童門冬二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレH27.1.17-H27.1.28
(あらすじ)
重役の反乱を克服し、家臣や領民一人ひとりの共感を勝ち取りながら、地域と人を活性化してゆく鷹山の経営手腕とリーダーシップのすべて。
”最も尊敬する日本人はウエスギ・ヨウザン”と、かつてケネディ大統領が語ったように、「愛と信頼の政治」を貫いた鷹山の不撓不屈、信念の生涯を描く。
(感想)
さて、下巻ですが、文章のほぼ8割がた、改革派竹俣の堕落と処断の物語です。残りの2割で、米沢藩はいっとき持ち直すものの、鷹山の隠居と共に再び落ち込み、最後に政治に復帰してとんとんと改革が成功に終わりました。
こう書くと文章のバランスが悪そうですが、これはこれでなか -
Posted by ブクログ
ネタバレH27.1.13-H27.1.17
(あらすじ)
……灰の国はいかにして甦ったか!
九州高鍋の小藩から養子に入り、十七歳で名門上杉家の藩主の座についた治憲は、自滅か藩政返上かの瀬戸際にある米沢十五万石を再建すべく、冷飯派を登用し改革に乗り出す。
藩主や藩のために領民がいるのではない、との考えのもとに人々の心に希望の火種をうえつけてゆく…。
(感想)
上杉鷹山ものの2冊目。1冊目は藤沢周平の「漆の実のみのる国」ですが、もうほとんど忘れてる(笑)。
さて、本作ですが、読み始めて最初、うーん、面白いけどちょっと表現が幼稚な部分があるな~。と感じた。例えば34Pの「松柏はニヤニヤしている」。”ニヤ -
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