童門冬二のレビュー一覧
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ネタバレ[ 内容 ]
落語は思わずぐっとくる“ヒューマニズム”に溢れてます。
嫌な人間関係に困った時、落語の知恵が活かせます。
家族に感謝したくなった時、落語の名場面に共感できます。
「こんな人いないよ」と、呆れ返る噺もあります。
童門流「落語的生き方のすすめ」、一席どうぞおつきあいを。
[ 目次 ]
第1章 困った人付き合いに効く落語の一言(おハズカシウございます―理不尽な上司に;ケガしなかったかい?―リーダーの器量を示す ほか)
第2章 イヤな仕事を楽しむ落語の知恵(“堪忍袋”のすすめ―ストレスを解消したいとき;“職場バー”のすすめ―やる気を引き出す ほか)
第3章 家族の人情を描く落語の名場面 -
Posted by ブクログ
本多作左衛門は、日本一短い手紙として有名な「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」を書いた武将として知られている。彼が生きた時代は、戦国の世から泰平の世へと、価値観が激変した時代。時代が変れば、時代が求める価値観に沿うように生きるのが常識的な考え方だが、いつの世にもその器用さに欠ける人物はいるものである。本書の主人公、本多作左衛門が、まさにそれに当る人物だった。▼「一筆啓上云々」の手紙でもわかるように、簡にして要を得る言動こそ武将の生き方と信じて疑うことを知らなかった「気骨の男」。是を是とし、非を非とする作左衛門の生き方は、いつしか「頑固者」として周囲の者の目に映るようになっていった。「
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Posted by ブクログ
当時の慶喜の側近による、謎の架空座談会なんかが時々挿入されていて、
微妙っていうか、読みづらく感じる向きもあるかもしれないが、
「とりあえず慶喜という人の概要が知りたい」という自分の希望は充分叶えてくれた。
この本も、解釈のひとつに過ぎず、これだけが正解ってわけじゃないのは勿論。
篤姫の副読本という視点で読みましたので、その方向で。
この時代について、自分、ほんと無知無関心でしたな。
そもそも「尊皇攘夷」って、四文字熟語みたいなもんだと思ってたし。
「尊皇」と「攘夷」はぜんぜん別の言葉でしたよ・・。
「攘夷」と「開国」はちょっと並び立たないが、「尊皇」は両立できますな。
この時代の最終結論は