あらすじ
小江戸川越の外れに、美しい西欧風の喫茶店がある。店長の青年は類まれな美貌ながら、発する言葉は辛辣。なによりも問題なのは、彼の正体が猫であることだった。このおかしな店に勤めることになった胡桃。生真面目でお人好しという損な性格丸出しの彼女は、どうも猫に好かれるらしい。町の猫に頼られることもしばしば。いつの間にか喫茶店は美青年もとい美猫の集う場所と化している。ほらまた新しい客(猫)がやってきて?
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Posted by ブクログ
2017年出版。シリーズ第2作。設定は如何にもなラノベ的だが、結構楽しい。いや、なかなか楽しい。ほぼ全ての猫は日没から24時まで?バケられる。登場するのは全てオスのイケメン・美少年猫たち。何故メスは出て来ない?ってのは考えちゃイケナイのだろう…。中心人物がアラサー女子だし、インパクト薄れる。文章のリズムが楽しい。第2作になってテンポがより良くなった気もする。世知辛い現実から少しくらいシフトした時を過ごしたい人にはお勧め。
Posted by ブクログ
前巻で笑わしてもらったので、今回も猫たちに笑わしてもらうぞ!っていうテンションで読み始めたら。思いっきり泣かせてもらいました。家で読んでてよかった。
親に感謝せずにはいられなくなる一冊です。
Posted by ブクログ
洋食屋さんのお話好きだった。また勝手に頼み事をされ、あれよあれよと巻き込まれていく感じ。でも猫が(嫌々)助けてくれる。人間に化けた姿が色々なところで認知されてそうで、これはまた波乱になるでしょう
ネコ増えすぎ(笑)
ポウ、まげ太、ユーリからの、キヨシローだのセージだの、ネコがドンドン増えてくる!しかも、どいつもキャラ全開なのを被らせずに、どこまで広げるんだろう…?
毎回、軽くピンチに陥ったり騒ぎが起きたりするけど、それが脱力する結果に着地するので読んでいて楽です。癒されます。
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
前作は、たまにクスッと笑え、たまにポウの鋭い一言にドキッとさせられたけれど、今作は笑って泣ける作品に進化していた。
相変わらず猫たちの会話がちょっとズレてて面白い。でも、それ以上に子どもの幸せを願う親の気持ちが溢れている。
自立した息子、家出した娘を想う親たちの気持ちを、傍にいる猫たちはちゃんと見ている。そして猫たちは胡桃に助けを求めてやって来る。そんな胡桃自身にも、将来を案じ心配してくれる両親がいる。
子を想う親の気持ちは分かるけれど、やっぱりいつかは巣立っていくもの。
十年後も二十年後も今の続きでしかない。今を犠牲にした将来が幸せなはずがない、という胡桃の母の言葉が印象的だった。
Posted by ブクログ
本当に、愉快、愉快。
マッパのいけめんくんが増殖してる(笑)
しかも、バラエティに富んでるし♪
胡桃ちゃんってば、羨ましいぞ。
しかし、彼らが猫なのがつくづく残念(笑)