【感想・ネタバレ】「本間さま」の経済再生の法則 欲を捨てよ、利益はおのずとついてくるのレビュー

あらすじ

「本間さまには及びもないが、せめてなりたや殿様に」と謳われた酒田の豪商・本間光丘。光丘が十八世紀の半ばに本間家の家督を継いでから五十年の間に、本間家はこの俗謡に謳われるような存在にのし上がった。本間家の家業は北前船交易による商業活動、金融業などだが、光丘はそれだけでなく、庄内藩の財政再建にも携わったのである。光丘はまた、植林事業などの公共事業に私財を投じている。儲けたものは社会に還元する――この基本哲学により、本間家繁栄の礎は築かれたと言えよう。本書は、そんな光丘の商いの極意に迫った快作。不況の今こそ、本間光丘の経営哲学に学ぶべきものは多いが、その光丘の教えのエッセンスを、法則の形で各項目末に掲載。著者の童門冬二氏は、日本経済再生のためには地域経済の活性化が不可欠、と述べているが、本書は地域再生のために何が必要かについての提言をも含んでおり、ビジネスマン・地方自治体職員必読の書になっている。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

218.9.13完了
おもしろい。読み易い。
さすが童門著。
小説ではないが、とっつきやすいく分かりやすかった。
かつて酒田にいただけに地名も背景もイメージしやすくて良かった。

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2018年09月13日

Posted by ブクログ

江戸時代の出羽の国酒田の豪商・本間光丘(みつおか)による地域改革、藩政改革を描く。どうすれば地域が繁栄するかを念頭に、自費で防砂林を造成し、貧しい農民に資金を融通した。お金を貸すときには、必ず返済計画を出させたという。それが庄内藩主の目にとまり、藩の財政再建を任されることになる。さらに、近隣の上杉藩などにも資金を融通して改革を促した。その結果、光丘の時代に本間家の財産は大きくふくらんだ。やがては「本間様にはおよびもないが、せめてなりたや殿様に」と謡われるようになった。

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2025年12月18日

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