童門冬二のレビュー一覧

  • 50歳からの勉強法
    録音して著作しているのには、驚いた。

    参考にしたいこと
    ①怒らない

    ②人から学ぶこと

    ③50からは、新しいことではなく、これまでやってきたことから、選択して深くほりさげる。

    ④文は短く、分かりやすく。

    ⑤身近なところに師匠あり、
    50からは、付き合う友達を絞り込むこと。

    ⑥プレゼンは事前...続きを読む
  • 50歳からの勉強法
    20131123 までのが多い中、からの本だったので読んでみた。結局は年齢は関係無く自分で考えるしか無いという事か。作者の体験に基づく話ばかりなので余計に好き嫌いは分かれそう。
  • 直江兼続〈上〉 北の王国
    下巻は、豊臣秀吉くんのダメダメな最後あたりから、徳川家康さんが悪いタヌキの本性を現して天下を取るあたりの時代の上杉家のお話。

    最後がブチっと終わる感じがあるけど、上杉家が戦国時代から徳川の世に移り変わるときに、最後まで上杉魂を失っていなかったことがよくわかりました。

    この時代にみんなロマンを感じ...続きを読む
  • 小説 海舟独言
    江戸城の無血明け渡し前後、特に明け渡された後の東京への政策方針などを描いた作品。
    高校時代に購入して、何度か読みました。

    小説ではなく、(語り手である勝海舟を通して)小栗忠順から始まり、西郷隆盛、江藤新平、新門辰五郎、渋沢栄一といった人物を紹介・論評するスタイルで綴っています。
    作品全体の鍵になっ...続きを読む
  • 黒田如水(小学館文庫)
    うっかりしすぎる如水さんが楽しめる一冊。この著者の描く人物はみんなどこか憎めず、ユニークな表現が多い気がする。
  • 上杉鷹山の経営学 危機を乗り切るリーダーの条件
    政治家は徳の人でなければならない。
    この言葉が全て。藩政改革にあたり、公が自ら変わらねばならないと説く。
    この時代に人民の人民による人民のための政治の発想と、実行する決意は並々ならぬもの。
    資質プラス全てのもに耳を傾け、学び、柔軟に対応する姿勢が負の踏襲を打ち破る鍵か。
    側近の登用においての人材発掘...続きを読む
  • 幕末の明星 佐久間象山
    この書籍が伝えるものから自分が注目したのは以下の2点。

    ①和魂洋芸の伝授
    学問所へ学びに来る者たちに対しては、常に儒学をもととする東洋の道徳を叩きこむのと同時に、砲術などの西洋の技術も学ばせていたようだ。また、本などで学ぶだけの座学に留まらず、実際に海防施設などを見学させる実地調査も勉学の一つとし...続きを読む
  • 項羽と劉邦 知と情の組織術
    本書のタイトルを聞くと、司馬遼太郎先生の本を思い浮かべるが、こちらの方が読みやすい上、現代へのヒントも多くビジネス書と考えても良いかもしれない。
    できる人はつい自分でやってしまいがちであるが、周りの人たちを巻き込んで成し遂げることの重要性がよく分かる。それにしても劉邦の気持ちの切り替えの速さ、割り切...続きを読む
  • 奇兵隊燃ゆ
    赤禰さんを扱った小説はあまりないので、読んでみた。
    奇兵隊とタイトルにあるほど奇兵隊の同行を追うわけでもなく
    淡々と赤禰さんの行動を作者が述べている、というような
    時代小説の基本形で、あまり燃えるような展開や感情描写は
    なかったように思う。


    資料が多いとは言えない人物なだけに
    丁寧に調べて書かれ...続きを読む
  • 小説 上杉鷹山〈下〉
    J.F.ケネディが来日した際、「尊敬する日本人は ?」と聞かれ 「上杉鷹山」と答えたが、居並ぶ日本人関係者はその名を 知らなかったと言う。 と言うエピソードは有名ですが、実際はどんな人物なのか 正直よくわからない。 米沢藩の莫大な借金を返済に導いたってぐらいで、 どうやったのかは前から気になっていま...続きを読む
  • 上杉鷹山の経営学 危機を乗り切るリーダーの条件
    小説上杉鷹山を読んでから、すぐに読んだので、読み物としては小説の方が情緒的で重厚で良かった感ありつつ、確かにダイジェスト版として鷹山というか治憲のすごさを把握できる本。
    象徴的な箇所を引用致します。
    「経済の低成長期の湿潤な時期においても、発想の転換をし、複眼の思考方法を持ち、歴史の流れをよく見つめ...続きを読む
  • 江戸300年 大商人の知恵
    ルソン助左衛門:商売の舞台は日本だけではない 日本がだめなら日本だけではない 淀屋常安:自分よし、相手よし、世間よし 山片蟠桃:ルールは一つでいい 
  • [新装版]勝海舟の人生訓
    ・攘夷のトップは船に乗せ、大阪湾から陸の防護を見せ、贅沢合戦をしていた奥の院は庶民の場に遊ばせる。何を見せ、その人の世界を覆すか、その気にさせるか。

    ・京都、大阪の攘夷過激派の若者が幕府方(新撰組など)とぶつかり、人財が無為に失われるので一時攘夷の若者を北海道に移しのちに海軍に組み込もうとしていた...続きを読む
  • 全一冊 小説 新撰組
    継父遺品。自分初の新撰組作品。『北の王国』同様 生粋の東人が描く日本各地の人物 とりわけ京の人間の気質には独特の解釈が見え隠れする中を 概ね(新撰組側に立った場合の)定説に沿って物語は展開 渦中に “車一心” という架空人物を配す。この「時代の腰巾着」とでも称ぶべき卑屈な浪人は 徹底して近藤ら旧試衛...続きを読む
  • 黒田如水(小学館文庫)
    元々 黒田官兵衛孝高については詳しくない。増して隠居後の如水となると 号の名くらいは知っていても そもそも一体どうして急に隠居を決め込んだのかについてさえ 何の知識ももたずに過ごしてきた。あんなに明晰な頭脳をもった人が まだ充分働けそうなのに……と その「明晰な頭脳」こそが彼の宿痾だったことを知った...続きを読む
  • 小説 小栗上野介 日本の近代化を仕掛けた男
    小栗上野介の幕末から上州での最期までの話
    勘定奉行、外国奉行などの要職を歴任し、アメリカに渡って通貨交渉をするなど最後まで幕府の立て直しに奔走した名奉行。
    大政奉還後も日本の行く末を案じ、江戸を離れて隠居するつもりだったが、反対勢力に目をつけられていたばかりに志半ばで斬首された
    この話を信ずれば「埋...続きを読む
  • 上杉鷹山の師 細井平洲
    上杉鷹山は、私の最も尊敬する改革者の一人。その師である細井平洲の本ということで、非常に期待して読んだ。米沢改革に一歩突っ込んんだストーリーになっている。
    ただ、残念なことに、著者の童門冬二さん、相変わらずの同じ話の繰り返し。でくれば、もっとコンパクトにして、ストーリーのポイントを表現するか、米沢以外...続きを読む
  • 小説 千利休 秀吉との命を賭けた闘い
    茶道を習い始めたので
    興味深く読めた。

    若干話が前後したりするのだけど、
    読みかすかった。
  • 坂本龍馬に学ぶ
    ■太陽系における一個の彗星たり

    書籍「坂本龍馬に学ぶ」(新人物文庫・堂門冬二・287頁)から。
    以前から、堂門冬二さんの歴史人物作品が好きで
    機会あるごとに、彼の作品は読んでいたが、
    今回は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」にあわせて、
    この作品を読んでみた。
    龍馬を、ワンフレーズで表現したい、と考えて...続きを読む
  • 本多作左衛門(ほんださくざえもん) 「信念」を貫く男の生き方
    時代の流れを読まない・・・というより読めない男の美学とは。
    男なら一度はこのような「頑固一徹」な生き方に憧れる、しかしその頑固一徹を続けて生きていけるのは残念ながらごく一部の者に限られる。
    職人、アーティストなどの人種がそうだ。
    というわけで、私的には家康などの生き方のほうが役に立ちました。
    でも、...続きを読む