童門冬二のレビュー一覧

  • 全一冊 小説 上杉鷹山

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    高校時代からの座右の書の一つ。
    私は彼の生き様に、「慈悲」「信念」「誠実」というリーダーの三要件を学んだ。
    志士が一人立つとき、必ずや、その熱は伝播していく。
    (T.I)

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    2022年11月07日
  • 「人望力」の条件 歴史人物に学ぶ「なぜ、人がついていくか」

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    「この人の言うことなら」「この人のためなら」と思わせること、すなわち「人望」のある人とはどういうものなのか?歴史上の人物のエピソードを紐解くことで、それが浮かび上がってくる。
    童門さんの筆力か、ひとつひとつの話が実に活き活きと描かれていて、読み物としてもおもしろい。
    同氏の他の著作「泣ける戦国ばなし(WAVE出版)」「上杉鷹山の経営学(PHP文庫)」「小説 上杉鷹山(集英社文庫)」などもおすすめ。
    ※個人的に上杉鷹山が大好きなので、偏り恐縮です。

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    2022年08月11日
  • 全一冊 小説 上杉鷹山

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    めちゃくちゃおもしろかった。分厚いけど夜寝る間も惜しんで小説の世界に没頭した。治憲の胆力には尊敬でしかない。私も"そんぴん"になりたいな。

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    2022年07月23日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    他家から養子ながら、藩士や領民に対し愛と信頼をベースにした政策を実行し、米沢藩のの危機的財政難を凄まじいスピード感で立て直し、人々の心までも蘇らせた上杉鷹山。現代の経営立て直しにも通じる事例が江戸時代にあったことに驚きです。
    鷹山の改革の手腕はもちろんのこと、改革に対する執念や信念、真摯さ、公平さ、藩士や領民に対する感謝や思いやりなど、経営をする者としての心構えを学べる一冊だと思います。

    江戸中の商人に借金を断られ、幕府に大名家返上を本気で検討するほど危機的な財政状況。
    それを打破する具体的な手法として、以下4つを実行。

    1.可視化=財政状況の見える化、情報公開
    2.コストダウン=質素倹約、旧来のしきたりによる出費の削減
    3.生産性向上=権威付けのためだけの城内の仕事や管理のための管理などのBullshit JoBの廃止、管理職(=侍)の現場(農林業、産業)への投入
    4.高付加価値製品の開発(鯉、縮、木工細工など)

    特に、3の生産に実質貢献していなかった、労力(侍とその家族)の現場投入は、現代でも難しい課題で、財政改革にとって本質的に大切なものは何か、今手元にある資産活用できるものは何かを考えた上で、旧来の常識を覆す最大の功績に思った。

    鷹山は実際の改革にあたって、最も大切なものは、米沢の人々の心を変えることと説く。小説内のメタファーでは、燃え尽きたように見える灰の中にもまだ赤く燃えているものがある。それがあなたにあるのなら、どうか周りの人にもその火をくべてほしい途いう。実際に鷹山は、以下3つのことを行い、人々の心を変えたと思う。

    1. 共通のビジョンの制定=火種の話、領民ファースト、三助(自己、相互、公共)など
    2.自己貢献感の醸成=日々の米沢が良くなっていることに対し、藩士・領民自信が貢献している気持ちの醸成
    3.愛と信頼の政治=藩士・領民に対し、思いやりと感謝を藩主自ら率先して示す

    改革の道は決して平坦なものではなく、旧重臣たちの屈曲した改革批判や妨害行動、藩邸の火事や冷害などの災害、改革当初からの信頼する仲間の不正行為など、数々のトラブルに見舞われた。それらトラブルすべてを真摯に受け止め、決して感情に流されることなく、公明正大に藩士の意見も聞きながら、執念深く信念をもって改革を進めた鷹山の器の大きさ脱帽するばかりである。

    大きなビジョンに向かう途中、困難に当たった時、本書を読み返し、鷹山ならどうするか、そんな問いを立てるために傍に置いておきたい本です。

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    2022年06月26日
  • 江戸の怪人たち

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    十八人の怪人の生き方を歴史の舞台から切り取り、描かれている。歴史に埋もれた怪人たちの個性を余す事なく表現されている。
    歴史通を自負する私自身も、半分以上知らない人物ばかりであった。一人一人の書籍があるのであれば読んでみたいと思わせる。

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    2022年03月09日
  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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    永久保存版!
    私たち令和の企業が取り組む遅々として進まぬ事業改革。「改革というのは制度や政治のやり方を変えるだけでなく、最も大切なのは人間が自分を変える事だ。」掛け声だけの改革ではなく、自ら部下に語りかけやって見せるリーダーシップ。考えを変えるきっかけを多くいたただいた。

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    2021年08月26日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    巷に出回るビジネスノウハウ書よりもよっぽど企業改革に応用できるなと感じた。
    リーダーは末端の庶民(従業員全員)に改革の目的を愛を持って伝え、希望を持たせるように語り続けなくてはならない。

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    2021年08月22日
  • 渋沢栄一 人間の礎

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    20210322


    大河ドラマの主人公で、2024年には1万円札の顔にもなる渋沢栄一。

    明治維新の時代から近現代経済基盤を作りあげた大きな功績があるにも関わらず、人物について何も知らなかった。

    その素晴らしい思想に触れて、本人の著書 論語とソロバンも読んでみる価値ありと感じた。



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    2021年03月24日
  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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    とても面白く、学びたい、自分も変わりたいと思った。北沢のように、今までの自分は今日死んだっていうくらい。
    人を信じ、人に騙されることはあっても、人を騙さない。
    どんな状況でも感情に任せた行動はせず、順序立てて事を進める。
    自ら率先して行動する。
    人生に迷ったときに読みたい座右の本であり、尊敬する人物になった。

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    2021年02月28日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    帝王学で上杉鷹山を知り、読み始めた。
    読みやすく、非常に面白い。
    もっと早く知りたかった。とどうしても思ってしまう。

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    2021年02月26日
  • 全一冊 小説 上杉鷹山

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    江戸時代、米沢藩(今の山形あたりにあった)の藩主で、財政難に苦しむ藩を大胆な改革により立て直した上杉鷹山の歴史小説。なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり、という名言は広く知られているが、彼が実際に何を行ったかを知る人は少ない。
    息子がいなかった米沢藩藩主のもとに九州から婿入りし、17歳で藩主になった。政治腐敗が進み、侍にも藩民にも意欲がなく、藩は巨額の負債を抱えていた。若くして藩主になったはいいが、古い体質の藩では拒絶反応がすごく、ひどい妨害やいじめにあう。彼が目指したものは、藩士(侍)だけでなく、農民や商人を大事にし、皆が富める藩であった。藩民に示すために自ら倹約につとめ、付加価値が高い産物を作ることを奨励した。
    興味深いのは、古い体質を壊すために、外れ者たちを集めて改革をさせたことだ。だんだん鷹山の周りに賛同者が集まり、侍も開拓をしてくれるようになったという。とにかく誠実な人柄で、実務的で、引退してからも呼び声が高く、再び政治に復帰したというから驚きだ。
    この本の特徴は、読みやすさである。歴史小説はどうしても時代背景を理解しながら読み進むので難しいこともあるが、とても平易に書かれている。著者の鷹山への尊敬が浮き出ている。他の登場人物の描き方もうまいと思った。上杉鷹山の話は他の小説で読んだ気がしていたが、後で調べたら案外少なかった。
    故ケネディ大統領が最も尊敬する日本人として上杉鷹山の名を挙げたという逸話も嬉しかった(内村鑑三の書を読んだという)。

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    2021年02月09日
  • 上杉鷹山の経営学 危機を乗り切るリーダーの条件

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    江戸時代の企業再生ならぬ、藩再生。
    経営って結局、金でしょ?とか、
    経営する人って何考えてるんだろう?
    って思っている人には是非ご一読お勧めします。

    過ちて改むるに憚ることなかれ
    根本に優しさといたわり、思いやり
    まず気づいた方から自分を改める
    書を捨てて町に出よ
    大会議の全員ヒアリングからの大決断
    泣いて馬謖を斬る

    など、たった500円で、自分が大切にしたい経営観を学びました。今読み返しても、ああここ、最近怠ってるななど反省します。


    ひとつ、そんな立派な鷹山をもってしても、身分の違いからくる「越えられない壁」はあったようです。それについては一度はアプローチしたがその後はとやかくしなかった、と。

    社会学でも同様のことは言われており、自分の介護施設での経験を考えても、ここは今、ただ見つめることしか出来ておりません。

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    2021年01月31日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    最後の重役たちへ罰を与えるシーンが心打った。途中重役たちを褒めるシーンもあった中最後の最後に切腹させるシーンは私も治憲と同じ悲しさという感情に至った。だからこその最後の須田に手紙で示唆していた藁科には腹が立つ。

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    2020年12月28日
  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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    めちゃくちゃ面白かった。久々にこんなにも面白くて為になる本を読んだ。心に刻まないとあかんなと思う事だらけだった。
    どこまでも米沢を、人を信じて愛したからこそできたこと。騙されても騙すなの精神

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    2020年12月22日
  • 人生を二度生きる――小説 榎本武揚

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    榎本武揚の生涯川わかる内容になっています。私は勝海舟に興味がもともとありましたので、二人の共通点を、知ることになりました。それは二君につかえた点です。そのこと福沢諭吉が痛烈に批判していますね。当時の思想背景からすれば武士の世界では切腹もんでした。今の現代社会ではヘッドハンティング等の言葉でもわかる通りむしろカッコいいことのような意味があります。昔は考え方が窮屈でしたよね。でも考え方一つで命を自らたったりしますから、思想ほど恐ろしいことはありません。この事からも。どうしたら所願満足の人生を、送ることができるかやはり法華経の思想に学ばなければなりませんね。

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    2020年10月07日
  • 全一冊 小説 上杉鷹山

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    長年気になっていて、ようやく読むことができました。予想以上に感動的な歴史小説でした。

    財政難で今でいえば倒産寸前の米沢藩に九州の小藩から養子に来て藩主となった治憲(のちの鷹山)。わずか17歳にして、トップダウンの倹約、殖産興業の施策を打ち始めます。彼の素晴らしさは、改革は幹部のためでなく、藩の民が幸せになるために行うという信念を貫いたこと。古い慣習に染まった反対派の強い抵抗を乗り越え、ついに米沢藩を立て直すことに成功します。やがて、改革は上からやらされるものではなく、民が自ら考え実行するものに根付いていったといいいます。

    危機における組織改革、リーダーシップ、部下の扱い方、評価の仕方など、そのまま現代の企業に置き換えて非常に参考になるストーリーです。1995年の作品ですが、25年後の今も色あせていませんね。

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    2020年06月27日
  • 全一冊 小説 上杉鷹山

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    600ページ超えと、文庫の中でも極厚ですが、最初から最後まで没頭して読み切りました!
    組織の改革のリーダーとしての心得を学ぶことができました。この時代にこんな人がいたとは驚きです。

    ・まずは自分を変えること
    ・リーダーの考えを末端の藩士にまで届かせること
    ・農民に目標を持たせること
    ・藩士の立場で考えること
    ・人を知るにはまず接触すること
    ・自分でできないことを明確にすること

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    2020年05月10日
  • 全一冊 小説 上杉鷹山

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    ・今の自分の置かれている状況に照らし合わせると
     なんとも言えず立派な名君
    ・過って改むるに憚ることなかれ

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    2020年04月24日
  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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     竜門冬二による「上杉鷹山」の上下巻は事実に基づく歴史小説。17歳で米沢藩主となった上杉鷹山の責任と、それに押しつぶされない鷹山の成熟した価値観、若く鋭い感性、改革の勇気、そして元来もつ人間に対する愛や人権尊重の心に感銘を受けた。熱中してあっという間にこの本を読み終えた。
     江戸時代のこれほど重要な人物について、本を通して出会い学ぶことができたことを嬉しく思う。

     この本の時代背景は江戸時代であるが、現代にも通ずるものの考え方が豊富に盛り込まれており、いかに上杉鷹山が慧眼の持ち主であったか、優れたなリーダーであったかを実感した。
    国を変えたいなら、改革を進めたいなら、まず自分自身が変わる必要がある、との鷹山の言葉は印象的。

     鷹山は、米沢藩の藩士や藩民に希望がない様子を燃えたあとの灰と比喩し、その中で鷹山の意志を理解し改革を共に進めていくわずかな人材を、灰の中でわずかに燃えていた火種に例えた。
    鷹山を中心とした改革が進む中で、わずかな火種が大きく広がっていく様子は米沢藩の人々に希望が宿る輪の広がりと重なっていく。
    鷹山の優れたリーダーシップのもとに改革されていった政治は当時の侍中心の考え方を覆し、何より人民に寄り添い大切にする社会を実現していく。

     この本は、また何度も読み返したいと思う。
     

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    2020年03月16日
  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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    単純に読み物としても面白いし、上杉鷹山のことを心から尊敬。こうありたいと思う一方で、難しさも考えさせられる。こんな上司や友人いるだろうか?たとえ鷹山の足元に及ばなくても、そうある努力をしていきたい。下手なビジネス書や自己啓発書なんかより、ずっと為になる。

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    2020年03月03日