高橋由太のレビュー一覧

  • もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ

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     読みやすかったです。ページを繰る手が止まらず、一気に読み終えました。宮部みゆきの江戸ものと畠中「しゃばけ」シリーズの中間に位置する感じでしょうか。
     登場人物の設定がとてもうまくいっていると思います。と言っても、これが第一作、続編も出ているようなので間もなく読もうと思っていますが、きっと一作ごとにそれぞれが成長し、作者の手を離れて独り歩きを始めるのではないかという期待をさせるところ大です。
     作者はひょっとして謎の剣豪(不思議な年寄り)が好きなのかなあ?別シリーズでも同様の人物、出てましたよね。
     全体がうまくいっていると思いました。「おっ、このセリフは……」と前に読んだところを読み直すのも

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    2011年08月27日
  • もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ

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    江戸時代の憑き物「オサキ」の話。このミスで高い評価を得ていながらも、時代もの、妖怪譚の先入観でこれまで避けていました。読んでみると、ほのぼのとしたトーンとオサキの妙な可愛さで、予想を遥かに上回る面白い作品でした。「ケケケ」と笑うところが何ともいえません。

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    2011年08月27日
  • もののけ本所深川事件帖 オサキ婚活する

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    白狐のもののけを操るオサ キツキの周吉。深川に奉公しながら 事件に巻き込まれる。疱瘡が流行病 の江戸に、行き遅れの女が疱瘡婆に 連れ去られると噂が立つ。川にあが った女の死体。シリーズ三作目から 読み始めてしまった。

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    2011年08月20日
  • つばめや仙次 ふしぎ瓦版

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    面白く読み終わりました。軽い感じで難なく読み終わる割には、登場人物の設定がしっかりしているし、魅力的だと思います。表紙のわりには怪しいものも出ず、まあ、人間が一番怪しいと言うことでしょうか。次作を読ませずにはおかないぞと言う終わり方。期待します。
    一箇所、慣用句?の使い方、気になる部分があるのですが、一気に読めたこと、登場人物のこれからに期待して星4つです。

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    2011年08月13日
  • つばめや仙次 ふしぎ瓦版

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    ネタバレ

    今まで読んだ高橋由太作品の中で、これが一番好きかも。
    取り立てて目新しさはないものの、全体的に上手く纏まっていて、
    続きが読みたい、と思わせる作品。妖は一匹足りとも現れず、「ふしぎ」を「謎」と捉えて物語が進んでいくところが、個人的には高ポイント。「妖」の出てこない、高橋由太作品をもっと読みたい、と思わせます。

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    2011年07月22日
  • もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦ヘ

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    前回よりは話に一貫性があって??とならずに読めた。けど相変わらず周吉の印象が一番薄い気がする。それが個性か; 買うかどうか迷ったけど、まぁオサキの可愛さ(?)を評価して買ってみた。しかし続きが楽しみというほどの盛り上がりには欠けるなぁ…;

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    2010年10月11日
  • 神様の見習い もののけ探偵社はじめました

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    この本は、そもそも、間違えて買ってしまったものだ。時代小説だと思って。しかし、題名からして、明らかに、違っていた。でも、予想外に面白かった。内容は、かなりナンセンスなものだけど、たまには、こうゆうのも、息抜きになって良いもんだ。

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    2025年12月12日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~麦わら猫とそら豆のパスタ~

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    僕に似た猫とたまごとプリン
    の、なんというか…どうにもできない感じがグッときた

    今回は泣く要素なかったかなー

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    2025年11月27日
  • くるり駅でさよならを 白黒ねこと夕暮れの町

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    夫からのプレゼント。
    馴染みのある久留里線での切なく温かいストーリーです。短編集ですが、すべてが円のようにつながっています。

    話によっては、あまり共感できないのもありますが、後半は好きな雰囲気でした。わたしは、ミケコの話が好きです。

    この本は、ぜひ久留里線に乗ってから、読んでほしいです。車窓から見える里山や田園、商店街などの光景が見えて、より楽しめると思います。

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    2025年10月09日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~麦わら猫とそら豆のパスタ~

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    シリーズ10冊目
    変わらず、切なく優しい話が並んでいました。
    最初からは、どれだけ時間が経過しているのだろう?ちびねこは、少しも大きくならないようだね。ちびねこは、現実の猫ではないのですかねぇ。
    ちびねこ亭も夢うつつの境界に建っているのかもしれない。

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    2025年09月22日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~ちょびひげ猫とコロッケパン~

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    シリーズ第四弾。

    千葉の内房にある、亡くなった人ともう一度会えるという不思議な食堂〈ちびねこ亭〉を巡るハートウォーミングストーリー、連作四話が収録されております。

    第一話「白猫とおにぎり」は、親友を亡くしてしまった男の子の話。
    冷静に考えれば大和君の死は純君のせいでは無いのですが(そもそも“冒険”に誘ったのも大和君ですし)、自分を責めてしまう純君の辛さが伝わってきて胸がギュッとなりました。
    でも、〈ちびねこ亭〉で大和君とお話できて、何といっても大和君がいいヤツで救われましたね。

    第二話「黒猫とラーメン」の、中学生になってセーラー服を着るのを楽しみにしていたのに、その前に亡くなってしまった

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    2025年09月16日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~たび猫とあの日の唐揚げ~

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    今回もうるうる来た。お気に入りは「縞三毛猫と湯引きマグロの漬け丼」まるで映画のようだった。長里颯太、いいキャラだなぁ。

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    2025年08月17日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~黒猫と初恋サンドイッチ~

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     ほっこり、しんみり、優しい連作短編集。読みやすい。琴子と櫂の今後が気になる。このシリーズ、全巻読んでしまうかも。表題作が良かった!優しい筆致の作者さんだが、ミステリー小説が出発だとは意外だ。面白い!

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    2025年08月15日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~キジトラ猫と菜の花づくし~

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    シリーズ第三弾。

    千葉の内房にある、亡くなった人ともう一度会えるという不思議な食堂〈ちびねこ亭〉を舞台にした連作四話が収録されております。

    出勤前の夫と喧嘩して、思わぬ暴言を投げつけてしまった日にその夫が事故死してしまった陽葵さん。(第一話「灰色猫とびわジャム」
    様子がおかしい母親を気にしながらも、忙しさにかまけて疎遠にしていたら、急に母が倒れそのまま永遠の別れになってしまった慎司さん。(第三話「鯖猫と太巻き祭り寿司」
    ・・こういったパターンは悔やんでも悔やみきれず、後々まで心残りになってしまいますよね。
    こんな時、救いになるのが〈ちびねこ亭〉の存在でございますよ!

    私も、人生何が起こる

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    2025年08月03日
  • もののけ、ぞろり 大奥わらわら

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    ブッククロッシングで出会った本です。夏に読むには最適な歴史物スペクタクル、怪奇ものでした。
    シリーズ物の他作品も気になります。

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    2025年07月20日
  • 作ってあげたい小江戸ごはん2 まんぷくトマトスープと親子の朝ごはん

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    日常って感じ。
    平和な日常の中で、小さい事件が起きて、それを面白く、愉快に、美味しく解決して、幸せな日常だなと思った。
    美味しい料理がたくさん出てくるので、真似してみたい。
    川越っていい所なのかなと思った。今度観光に行きたい。

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    2025年07月02日
  • しっぽ食堂の土鍋ごはん 明日の歌とふるさとポタージュ

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    ネタバレ

    悩めるお客さんを素敵な土鍋ご飯が
    いい感じに救ってくれるそんな感じな
    お話でした。読む前は土鍋ご飯って
    いやいやそんなに鍋料理的なものばっかり
    じゃワンパターンだろう?なんて
    思ってたらタイトルにもあるように
    洋風なものやらまさかの料理まであって
    その辺は面白かった。スーパー高校生の
    おかげでバズる紬の話はちょっと出来すぎ
    だったけどそういうのもひっくるめて
    前向きなお話として読む分には良かった。
    ただ読んだ後は当然理解したけど
    注文していないのに料理が出てくるのは
    やっぱりちょっとやり過ぎかなw
    まぁしっぽに会うことも含めて近くに
    お店があるなら行ってみたい。
    そして紬の歌も聞いてみたいです

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    2025年05月31日
  • あやかし和菓子処かのこ庵 和パフェと果たせなかった約束

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    シリーズ3冊目の完結。
    式神の天丸と地丸と少女のお話しは切なくなった
    前シリーズと比べると
    和菓子のコトよりも成仏のコトの話しっていう
    イメージだった。
    ラストの迎え火を焚き終えて、
    かの子が歩いてきた とはっ??…

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    2025年05月26日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~茶トラ猫とたんぽぽコーヒー~

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    今回のちびねこ亭は今までとちょっと違っていました。
    前にもあったけど死んだ人…いや、犬に会えなかったり、食堂の外に出られたり、その意図はなかったのに全然違う場所でその現象が起こったり…。
    ちょっとマンネリ化していたのでそういう展開も新鮮で良かったです。

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    2025年04月24日
  • もののけ、ぞろり

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    ファンタジー時代小説。テンポが早く読みやすかったです。有名な天下人などが登場し、イメージを膨らませた設定となっているため、その点を呑み込める人にはおすすめです。おまけの短編での真田幸村がいい人だった。

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    2025年04月23日