幕末の明星 佐久間象山

幕末の明星 佐久間象山

825円 (税込)

4pt

3.5

黒船で来航したペリーが、唯一頭を下げた相手といわれる、幕末最大の知識人・佐久間象山。国際人としての自覚を持ち、日本のナポレオンと自称した彼は、自由奔放に、決して私利私欲を持つことなく、我が国が進むべき針路を説き示した。純粋な精神を持ち続けた彼の、孤高にして波乱万丈の生涯を描く、歴史ドキュメント。壮大孤高の先覚者――幕末の国際人が魅せる奔放にして気高き精神!

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幕末の明星 佐久間象山 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年07月01日

    佐久間象山がいかなる人物かが凡そ理解できた。松代藩士で、藩主真田幸貫の信認を得ていたこと、横浜村で来航したペリーを観ていること、門下の吉田松陰の黒船で密航企てに賛同したこと、海防の観点から下田ではなく横浜の開港を主張したこと、砲術の教えを江川太郎左衛門英龍とは反りが合わなかったこと、などがエピソード...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年05月05日

    この書籍が伝えるものから自分が注目したのは以下の2点。

    ①和魂洋芸の伝授
    学問所へ学びに来る者たちに対しては、常に儒学をもととする東洋の道徳を叩きこむのと同時に、砲術などの西洋の技術も学ばせていたようだ。また、本などで学ぶだけの座学に留まらず、実際に海防施設などを見学させる実地調査も勉学の一つとし...続きを読む

    0

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