あらすじ
私たちはなぜ歴史を学ぶのでしょうか。端的に言えば、それは歴史の中に生きる知恵がたくさん詰まっているからです。私たちが未来を進んでいく時、歴史は足元を照らす灯りとなり、道に迷いそうな時には、行く先を示してくれます。教科書を読むことだけが歴史の勉強ではありません。例えば、歴史を題材にしたドラマやマンガ、ゲームで気になる人物に出会ったら、そこから「イモヅル式」にたぐり寄せていくことで、どんどんおもしろい世界が広がっていきます。本書は、歴史作家・童門冬二氏が、歴史を味方にすれば、心強く人生を歩んでいけるということをやさしく紹介したものです。全体は、次の4章から構成されています。 ●第1章:「歴史の勉強がつまらない」と言う君へ ●第2章:こうすれば歴史がおもしろくなる、どんどん身につく ●第3章:歴史を活用して楽しもう ●第4章:この人たちから学ぼう。
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Posted by ブクログ
著名な歴史作家が説く、歴史を学ぶ醍醐味。
自分がなぜ歴史が好きなのか、納得のいく答えが出た本。
童門冬二の本も読みたくなった。
管理職や経営者層がなぜ歴史に学ぶことが多いのか、人を使う立場だからこそ偉人に教えを請え、ということか。
Posted by ブクログ
じぶんで勝手に歴史を学ぼうと、まずは1冊目に選んだ本。
まずはモチベーション、ということで、やさしめなもの。
歴史を学ぶことは、生き方を学ぶということ。自分の立ち位置を知るために歴史を学ぶ。
いま、自分の仕事のためのニッチな歴史を学んでいるけれど、「立ち位置を知る」というのはとても実感できる。
歴史を知ることで、失敗を繰り返さないことができるし、その失敗自体「そもそも今の世にあっても失敗なの?」と検討することもできる。
でも勉強しないと実感として湧かないっていうのは、難しいところだよなぁ。