッとなりました。
    でも、〈ちびねこ亭〉で大和君とお話できて、何といっても大和君がいいヤツで救われましたね。

    第二話「黒猫とラーメン」の、中学生になってセーラー服を着るのを楽しみにしていたのに、その前に亡くなってしまった

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    2025年09月16日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~たび猫とあの日の唐揚げ~

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    今回もうるうる来た。お気に入りは「縞三毛猫と湯引きマグロの漬け丼」まるで映画のようだった。長里颯太、いいキャラだなぁ。

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    2025年08月17日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~黒猫と初恋サンドイッチ~

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     ほっこり、しんみり、優しい連作短編集。読みやすい。琴子と櫂の今後が気になる。このシリーズ、全巻読んでしまうかも。表題作が良かった!優しい筆致の作者さんだが、ミステリー小説が出発だとは意外だ。面白い!

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    2025年08月15日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~キジトラ猫と菜の花づくし~

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    シリーズ第三弾。

    千葉の内房にある、亡くなった人ともう一度会えるという不思議な食堂〈ちびねこ亭〉を舞台にした連作四話が収録されております。

    出勤前の夫と喧嘩して、思わぬ暴言を投げつけてしまった日にその夫が事故死してしまった陽葵さん。(第一話「灰色猫とびわジャム」
    様子がおかしい母親を気にしながらも、忙しさにかまけて疎遠にしていたら、急に母が倒れそのまま永遠の別れになってしまった慎司さん。(第三話「鯖猫と太巻き祭り寿司」
    ・・こういったパターンは悔やんでも悔やみきれず、後々まで心残りになってしまいますよね。
    こんな時、救いになるのが〈ちびねこ亭〉の存在でございますよ!

    私も、人生何が起こる

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    2025年08月03日
  • もののけ、ぞろり 大奥わらわら

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    ブッククロッシングで出会った本です。夏に読むには最適な歴史物スペクタクル、怪奇ものでした。
    シリーズ物の他作品も気になります。

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    2025年07月20日
  • 作ってあげたい小江戸ごはん2 まんぷくトマトスープと親子の朝ごはん

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    日常って感じ。
    平和な日常の中で、小さい事件が起きて、それを面白く、愉快に、美味しく解決して、幸せな日常だなと思った。
    美味しい料理がたくさん出てくるので、真似してみたい。
    川越っていい所なのかなと思った。今度観光に行きたい。

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    2025年07月02日
  • しっぽ食堂の土鍋ごはん 明日の歌とふるさとポタージュ

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    ネタバレ

    悩めるお客さんを素敵な土鍋ご飯が
    いい感じに救ってくれるそんな感じな
    お話でした。読む前は土鍋ご飯って
    いやいやそんなに鍋料理的なものばっかり
    じゃワンパターンだろう?なんて
    思ってたらタイトルにもあるように
    洋風なものやらまさかの料理まであって
    その辺は面白かった。スーパー高校生の
    おかげでバズる紬の話はちょっと出来すぎ
    だったけどそういうのもひっくるめて
    前向きなお話として読む分には良かった。
    ただ読んだ後は当然理解したけど
    注文していないのに料理が出てくるのは
    やっぱりちょっとやり過ぎかなw
    まぁしっぽに会うことも含めて近くに
    お店があるなら行ってみたい。
    そして紬の歌も聞いてみたいです

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    2025年05月31日
  • あやかし和菓子処かのこ庵 和パフェと果たせなかった約束

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    シリーズ3冊目の完結。
    式神の天丸と地丸と少女のお話しは切なくなった
    前シリーズと比べると
    和菓子のコトよりも成仏のコトの話しっていう
    イメージだった。
    ラストの迎え火を焚き終えて、
    かの子が歩いてきた とはっ??…

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    2025年05月26日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~茶トラ猫とたんぽぽコーヒー~

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    今回のちびねこ亭は今までとちょっと違っていました。
    前にもあったけど死んだ人…いや、犬に会えなかったり、食堂の外に出られたり、その意図はなかったのに全然違う場所でその現象が起こったり…。
    ちょっとマンネリ化していたのでそういう展開も新鮮で良かったです。

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    2025年04月24日
  • もののけ、ぞろり

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    ファンタジー時代小説。テンポが早く読みやすかったです。有名な天下人などが登場し、イメージを膨らませた設定となっているため、その点を呑み込める人にはおすすめです。おまけの短編での真田幸村がいい人だった。

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    2025年04月23日
  • ちょんまげ、ちょうだい ぽんぽこ もののけ江戸語り

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    可もなく不可もなし。

    悪くないが、内容が薄い。
    3日後には内容を忘れそうだ。

    読みやすく、読んでいる間はそれなりに楽しい。
    続編もあるみたいだが、読まないかなぁ。

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    2025年04月07日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~三毛猫と昨日のカレー~

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    シリーズ第二弾。

    千葉の内房にある、故人と再会できるという不思議な食堂〈ちびねこ亭〉を舞台にした連作四話が収録されております。

    前作同様、若干文体にひっかかりを覚えながらも(ええと、これはもう相性としかいいようがないのですけどね・・)、内容的には優しいストーリーで読後感も良きでございます。

    特に印象に残ったのは第二話「ハチワレ猫と豚バラの唐揚げ」ですね。
    パワハラが原因で約20年間ひきこもりになってしまった40歳の男性のお話で、亡くなった彼のお母さんの「親はね、子どもが幸せになってくれるのが一番うれしいの」という台詞が心にしみました。
    あと、心にしみるといえば第四話&表題作「三毛猫と昨日

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    2025年03月02日
  • くろねこカフェのおやつ 泣きたい夜のマロングラッセ

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    ネタバレ

    母が出勤中に突然倒れ亡くなり途方に暮れる42才の引きこもり女性。四十九日を前に、亡き母から招待状が届く…『独りぼっちの楽花生パイ』。
    亡き夫が拾った三毛猫・小梅と暮らす67才の女性。いつまで一緒に暮らせるか不安になり、SNSで引き取り手を募集することに。ある親子に決めたものの小梅との別れを決められず…『猫とティラミス』。
    葬儀の生前予約した元教師夫妻。その後すぐ妻が亡くなり、50年連れ添った妻が夫に用意したくろねこのおやつとは…『泣きたい夜のマロングラッセ』。
    メモリアルホール谷中の岩清水宛てにくろねこカフェの招待状が届く。差出人は元社員で半年だけ勤務した男性。事情が気になる風花は当日くろねこ

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    2025年03月02日
  • ぼくはねこの管理人 浪漫荘おもいでダイアリー

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    祖母が亡くなった後、漫画家志望のだんが、管理人としてやって来た浪漫荘には、祖母の飼い猫だった「ちっちゃいのすけ」が遺されていた。
    人のことばがわかる「ちっちゃいのすけ」は、浪漫荘を守るだんを手助けをする。
    川越、猫、木造アパーㇳ、いろんな事情を抱える住人。もう少し続いて欲しい。

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    2025年02月24日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~黒猫と初恋サンドイッチ~

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    ネタバレ

    正直帯で謳ってるほど泣けるわけではなかったけど、ほっこり可愛らしいお話でした^^
    美味しいご飯が食べたくなる。
    ただちびねこ亭以外の黒猫やサバ白猫は言っちゃ何だけどとってつけたようにちょこっとしか絡んで来なかったから、話のタイトルに「猫」を入れるならもう少し猫エピソードあってもいいのでは?と思った…特に黒猫…^^;
    あとサブタイトルも何で「黒猫と初恋サンドイッチ」なんだろうと……1話目のアイナメの煮付けか最後の定食屋のまかない飯の方がいいんじゃないかなぁと個人的には思った…サンドイッチのお話があんまりピンと来なかったからかもだけど(小5男子が果たしてあそこまで考えるかなっていう…)
    落花生のお

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    2024年12月31日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~黒猫と初恋サンドイッチ~

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    え?誰が作ってもいいの??
    そっか…猫がカギだから??

    へぇ…いやでも…

    ご高齢夫婦の純愛は良かった。
    キュンとしたし泣けた。

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    2024年11月30日
  • もののけ本所深川事件帖 オサキと江戸のおまんじゅう

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    シリーズもの。

    亡くなってしまうと本当の思いが伝わらず、足枷になってしまうところを、街の人たちのおかげで本当の意味に気づけて良かったです。

    ネガティブになると、思考の歪みを改めて感じました。

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    2024年11月30日
  • しっぽ食堂の土鍋ごはん 明日の歌とふるさとポタージュ

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    しっぽと土鍋料理を想像し、ほっこりしながら読み終えました。

    個人的には第四話が可愛くてお気に入り

    もう少し、前向きに生きてみてもいいかもしれない

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    2024年11月28日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~かぎしっぽ猫とあじさい揚げ~

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    ずっと一緒に過ごしている家族の愛情は、感じられるようでなかなか気づけないのかもしれない。出来るなら、自分は両親が亡くなる前にちゃんとそのような交流をしていきたいと思った。

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    2024年11月10日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~キジトラ猫と菜の花づくし~

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    シリーズ3作目。
    何となくマンネリ化に感じてしまった。そして1話目の話で妻が旦那さんに酷いことを言うのだが、それがとても嫌でした。それはほんと言っちゃいかん。子どもじゃないんだからと思った。

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    2024年10月24日