童門冬二のレビュー一覧

  • 小説 河井継之助【完全版】
    司馬遼太郎の小説「峠」の主人公である河井継之助を童門冬二さんはどう描くのか、また、山田方谷を継之助の立場からはどう見るのかに関心があって読みました。

    まず、継之助は強い自尊心と鋭すぎる洞察力と先見性を持っていた人間であることがよりわかりました。さらに、正義感、責任感、積極性という今の世の中で欠け...続きを読む
  • 戦国武将の宣伝術 隠された名将のコミュニケーション戦略
    ----------------------------------------------
    ▼ 100文字感想 ▼ 
    ----------------------------------------------

    宣伝広告とは自分をいかにPRするかということ。戦国
    武将はそれぞれイメージ戦略に熱心...続きを読む
  • 全一冊 小説 直江兼続
    直江兼続について書かれています。
    読みやすく、文庫版も出ましたので比較的とりつきやすいです。
    兼続の人格はとてもりりしく書かれています!
    文庫版の表紙がいただけないので★は四つです(笑)
  • 前田利家(小学館文庫)
    解説や作者の意見が多いのが小説を読むにあたってちょっと疲れたけど、利家の最期がよく描かれていてよかった。
    まつの話は、利家といい夫婦という感じがよく、さらにまつの言うことはおおむね当を得ていて印象的。
    家康や三成との関係、信長を兄とも思って慕っていた関係も書かれていて、よいのでは。
    最期の200日と...続きを読む
  • 全一冊 小説 直江兼続
    三成の盟友、上杉景勝の参謀、軍師。
    軍師というより、外交官、政治顧問的な武将だった。
    思慮深いナンバー2の魅力あり。
  • 直江兼続〈上〉 北の王国
    一言で言えば、みんな大好き☆直江兼続!! でした(笑)
    特に石田三成は、『関ヶ原』のイメージが強かったので、違和感ありまくりでした。個人的には、関ヶ原の戦い以後の直江をもっと書いてほしかったなーという気がします。
  • 明日は維新だ
    幕末で時系列に人物と事件を取り上げて短編が10編(人物等ばらばらだけど繋がってる)。
    新選組はメインにはなってないけど結構出てまして特に最後の「北の果ての陽炎」が大鳥圭介の話で多くを語らない土方さんとの関係がいい。
    どの話も面白いけど「戦いの美学」の龍馬と中岡、仲悪くておかしい。
  • 全一冊 小説 直江兼続
    4087470873 676p 2001・12・8 7刷
    名補佐役ぶりや主人の景勝との無言の会話にすばらしい主従関係が見える 石田三成や前田慶次郎と友好を結んだり秀吉には好かれる?警戒される?とか妻のお船やおしのとのやりとりもいいと思います。
  • 全一冊 小説 伊藤博文 幕末青春児
    ほとんどが伊藤のお手柄になってる、伊藤ファンに優しい本。高杉と伊藤が仲良くてとにかく微笑ましい。
    逆に、桂と高杉が伊藤を取り合って重苦しいやりとりをする程、仲が悪いのが新鮮でした。伊藤がとにかく可愛い。
  • 本多作左衛門(ほんださくざえもん) 「信念」を貫く男の生き方
    「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」・・・――この日本一短い手紙を書いた武将・本多作左衛門とは、どのような人間だったのか・・・。主君・家康相手でも決して引かない頑固さと町の人々に慕われた熱さ。しかし、時代の流れと共に、その武功一辺倒の気概も次第に疎まれるようになっていく――・・・。様々なエ...続きを読む
  • 全一冊 小説 直江兼続
    杉謙信、景勝の二代にわたって仕え、陪臣でありがら太閤秀吉に三十万石を与えられ、徳川家康に恐れられた男・直江兼続。
    兄弟同然に育った主君・景勝と主従を越えた信頼関係を築き、参謀としてその名を全国にまで広げた兼続。石田三成と義兄弟の契りを交わし、関ヶ原の戦いで家康に悠然と歯向かった兼続主従のその後の運命...続きを読む
  • 「人望力」の条件 歴史人物に学ぶ「なぜ、人がついていくか」
    「人望力」の条件。それは5つの条件であった。 1.人間通 2.世間通 3.経済通 4.影響力 5.人間力 様々な観点から、上に立つ人間の然るべき姿、心得を歴史上の有名人物を参考に書いてある。
    読んだ前と読んだ後では、だいぶ仕事に対する意識が変ってくると思う。
    また、歴史上の立役者のエピソードも多く書...続きを読む
  • 信長・秀吉・家康の研究 乱世を制した人づくり、組織づくり
    童門冬二が戦国の覇者3人をあげてビジネスを紐解く本。3人にはそれぞれそのときどきにあった正確や考え方があった。それぞれおにみると非常におもしろい。人は、実力もさる事ながら、運や時を見方に付けることが非常に重要なことがわかる。一番面白いところは、3人以外の黒田如水の項。ぜひ読んでもらいたい。
  • 全一冊 小説 直江兼続
    直江兼続を知ろうと思い、買った小説なのですが、読み応えのある作品です。兼続だけではなく、謙信や景勝との主従関係が知ることが出来るのではないでしょうか。
  • 上杉鷹山の経営学 危機を乗り切るリーダーの条件
    江戸中期、幕府への領地返上を考えるほどの財政危機に瀕していた米沢藩を、軌新な藩政改革と藩士の意識改革で見事に甦らせた上杉鷹山―希代の名藩主として誉れの高い鷹山とは、いったいどのような男だったのか?そして、その経営手腕とは?故ジョン・F・ケネディをはじめ、多くの実力経営者やトップリーダーが、尊敬する人...続きを読む
  • 坂本龍馬の人間学
    竜馬がゆくを読んで、京都の霊山歴史館や高知の坂本龍馬記念館へ行ってみてから、こちらを読んでみると、当時の社会風潮や登場人物が具体的に把握できて、一段とイマジネーションが沸きたちます。10代後半から30代前半の方が読んでみたら良いと思います。自分の生き方について、ヒントが得られるのではないでしょうか。
  • 上杉鷹山の経営学 危機を乗り切るリーダーの条件
    あっという間に読み終えてしまったんだけど、小説は別にあるんだね。上杉鷹山という名前は知っていた。概略はわかったと思う。短いだけに、とんとん拍子で進んだように見えるが、実際にはそういうわけじゃじゃないのだろうね。腹心ともいえる人物の裏切りとかもあるわけだし、小説として描かれれば相当な葛藤があったのだろ...続きを読む
  • 男の詩集
     昭和2年、東京生まれ、童門冬二さん。美濃部都知事の引退とともに都庁を去り、作家生活に。「男の詩集」、2003.4発行。著者の感性を刺激し、暗記し、自分自身の一部になった「詩」、著者の道標の「詩」が紹介されています。石川啄木、島崎藤村、若山牧水、小林一茶、カール・ブッセ・・・。
  • 徳川家康の人間関係学――最後に勝ち残る男の選択
    人質として今川と織田を行き来した、竹千代。そんな幼年期を過ごした徳川家康も織田家の同盟者としてずっと、律儀な人だった。そこから天下人になり、なぜ「たぬきおやじ」になったのか。駿府と江戸の関係、面白かった。さもありなん!
  • 50歳からの勉強法
    多分再読。
    多分、というのは内容を覚えておらず、新鮮に読めたから。
    元気が出た。またいつか読むだろう。