童門冬二のレビュー一覧

  • 蒲生氏郷 下

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    戦国時代の武将・蒲生氏郷と近江商人・西野仁右衛門の2人を主人公にした歴史小説。以前会津若松城(鶴ケ城)を訪れたときに見た茶室が蒲生氏郷にゆかりがあると知り、茶道を習っている身としては興味深かった。

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    2018年08月09日
  • 蒲生氏郷 上

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    戦国時代の武将・蒲生氏郷と近江商人・西野仁右衛門の2人を主人公にした歴史小説。蒲生氏郷の活躍よりも近江商人の商売の考え方が参考になった。

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    2018年08月09日
  • なぜ一流ほど歴史を学ぶのか

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    タイトルの答えはどこにも書いていないような。。。あとまあ「歴史を学ぶ」というよりは、「歴史をちょっと知って、想像でいろいろ楽しみましょう」という内容であるような気がする。

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    2018年03月04日
  • 宮本武蔵の『五輪書』

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    状況の変化とともに、私たちの緒生活様式自体にまで目に見えない波がどんどん浸透している。こういう状況から、規格化、専門家、同時化、集中化、極大化、集権化をもたらしている 「日本の治安のよさ」が、「人間が人間を治める基本」であり、「個人が、自分自身に対して責任を持つ」ということにつながっている

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    2016年06月09日
  • 歴史を味方にしよう

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    中学生に向けて童門先生が歴史を学んで得られることを語る。
    歴史を学ぶとイケメンになる?は魅力的やん。
    イモヅル式は歴史に限らず学習においてとても大切。

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    2016年05月07日
  • 全一冊 小説 新撰組

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    新撰組マニアでもなければ歴史好きでもない……いやむしろ疎い方。そんな新撰組初心者中の初心者が読むのにちょうど良い作品かと。

    新撰組の成り立ちから崩壊までを、時代の背景に即して俯瞰できた感じ。

    新撰組ってそもそも何だったのかということが、やっと分かったかな、とね。

    ……しかし、結局彼らは、完全な一枚岩となっていた時期はほぼ皆無だったというのが、驚き。

    ……あくまで“小説”なのだから心理描写などには多分に脚色が加えられているのは当然としても、結構に史実に基づいて書かれているのだろうと思われたこの作品に始終出てきた憎まれ役“車一心”が、実は完全な創作キャラだったというのには、さらに驚き(笑)

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    2016年04月25日
  • 巨勢入道河童 平清盛

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    義経を討てでは源氏寄りだったので、今度は平家寄りの本を読んだ。平清盛の死後、河童に生まれ変わり、河童世界の親分に生前を回顧録のように語っていくという、珍しいスタイル。義経を討ては他の作家でも読んだことのある内容だと思ったけど、この河童スタイルはある意味、斬新なトライという感じがする。

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    2015年11月30日
  • 直江兼続〈上〉 北の王国

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    童門さんの話は、いつも優しく、ハッピーエンドの匂いがするから結構好きだ。でも、箇条書きにする癖はあまり好きでない。

    私は上杉景勝が好きで、ここ最近直江兼続の本をいくつか読んだ。童門さんらしく、直江はかっこよく、そして物語の半分を占める上杉景勝もかっこいい。
    私も補佐役が向いていると思っている。決断力に欠けるからだ。補佐するということは、つまり補佐する相手がすべての責任を持ち守ってくれるということだと思う。部下の提案を受け入れ、信頼し、責任を引き受ける景勝がかっこいい。

    ただ、以前読んだ立花宗茂より、下の話が多く、女の人がちょっと下品なのが気になった。この本の兼続は可愛いです。賢い奥さんに歯

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    2015年07月18日
  • 水戸黄門異聞

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    ネタバレ

    小説作品としては、「??」と言わざるを得ないかな…。

    “史実をフィクション仕立てに”といったコンセプトであるのだろうが、筆者の説明が俗っぽすぎて鼻白む箇所がいくつもあった。(分かりやすい例えではあるのだけど)

    反面、
    作品中に入れ込まれた“フィクション風に描かれた史実の情報”の多さは、相当なもの。(筆者なりの史実解釈と思われる)


    少年少女向け読み物のように平易な文章で、これだけの情報を分かりやすくまとめるのは、さすが!!


    ……というわけで、日本史オンチな自分にとって、ささやかな歴史の勉強にもなった一冊♪

    ★3つ、7ポイント。
    2015.01.14.図。

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    2015年05月22日
  • 高杉晋作 吉田松陰の志を継いだ稀代の風雲児

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    長州のことはあまり読んだことがなかったので読んでみた。倒幕派の中でもどことなく異端児な長州。長州視点で眺めると悶々とした苦悩が感じられる。しかし苦悩しようが邁進しようが、計画的だろうが偶然だろうが、無限の思惑や行動の果てに歴史が作られていく。そういうところが面白い。

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    2014年12月21日
  • 「人望力」の条件 歴史人物に学ぶ「なぜ、人がついていくか」

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    人望力がつくかは微妙だが、歴史上のエピソードをかいつまんで知るにはいい本。
    風度についてさりげなく話しても嫌味にならない人になりたいわ(^_^;)

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    2014年11月29日
  • 小説 上杉鷹山〈下〉

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    会社の研修で推薦図書を読みなさいということで、数あるビジネス書や自己啓発本のリストに歴史小説を発見。JFケネディが尊敬している日本人政治家らしい。
    なるほど、江戸時代の士農工商の厳格な身分制度の時代に、身分の頂点である武士(藩士)という当時は疑うこともありえない考え方から、藩民の幸せのために奉仕する藩士たれという民主主義的な考え方への大転換を目指すという志の高い話である。
    この改革は遅々として進まず、進んできたら信頼厚い家臣の背信が発覚したり、隠居したら元の古いしきたり重視の藩政に逆戻りしたり、とにかく改革を進めるには抵抗勢力が邪魔に入り、進んでも維持し続けるのも大変な苦労が伴い、高い志だけで

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    2014年09月21日
  • 黒田官兵衛 ー知と情の軍師

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    ネタバレ

    物は水の道 下剋上の論理:「上が上らしくなければ、下も下らしくない」現代の組織論でいえば、戦国武将における軍師の立場は、いわゆる「スタッフ職」なのである ウマがあうかどうかが大切

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    2014年09月06日
  • なぜ一流ほど歴史を学ぶのか

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    黒田官兵衛は、自分を嫌いにさせ、息子を立てた
    二宮金次郎は、難しい本を3度読みそれでも分からない部分はそのページを引き裂く
    伊能忠敬は、隠居前は与えられた仕事に専念し、隠居後にやりたいことをやる

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    2015年07月29日
  • 50歳からの勉強法

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    勉強法とあるが、具体的な方法を説明しているわけではなく、50歳以降における考え方、心構えを書いている。
    文章が平易で読みやすいのは筆者が文中で書いているとおり。

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    2014年08月11日
  • 全一冊 小説 吉田松陰

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    東北地方周遊からの松陰先生。
    繰り返しが多く、ちょっとくどかった。
    後半の松陰先生は本当に狂であり、理解出来ず引いた。
    巻末に現首相が松陰先生を尊敬すると出ていたが、志を継いで軍備を整え攘夷でも起こそうとしているのか?

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    2014年08月06日
  • 人生の歩き方はすべて旅から学んだ

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    旅で何気に触れて感じたことが、生きていく上での教訓になる。そんな事例集みたいに想定していたけれど、これは著者が訪れた先々の単なる郷土史だ。

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    2014年05月17日
  • 小説 上杉鷹山〈上〉

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    鷹山がまだ治憲で、上杉家藩主についた17歳からはじまって、七家騒動、重臣7人を処断するまでの上巻。

    鷹山を丁寧に描いていて、感動する。
    でも紀伊とみすずの件、上巻だけで何回説明すれば気が済むんだろう、ちょっとしつこい。

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    2014年05月13日
  • 50歳からの勉強法

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    録音して著作しているのには、驚いた。

    参考にしたいこと
    ①怒らない

    ②人から学ぶこと

    ③50からは、新しいことではなく、これまでやってきたことから、選択して深くほりさげる。

    ④文は短く、分かりやすく。

    ⑤身近なところに師匠あり、
    50からは、付き合う友達を絞り込むこと。

    ⑥プレゼンは事前の準備とアドリブ

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    2014年03月31日
  • 黒田官兵衛 ー知と情の軍師

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    小和田哲男氏著書の黒田勘兵衛に次いで読んだ。どちらも黒田官兵衛の生涯について変わらない内容だった。軍師と言われている官兵衛であるが、軍師として活躍したのは秀吉の中国攻め前後であると思われる。

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    2014年03月09日