童門冬二のレビュー一覧

  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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    上巻にくらべやや勢いは落ちる気がしなくはないが、綻びがでてきたり展開は気になる。
    最後の棒杭の商いとかいいわー。
    歴史物らしくない表現が多く、よく言えばライト。悪く言えば重みがない。
    けど読みやすさを考えると、これでいいんじゃないかと思える。

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    2014年11月21日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    文句無しにいい。
    財政を立て直した偉人。為せば成るの人。
    程度の認識だったが、一新された。
    愛かよ…。
    文章も現代風で歴史物の読みにくさは無い。
    とった手法はビジネスにも通じるところがある。
    登場人物と時代を変えれば面白いビジネス小説になる。

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    2014年11月20日
  • 日本の復興者たち

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    日本は資本主義社会を手に入れ、世界が目を見張る経済成長を遂げた。が、それも崩壊し、復興にあえいでいる。童門さんが伝える先人の軌跡がバイブルと成り得るのか。

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    2014年06月25日
  • 上杉鷹山の経営学 危機を乗り切るリーダーの条件

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    酒井執行役員常務お勧めの本
    小説「上杉鷹山」をエピソードごとに、また会社経営になぞらえてゆく内容で、大変読みやすい。
    完全アウェーの中から人々の心に火種を移すことによって、民主主義の藩政を実行する姿に勇気をもらった。
    このような誠実で人を動かせる人間に成りたい。

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    2013年06月27日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    この作品は読んでみてすごいよかった。
    経済危機にあり、崩壊していた米沢藩を蘇らせた藩主上杉鷹山の伝記です。経営だけではなく、人と付き合っていくこと自体で勉強になることが数多く描かれていました。
    話も分かりやすく、現代風にいえば・・・なんて解説も随所にあたり。上下とも300ページくらいありますが、そんなことは感じさせないくらい夢中になって読んでしまいました。
    オススメの一冊です。

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    2013年06月26日
  • 全一冊 小説 直江兼続

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    直江兼続という人間の考え方、葛藤、盟主である上杉景勝との関係、上杉家内の対立、友情以上の結びつきを持った石田三成との関係、豊臣秀吉との心理的暗闘、上方勢と非上方勢の違い、会津30万石に減封後の国の切り盛り方法等、とにかく最初から最後まで、直江兼続という人物をよく理解できる話に満ち満ちている。

    単なるフィクションでもノンフィクションでもない小説という形式がマッチした稀有な作品。

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    2013年06月01日
  • 織田信長に学ぶ

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    歴史小説というより、ビジネス書って感じでしょうか。
    ストーリー小説ではなく、織田信長の人物像を掘り下げて書かれた一冊。
    信長の行動の何故?が多く解説されていて管理職なんかには、一読して貰いたい一冊です。
    詰まらないと思う人も多いと思うが、この作風が、童門冬二の特長であると自分は思います。
    ストーリーを知った上で読む解説書でしょうかね。

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    2013年05月27日
  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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    ネタバレ

    良かった。江戸時代屈指の名君、上杉鷹山を描いた小説。
    若干17歳にして、財政破綻しており領地返上寸前の米沢藩の藩主となった上杉治憲が、灰と化したその国を再興に導いていく話です。

    治憲の考え方、物事の進め方など、著者の注釈や解説もあってビジネス書としても読める。小説に附箋つけることなんて今まであったかな。
    もちろん単純に小説としても素晴らしく、涙してしまう名シーンも多かったです。改革の火が広がっていく様は感動的。

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    2013年05月27日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    良かった。江戸時代屈指の名君、上杉鷹山を描いた小説。
    財政破綻しており、領地返上寸前の米沢藩を、17歳で藩主となった上杉治憲がその灰と化した国を再興に導いていく話です。

    治憲の考え方、物事の進め方など、著者の注釈や解説もあってビジネス書としても読める。小説に附箋つけることなんて今まであったかな。
    もちろん単純に小説としても素晴らしく、涙してしまう名シーンも多かったです。改革の火が広がっていく様は感動的。

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    2013年05月27日
  • 上杉鷹山の経営学 危機を乗り切るリーダーの条件

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     上杉鷹山といえば、一昔前随分とブームになり、もてはやされたことがある。本書も1990年の発行だから、たぶんその頃に書かれたものなのだろう。

     著者の童門冬二氏は東京都の職員として局長級を経て、のち、作家となった。歴史の中から現代の素材を探すのが得意だそうだ。本書は同氏の「小説 上杉鷹山」から、現代のビジネスに通じるエッセンスを集め凝縮されているそうだ。

     かつてアメリカのJ・F・ケネディ大統領が尊敬する日本人は誰かと問われて、「ウエスギ・ヨウザン」と答え日本人記者たちを当惑させたというエピソードがあるそうだ。以前はそれほどまでに鷹山はマイナーな存在だった。

     しかし、江戸時代中期に米沢

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    2013年02月26日
  • 上杉鷹山の経営学 危機を乗り切るリーダーの条件

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    鷹山関係の2冊目を読み終えてみて、改めて感服してしまいました。自分が、リーダーとして、振舞うことが、できなくとも、支える事は、できるのでは、ないかと思う。良いリーダーを見つけ、良い職場作りに繋がればと思います。自分の中に、火種を!

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    2013年01月07日
  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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    数日前、治憲は米沢藩の藩主の座を相続した。まだ十七才の青年藩主である。
    だが、米沢藩は困窮に喘いでいた。借金を頼みに行った色部照長は不首尾に終わったことを告げた。そして、一つだけ策があるという。それは藩を幕府に返上することである。それ程までに追詰められていた。
    米沢はもともと、藩祖・上杉景勝の家臣・直江兼続の領地であった。景勝は家来の国に転がり込んだのだ。そのとき、所領が減ったにもかかわらず、家臣の人員整理を行わなかった。景勝の死後数代たち、さらに減封される出来事が起きた。その結果、米沢藩は収入の約九割が人件費として支出される異常な状態になってしまった。
    だが、治憲は藩を返上しないことを決意し

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    2013年01月06日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    上杉 鷹山(うえすぎ ようざん) / 上杉 治憲(うえすぎ はるのり、1751年9月9日 - 1822年4月2日)は、江戸時代中期の大名で、出羽国米沢藩の第9代藩主。領地返上寸前の米沢藩再生のきっかけを作り、江戸時代屈指の名君として知られている。諱は初め勝興、後に治憲であるが、藩主隠居後の号である鷹山の方が著名である。

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    2013年01月06日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    文句無しの星5つです! 実は今まで不勉強だったことが情けなくなりました。上杉家に養子に入り17歳からの藩政改革。というより、経営改革。まったく希望のなくなってしまっている山形の地に、後に火種組と呼ばれる改革への賛同者をわずかな人数から広げ、改革を推進していく。若殿は周りの抵抗勢力にも決してめげず、想いを語りかけ、決して怒らず、すこしずつ推進していく。
    パナソニックの中村前会長が、経営危機の子会社の対応時に読まれたとのことで、まさに経営改革を歴史にあてはめて小説とした、すごい本。
    小説なので、今で言う、という注釈もあったりで歴史小説ではなく、ビジネス小説だったのが大きな誤算でこれからも堂門さんの

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    2012年11月15日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    前から気になっていた本。

    なによりもまっすぐで、自分の度量を分かる人。
    今まで名前しか知らなかったので、とても充実できた。

    ひとつのお話ではあるけれど、どんな人だったかが想像できる。
    下巻も続けて読むことにする。

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    2012年11月08日
  • 愛と義と智謀の人 直江兼続

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    直江兼続のことは、愛の兜くらいしか知らなかったのだが、歴史にくらいわたしにもよくわかり、楽しく読めた。

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    2012年10月24日
  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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    ネタバレ

    久しぶりの再読。
    やっぱり何度読んでも良い。
    この作品がというより、この「上杉鷹山」という人物がなのかもしれないが、読み返すたびに爽やかな気持ちになる。

    企業再生に通じるので、ビジネス書としてもかなり面白いと言えそう。
    後半、鷹山と共に改革を進めてきた家老が、惰性・結果を急ぐなどの理由で道を踏み外していったり、改革メンバーが鷹山への気遣いや家老への複雑な思いから、真実を鷹山に伝えられなかったり、迷いにとらわれる中、鷹山はまっすぐに清廉な道を進む。
    それは、あくまでも民の幸せが改革の目的であり、民に対して恥ずべき道は歩まないというブレない強い心を持っているからかと思われる。

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    2012年10月17日
  • [新装版]宮本武蔵の人生訓

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    ネタバレ

    書店で並べられていたので、買ってみた。
    宮本武蔵の人生訓だが、かなり心に刺さるものが多い。
    学ぶべきものが沢山書いてある。
    かなりの良書だと、自信を持って勧めることができる。
    なぜ、売れていないのか、話題になっていないのか、疑問だ。

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    2012年09月12日
  • 全一冊 小説 直江兼続

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    夢中で読んだ。

    自分の運命を真摯に受け止める人

    そして、過去に起こったことにとらわれず

    これからをどうするかを考える人

    タイムスリップしたような気持で一気に読んだ。

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    2012年09月01日
  • [新装版]西郷隆盛の人生訓

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    ネタバレ

    チェック項目16箇所。坂本龍馬が殺されたのは先を歩きすぎたために、そこまでついていけなかった連中に殺された。坂本龍馬は先見性、先の読み方が優れている、時代の変化に素早く対応できる。西郷隆盛は優しい人間だったために置き去りにできない、自分と一緒に同時代を生き、同じような次元に立って少しずつ後れていることを知ってながらもどうすることもできない業を背負った人間たちと常に行動を共にしていく。坂本龍馬は天を信じるよりも自分の力を信じる・・・織田信長に共通する。西郷隆盛は天を敬い、一種の運命論を持っていた。日本人は人間関係を技術化することを嫌う。心と心の関係で結びついている人間関係を分かりきった技術で割り

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    2012年09月01日