高橋由太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
すぐに読み終えました。テンポがいいのと、キャラクターがわかりやすいのと。多分、今後に続く物語のプロローグなのでしょう。ただ、大きな事件は終了しているので、これからは市井の事件に話題が移っていくのかな?狸爺はあまり世の中に迷惑をかけそうもないし。こんなことしていいのか?と思いながらも楽しいキャラクターの幸村はうまく立ち回るおいしい役になるのではないかな。
この登場人物でこの話の運びだと、このあと、魔界転生につながっていきそうで……ニンマリです。
おまけということで最後についている物語、おまけではもったいない。こちらもきっと成長させてくれると信じます。やっぱり幸村!
次作でどうなるかがとても楽し -
Posted by ブクログ
ぽんぽこ もののけ江戸語りの3~江戸城を占拠したのは葛葉姫という狐で安倍晴明の母であった。安倍晴明が戦国武将だけでなく,九郎判官義経や本田平八郎忠勝,春日局と江姫,柳生石舟斎が出現し,白狐に誘導されて個々の戦いに挑む。葛葉姫と安倍晴明は天守閣で小次郎・廉也・弥生の命を使って,泰山府君の祭を行って家康を甦らす積もりのようだ。父・時国の命と引き替えに復活した二郎三郎こと徳川元康が清明を斬って救ったが,陰陽師は易々とは滅びない。小次郎に襲いかかる式神・千方(ちかた)の四鬼はぽんぽこによって葬られた。江戸の町が焼かれそうになると,燕に姿を変えたぽんぽこは清明の心臓を貫いて倒し,妖力をもって氷雨を降らせ