童門冬二のレビュー一覧
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H27.1.17-H27.1.28
(あらすじ)
重役の反乱を克服し、家臣や領民一人ひとりの共感を勝ち取りながら、地域と人を活性化してゆく鷹山の経営手腕とリーダーシップのすべて。
”最も尊敬する日本人はウエスギ・ヨウザン”と、かつてケネディ大統領が語ったように、「愛と信頼の政治」を貫いた鷹山の不撓...続きを読むPosted by ブクログ -
播磨灘物語や軍師の門と違う切り口で描かれており、黒田如水の人間臭さが色濃く出ていたようだ。博多商人島井宗室との駆け引きや黒田長政との親子のやり取りは中々良かった。。Posted by ブクログ
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歴史作家童門冬二の
人を惹きつける人、人望力の条件とは何ぞや?というのを
歴史上の人物を例えにして書いてある本。
読んだら意外とサッパリしてて、もうちょっと書いて欲しいかったなぁ〜というのが本音だけど。
よく知られている豊臣秀吉や徳川家康ももちろん
様々な歴史上の人物も出てくるわけで。
普段なかなか...続きを読むPosted by ブクログ -
時と共にどんどん失われていく大切なモノを語りで伝播してくれる、ありがたい伝統芸能だ。昨今のお笑いにはてんでついていけないし、ここはやっぱり長屋の八っつぁんや熊さんに人生で必要なことをいくつか学ばせていただこう。Posted by ブクログ
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美しい心ってこういうことだと思う。そしてブレない。そしてだからこそ、大変な苦労をしても力になりたい、支えたいと思う人たちが集いやがて、大きなものになる。
山口・佐藤の成長して行くさまも楽しかった。
″棒杭の商い″、泣ける。そして一抹の不安。……現在の日本、大丈夫ですよね……無人のお野菜売る場所とか...続きを読むPosted by ブクログ -
改革の表面が描かれた上巻から、改革の裏側・その先にあった、各々の心の機微が描かれた下巻。 理念と意志は勿論。清濁飲み込み、“本当の声”を聞く事が、改革を成し遂げ浸透させうる術だと改めて感ず。Posted by ブクログ
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生涯未熟、一生学びという「起承転々」の人生二度目の転機として50歳を想定してのアドバイス。ただ、目からウロコ的な内容には欠けるように感じた。
一方で、元都庁職員であり、歴史小説家としての著者の生活、著作スタイルや人づきあいなど、童門冬二については興味深く読むことができた。
4-12Posted by ブクログ -
ムネアツ! 破綻寸前の名門上杉家を、若年ながら養子藩主として入った主人公の改革記。 旧臣反対勢力との向き合い。
独り自ら語り、行動し、変革して行く。 下巻は来月まで取っておこう。Posted by ブクログ -
かげっちさまに寄りそう かねたん。
すなわち上杉景勝さまに寄りそう直江兼続さんのお話です。
彼らがどのように考えて戦国時代を動いたか、作者さんなりの評価が適宜はさまれているので、人の上に立つ者の組織での動き方なんかのお勉強にもなる1冊でした。
けっこうエロもあります(笑)Posted by ブクログ -
直江兼続が主人公の歴史小説。童門冬二の本はちょこちょこ見るけど、この本も彼の良さとゆうか、暖かさと人の生き方の美しさみたいなもんが見えてくる。ただ主人公がよく扱われ過ぎな気がす。Posted by ブクログ
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面白かったことは事実だが、タイトルが内容を表していない。
旧題の「近江商人魂-蒲生氏郷と西野仁右衛門-」のとおり、戦国時代における商人のあり方の話が主であり、蒲生氏郷はどちらかというと、信長の考えを引き継いで商人を優遇した大名の例とでもいうべき位置づけであり、残念ながら主役ではない。
ただ、それ...続きを読むPosted by ブクログ -
江戸時代に米沢藩の改革を行った上杉鷹山について、経営的視点からうまくまとめられた本。現代の企業経営に通じる示唆も得られる。
文体はかなり平易に書かれていて分かりやすいが、それ故にやや脚色が過ぎると思われる箇所も散見されたため、その点は留意すべきか。Posted by ブクログ -
戦国時代から江戸時代に至るまでの様々なエピソードを取り上げ、そこを現代に当てはめて教訓をまとめたもの。
「ばさら」に関する話し、「なにもしないことがプラスの影響を生む」といった話しは面白かった。
エピソード自体も、誰でも知っている有名な人からあまり知られていない人まで様々な人が取りあげられていて面...続きを読むPosted by ブクログ -
なかなか面白かった。
名前は聴いた事あるけれど、実際にどんな人だったのか知らなかったので勉強になりました。
兼続も、お船も、景勝もステキ過ぎます。そして石田三成もあまりいいイメージがなかったのですが見直しました。
それにしても戦国時代、強烈にカリスマ性をもった人達の多い事。
今の時代だったら、誰に当...続きを読むPosted by ブクログ -
J.F.ケネディが来日した際、「尊敬する日本人は ?」と聞かれ 「上杉鷹山」と答えたが、居並ぶ日本人関係者はその名を 知らなかったと言う。 と言うエピソードは有名ですが、実際はどんな人物なのか 正直よくわからない。 米沢藩の莫大な借金を返済に導いたってぐらいで、 どうやったのかは前から気になっていま...続きを読むPosted by ブクログ
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大好きな「小説 上杉鷹山」(童門冬二著)の上杉鷹山の師である細井平洲について童門氏が小説化した本。
藩主としての在り方だけでなく、人の心をとらえる話し方など、理想論やアカデミックに囚われない、現代に通じることも多い。
内容は、「小説 上杉鷹山」ダブることも多っかたのは仕方ないが少々残念なので、☆4つ...続きを読むPosted by ブクログ -
(上下巻同じコメントです)
ビジネス本となる伝記。
変化を求められることが多い現代だが、既得権益や既存のしがらみなど、抵抗勢力となるものも多い。しかし、自分を信じて進む勇気を与えてくれる本である。
また、サラリーマンのヒラ社員は、鷹山のような上司を探し、その上司との信頼関係を大切にすると仕事は面白く...続きを読むPosted by ブクログ