童門冬二のレビュー一覧

  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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    最後できれいにおさまらないのが、よりリアルだなと。
    人の歴史だなって感じがしました。
    治憲時代の話が長かったけど、鷹山になってからのほうがいろいろやったのかなぁって感じがしました。
    部下に裏切られたり、自殺されたり、いろいろあっても、前向いてとにかく米沢を変えていったんだなぁ。

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    2019年09月07日
  • 50歳からの勉強法

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    ネタバレ

    原稿を口で書く、辞書を読む、三度読んで理解できないところは捨て、理解出来るところを熟読する、やりたくないことから始める、飲んだら書くな、

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    2019年08月17日
  • 全一冊 小説 上杉鷹山

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    人が人を信じられることの素晴らしさ。読んでいてそういう場面に遭遇する度に涙してしまった。
    行動が早く、けれども然るべき手順を踏んで抜かりなく物事を進める。
    しかし親方は孤独だなぁ。並外れた人物、一読の価値あり。

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    2019年07月14日
  • 全一冊 小説 上杉鷹山

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    会社で勧められなかったら絶対自分では手にとることのなかったジャンル。長かったけど読みやすかった。
    歴史上にこんな素敵な人物がいたとは…。感動したし、ためになった。
    固定概念を壊すこと、そのためには自分も行動に移して相手の心に訴える。人の上に立つ人はこうあってほしいと思う理想像となる人物だった。

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    2019年03月10日
  • [新装版]勝海舟の人生訓

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    勝海舟といえば、・徳川の御家人から、幕府の要人に出世し・家茂、慶喜に仕え・にもかかわらず、坂本龍馬の師匠・江戸城無血開城を行うなどにより、大政奉還成功の立役者・明治政府でも主要人物といったことで有名である。出世したのち、大恩ある家茂るから、慶喜、そして敵方である明治天皇に仕えたことで福沢諭吉らに「二君に仕えた」ことを批判されるものの「行いは自分のもの、評価は他人のもの」と受け流す様は、小義を捨てて大義を取る(徳川から明治政府へと転身した)大人物として、江戸後期の綺羅星のごとく輝く人材の中でも、一際異彩を放つ。一方、その徹底した合理主義は、ある種の冷たさを感じざるを得ない。 このような人物の生き

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    2018年10月23日
  • 歴史人物に学ぶ 男の「行き方」 男の「磨き方」

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    男がほれる男の「行き方」てんこ盛り集。特に目を引くのが戦国時代の武将として有名な立花宗茂。秀吉に可愛がられ、主家を抜く官位と羽柴の姓を申し受ける。が、主家の顔を立てるためその官位を拒否した。このとき彼は、若干19歳の若者であった。 関が原の合戦の折も、家康か光成かで迷う戦国大名をよそに、秀吉の恩顧に義理立てし颯爽と西軍に参加。光成との確執によりあっさりと秀吉の恩顧を捨てた加藤清正らとは一線を画す圧倒的な剛直さは、思わず「家臣なりたかったなー」と思わせる。 こんないい話がたくさん出てます。本当に面白いです。社内政治のグダグダに心が疲れている人に特にお勧めします。

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    2018年10月23日
  • 全一冊 小説 上杉鷹山

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    童門さんの小説、初めて読みました。こんな感動的な小説は初めてです。目頭が熱くなること五回以上。どこまで史実で、どこまでがアレンジなのかは全く不明ですが、童門鷹山は、マネージメントとはなにかを考えさせられるという意味でビジネス書としてもお勧めです。

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    2018年10月23日
  • 全一冊 小説 上杉鷹山

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    経営改革を進めるには、人づくりが大切で、人づくりを無視した改革は決して成功しない。そのことと同時に、客に対するサービス精神を何よりも経営の根幹に置くべきであるとも。読んで損はなし!

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    2018年10月12日
  • 全一冊 小説 直江兼続

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    650Pの大作.上杉謙信・上杉景勝に仕えた戦国武将.まさに忠君,名参謀.組織論,参謀論としても読むことができる.40歳過ぎて,この手の歴史物がようやく楽しめるになってきた.

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    2018年10月09日
  • 「本間さま」の経済再生の法則 欲を捨てよ、利益はおのずとついてくる

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    218.9.13完了
    おもしろい。読み易い。
    さすが童門著。
    小説ではないが、とっつきやすいく分かりやすかった。
    かつて酒田にいただけに地名も背景もイメージしやすくて良かった。

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    2018年09月13日
  • 全一冊 小説 上杉鷹山

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    現代のバリバリのリーダーが、当時の習慣や背景を十分理解しつつ、タイムスリップでもしたら同じような政策を考えつくかもしれないなぁと思った。しかし考えつくのと実行できるのとでは全く違うし、あの時代に生まれついた鷹山が若干十七歳でどうしてああいう考えや信念を持てたのかとても不思議だ。鷹山の行動は現代でも十分リーダーのお手本になる。改革はまず自分から、情報を極力オープンにして疑念を払拭する、人に愛を持って接する、核となる信念を曲げずに改革に取り組む、怒らずに前向きに諫言を受け入れる、常識を破ることを恐れない、などなど。

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    2018年02月27日
  • 全一冊 小説 上杉鷹山

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    上杉鷹山、いい本だった。どの時代にも、慣習にとらわれずに、大事なことをしっかりと自分で考え、実行する人がいる。勉強になった。


    何よりも大切なのは、自分を変えることだ。そして、自分を変えるときに、いちばんさしさわりになるのは、古い考えへのこだわりだ。そして、それは、自分がこの考えは絶対に変えられないのだ、と思いこんでいることだ。

    お互いに、信じ合って、何でも話せる、今では貴重なことだ。

    過って改むるに憚ることなかれ



    やさしさ、忍びざるの心

    人と人との出会いというのは、人間にとって、大変な事件なのだ

    人が人に与える影響というのは、大変なものだ

    どんな絶望的な状況にあっても複眼

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    2017年01月10日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    薦められて読んだんです。
    上杉鷹山さん、知りませんでした!
    これは、凄いですね。
    読んでよかったです。

    少し良く書かれ過ぎらしい?!のですか?
    そんなん口コミもお見受けしましまが、それでも、素晴らしい人物であり、素晴らしいお話しです。満足感が高いです!
    (⌒‐⌒)

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    2016年08月21日
  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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    古いしきたりに囚われてきた結果、財政難に陥った米沢藩の当主となった上杉治憲が、仲間と共に反対派勢力を始め様々な壁と向き合いながら改革を進めていく様を描いたお話。

    途中、筆者による解説も少し含まれているが、そのまま現代の組織改革にも活かせる学びがたくさんあった。

    その中でも一番大きいと思ったのは
    国を変えたいなら、改革を進めたいなら、
    まず自分自身が変わるべきだ、ということ。

    あとは変えることももちろん大事だけどその結果を急ぐのではなく、その過程を大切にすべきだ、その過程で本来すべきでない方法を取ってしまうと結局はもとの木阿弥である、という話もすごく印象に残った。

    会社・組織をより良くす

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    2016年07月18日
  • 上杉鷹山の経営学 危機を乗り切るリーダーの条件

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    【米沢藩元藩主の上杉鷹山に関する一冊】
    困窮する米沢藩を自らの手腕で復活させた上杉鷹山。一節には、故ケネディ元大統領も尊敬する日本人のひとりとして挙げていたらしい(にしても、上杉鷹山を知っているケネディ大統領もそれはそれでスゴイ。勉強したんだろうな)。

    鷹山が藩主に就任する前の米沢藩は、まさに火の車。収入の90%を城で働く人たちに支払うお金に当てていたというのだから驚き。

    収入が少ないにもかかわらず、人は削減せず、伝統は重んじてパーティは継続する…藩内の士気は最悪な状況にあった。

    そこに鷹山が入り、次々と改革を実行していくというものである。当然ながら反対派からの嫌がらせ、抵抗があった。支

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    2016年04月11日
  • 歴史を味方にしよう

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    ネタバレ

    著名な歴史作家が説く、歴史を学ぶ醍醐味。
    自分がなぜ歴史が好きなのか、納得のいく答えが出た本。
    童門冬二の本も読みたくなった。
    管理職や経営者層がなぜ歴史に学ぶことが多いのか、人を使う立場だからこそ偉人に教えを請え、ということか。

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    2016年02月18日
  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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    上巻から軌道に乗り始めた改革が、上手くいきつつも少しずつ綻んでいく様が、一朝一夕ではいかないということを語っていた。米沢藩と昔から続く大企業は似ている。だkら、治憲の苦悩も痛いほど伝わってくる。

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    2015年05月31日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    上杉鷹山は本当に尊敬する。社会人になって改めて読み返してみて、凄さがわかる。大学院時代には感じなかったところが金言だったりするので、役職に応じて読み直した方がいいのかなと思ってきた。
    マーカーした箇所はマイノートに記録しておこうと思う。

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    2015年05月31日
  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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    やっぱり、有名だけどその実態を良く知らない人の伝記って、凄い興味深いですね。自分の不勉強が身に沁みてしまうってのもあるけど、それよりも、新たな人物像を知ることが出来た満足の方が高い。下巻の最大のテーマは、権力を掴んだがゆえに堕落してしまう人の性、って部分だと思うけど、身につまされるものがありますね。

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    2015年03月04日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    存在は随分前から知っていたけど、敢えて手に取らずに今に至った作品。件の人物についても全く未知の状態で挑戦。まだ前半が終わっただけだけど、それでも十分示唆に富んでいて、さすが話題作だけはある、って感じ。いわゆる「経営者のイロハとしての書」的な見方をされることが多そうだけど、純粋にいち偉人の伝記小説として楽しめます。少なくとも僕は、ここから何かを学び取ろう!ではなくて、江戸中期という時勢に、あまり意図せずしてそれに立ち向かう主人公の姿に感銘を受けながらページを繰っていました。下巻が楽しみ。

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    2015年02月24日