童門冬二のレビュー一覧
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「龍馬伝」で興味を持ったので読んでみました。
ドラマでは弥太郎と龍馬は幼なじみで常に弥太郎が龍馬を羨みそれをばねにして成長していったように描かれていますが、この本では龍馬が暗殺される年の1867年、長崎で初めて出会ったと書かれています。出会いは遅かったのですが、その後三菱商会を作るにあたって弥太郎は龍馬の海援隊を反面教師にしました。それは経済活動を政治と切り離すということでした。龍馬は切り離すことができずに政治に力を入れてしまったので、その後海援隊は失敗したのだと分析したようです。
弥太郎は版籍奉還前に藩札を大量に買い占めて利益を得たり、とにかく情報を一刻もはやく情報を手に入れて自分の会社に有 -
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なんか色々とツッコミどころが満載の直江本。
・お船との関係が男前すぎる(色んな意味で)
やたらとえろい。この二人は。下世話な話をしておきながら要所は押さえている。
頭の回転がよすぎる夫婦です。
・この景勝様は表情豊かな気がする。
・三成が一途すぎる(笑)
越水の会見がすごい。義兄弟の契りを交わす二人。
しかし三成が一途。初恋か(笑)
どれだけ一直線かというと…秀吉が衆道だと思い込むくらい一途です。
・心のなかで謙信に問いかける直江
しかも答えが返ってくる。・…この直江はエスパーなのか電波なのか
・おしの出張りすぎじゃね?
・直江状の現代語訳には吹いた
「まったく笑っちゃいますよ」
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Posted by ブクログ
司馬遼太郎の小説「峠」の主人公である河井継之助を童門冬二さんはどう描くのか、また、山田方谷を継之助の立場からはどう見るのかに関心があって読みました。
まず、継之助は強い自尊心と鋭すぎる洞察力と先見性を持っていた人間であることがよりわかりました。さらに、正義感、責任感、積極性という今の世の中で欠けていると思われることをきちんとできる人でした。
ただし、武士という立場を捨てきれなかったことが晩年んの悲劇を呼んだのかと思います。彼の考え方はとても「正しい」事ではありますが、その正しさを追求するあまり、自分も周りも窮屈になっていく感じがしました。「義」だけでなく「我」も強い人だったように感じま -
Posted by ブクログ
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▼ 100文字感想 ▼
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宣伝広告とは自分をいかにPRするかということ。戦国
武将はそれぞれイメージ戦略に熱心だったというコン
セプトが興味深い。広告に携わる人は読んでおいて損
はない。歴史好きな社長さんとの会話のネタに使える。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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