【感想・ネタバレ】小説 上杉鷹山〈上〉のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年10月24日

「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」

子供の頃から大切にしている言葉。高校受験はこの言葉を胸に勉強に励んだな、としみじみ思うところ、いまだに上杉鷹山の小説を読んだことがなかったので、今回、ようやくその活躍を知ることができました。

米沢藩の財政を建て直したということ...続きを読むは聞いたことがあるのですが、その実態は決して容易な道のりではなかったようです。藩のしがらみや伝統を重んじる重鎮らによる妨害、改革を主導してきた側近の堕落など、困難に次ぐ困難の連続で、いつ気持ちが萎えてしまってもおかしくない状況が続きます。しかし、鷹山は決して諦めることなく民のために行う改革を貫きます。その結果、民衆だけでなく、改革に反対していた役人らも鷹山に賛同し、藩の財政は再建の一途を辿ることに。
単なるサクセスストーリーではなく、苦難と失敗の先に辿り着いた財政再建ですから、冒頭の言葉に重みを感じます。単にやればできる、という言葉ではないんですね。この重みを知ることができたのは、とても大事な読書体験でした。

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Posted by ブクログ 2023年09月26日

我慢!
① 「敵は己」改革を成功する為は、感情に流されては、ダメ!
②高い志!常に現場にとってどうなのか?を考える。考え続ける。何が正しいことなのか?
小さな「火種」
③スピードと変化と人。
改革には、チームづくりが重要。
実行力!

なぜ?江戸の時代に上杉鷹山治憲さんは、そういった考えを持てたのか...続きを読む
時代を超えて、人の本質が見えてくる。

この本が書かれたのが1983年。
昭和58年。
その後に登場する凄腕の経営者の考え方にも共通するところが多い。
不思議だった。

人は、繰り返す。それとも本質は、いっしょなのかもしれない。
人の為に何が大事なのか?
人だけかもしれない。人の為にできる能力があるのは。
だからこそ文化が発展していく。
人にどう伝えるのか?

治憲さんの若干17歳にしての凄腕の経営。
知識と学び。現実、現場にそくした学習の大切さを学びました。

気づきがありました。
ありがとうございます。

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Posted by ブクログ 2022年06月26日

他家から養子ながら、藩士や領民に対し愛と信頼をベースにした政策を実行し、米沢藩のの危機的財政難を凄まじいスピード感で立て直し、人々の心までも蘇らせた上杉鷹山。現代の経営立て直しにも通じる事例が江戸時代にあったことに驚きです。
鷹山の改革の手腕はもちろんのこと、改革に対する執念や信念、真摯さ、公平さ、...続きを読む藩士や領民に対する感謝や思いやりなど、経営をする者としての心構えを学べる一冊だと思います。

江戸中の商人に借金を断られ、幕府に大名家返上を本気で検討するほど危機的な財政状況。
それを打破する具体的な手法として、以下4つを実行。

1.可視化=財政状況の見える化、情報公開
2.コストダウン=質素倹約、旧来のしきたりによる出費の削減
3.生産性向上=権威付けのためだけの城内の仕事や管理のための管理などのBullshit JoBの廃止、管理職(=侍)の現場(農林業、産業)への投入
4.高付加価値製品の開発(鯉、縮、木工細工など)

特に、3の生産に実質貢献していなかった、労力(侍とその家族)の現場投入は、現代でも難しい課題で、財政改革にとって本質的に大切なものは何か、今手元にある資産活用できるものは何かを考えた上で、旧来の常識を覆す最大の功績に思った。

鷹山は実際の改革にあたって、最も大切なものは、米沢の人々の心を変えることと説く。小説内のメタファーでは、燃え尽きたように見える灰の中にもまだ赤く燃えているものがある。それがあなたにあるのなら、どうか周りの人にもその火をくべてほしい途いう。実際に鷹山は、以下3つのことを行い、人々の心を変えたと思う。

1. 共通のビジョンの制定=火種の話、領民ファースト、三助(自己、相互、公共)など
2.自己貢献感の醸成=日々の米沢が良くなっていることに対し、藩士・領民自信が貢献している気持ちの醸成
3.愛と信頼の政治=藩士・領民に対し、思いやりと感謝を藩主自ら率先して示す

改革の道は決して平坦なものではなく、旧重臣たちの屈曲した改革批判や妨害行動、藩邸の家事や冷害などの災害、改革当初からの信頼する仲間の不正行為など、数々のトラブルに見舞われた。それらトラブルすべてを真摯に受け止め、決して感情に流されることなく、公明正大に藩士の意見も聞きながら、執念深く信念をもって改革を進めた鷹山の器の大きさ脱帽するばかりである。

大きなビジョンに向かう途中、困難に当たった時、本書を読み返し、鷹山ならどうするか、そんな問いを立てるために傍に置いておきたい本です。

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Posted by ブクログ 2021年08月22日

巷に出回るビジネスノウハウ書よりもよっぽど企業改革に応用できるなと感じた。
リーダーは末端の庶民(従業員全員)に改革の目的を愛を持って伝え、希望を持たせるように語り続けなくてはならない。

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Posted by ブクログ 2021年02月26日

帝王学で上杉鷹山を知り、読み始めた。
読みやすく、非常に面白い。
もっと早く知りたかった。とどうしても思ってしまう。

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Posted by ブクログ 2020年12月28日

最後の重役たちへ罰を与えるシーンが心打った。途中重役たちを褒めるシーンもあった中最後の最後に切腹させるシーンは私も治憲と同じ悲しさという感情に至った。だからこその最後の須田に手紙で示唆していた藁科には腹が立つ。

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Posted by ブクログ 2016年08月21日

薦められて読んだんです。
上杉鷹山さん、知りませんでした!
これは、凄いですね。
読んでよかったです。

少し良く書かれ過ぎらしい?!のですか?
そんなん口コミもお見受けしましまが、それでも、素晴らしい人物であり、素晴らしいお話しです。満足感が高いです!
(⌒‐⌒)

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Posted by ブクログ 2015年05月31日

上杉鷹山は本当に尊敬する。社会人になって改めて読み返してみて、凄さがわかる。大学院時代には感じなかったところが金言だったりするので、役職に応じて読み直した方がいいのかなと思ってきた。
マーカーした箇所はマイノートに記録しておこうと思う。

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Posted by ブクログ 2015年02月24日

存在は随分前から知っていたけど、敢えて手に取らずに今に至った作品。件の人物についても全く未知の状態で挑戦。まだ前半が終わっただけだけど、それでも十分示唆に富んでいて、さすが話題作だけはある、って感じ。いわゆる「経営者のイロハとしての書」的な見方をされることが多そうだけど、純粋にいち偉人の伝記小説とし...続きを読むて楽しめます。少なくとも僕は、ここから何かを学び取ろう!ではなくて、江戸中期という時勢に、あまり意図せずしてそれに立ち向かう主人公の姿に感銘を受けながらページを繰っていました。下巻が楽しみ。

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Posted by ブクログ 2014年11月20日

文句無しにいい。
財政を立て直した偉人。為せば成るの人。
程度の認識だったが、一新された。
愛かよ…。
文章も現代風で歴史物の読みにくさは無い。
とった手法はビジネスにも通じるところがある。
登場人物と時代を変えれば面白いビジネス小説になる。

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Posted by ブクログ 2013年06月26日

この作品は読んでみてすごいよかった。
経済危機にあり、崩壊していた米沢藩を蘇らせた藩主上杉鷹山の伝記です。経営だけではなく、人と付き合っていくこと自体で勉強になることが数多く描かれていました。
話も分かりやすく、現代風にいえば・・・なんて解説も随所にあたり。上下とも300ページくらいありますが、...続きを読むそんなことは感じさせないくらい夢中になって読んでしまいました。
オススメの一冊です。

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Posted by ブクログ 2013年05月27日

良かった。江戸時代屈指の名君、上杉鷹山を描いた小説。
財政破綻しており、領地返上寸前の米沢藩を、17歳で藩主となった上杉治憲がその灰と化した国を再興に導いていく話です。

治憲の考え方、物事の進め方など、著者の注釈や解説もあってビジネス書としても読める。小説に附箋つけることなんて今まであったかな。
...続きを読むもちろん単純に小説としても素晴らしく、涙してしまう名シーンも多かったです。改革の火が広がっていく様は感動的。

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Posted by ブクログ 2013年01月06日

上杉 鷹山(うえすぎ ようざん) / 上杉 治憲(うえすぎ はるのり、1751年9月9日 - 1822年4月2日)は、江戸時代中期の大名で、出羽国米沢藩の第9代藩主。領地返上寸前の米沢藩再生のきっかけを作り、江戸時代屈指の名君として知られている。諱は初め勝興、後に治憲であるが、藩主隠居後の号である鷹...続きを読む山の方が著名である。

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Posted by ブクログ 2012年11月15日

文句無しの星5つです! 実は今まで不勉強だったことが情けなくなりました。上杉家に養子に入り17歳からの藩政改革。というより、経営改革。まったく希望のなくなってしまっている山形の地に、後に火種組と呼ばれる改革への賛同者をわずかな人数から広げ、改革を推進していく。若殿は周りの抵抗勢力にも決してめげず、想...続きを読むいを語りかけ、決して怒らず、すこしずつ推進していく。
パナソニックの中村前会長が、経営危機の子会社の対応時に読まれたとのことで、まさに経営改革を歴史にあてはめて小説とした、すごい本。
小説なので、今で言う、という注釈もあったりで歴史小説ではなく、ビジネス小説だったのが大きな誤算でこれからも堂門さんの本いくつか読みたい! 火種組が広がっていくところなんか、電車で泣きそうになりました。

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Posted by ブクログ 2012年11月08日

前から気になっていた本。

なによりもまっすぐで、自分の度量を分かる人。
今まで名前しか知らなかったので、とても充実できた。

ひとつのお話ではあるけれど、どんな人だったかが想像できる。
下巻も続けて読むことにする。

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Posted by ブクログ 2011年12月21日

かのケネディ大統領が最も尊敬する日本人と答えた事で世間一般に知れ渡った江戸後期の米沢藩主、それが上杉鷹山(治憲)だ。
何もかもが先進的で、まだ世界に民主主義という言葉すらなかった時期にそのお手本のような政治改革を行ったというのも凄いが、それが若干17歳の藩主だったというのは凄まじいと言える。
歴史的...続きを読むに見て鷹山の姿勢が最も理解できるのは、天明の大飢饉の時に一人の民も死なせなかった上に、他藩からの脱走者も受け入れたという事だ、ただただ脱帽である。

ここ最近読んだ小説の中でも1、2を争う面白さだ。
母親にも勧めてみたら、普段なら読書中に寝てしまうところを駅に着くギリギリまで読んでしまうそうだ。
ぜひお勧めしたい一冊

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Posted by ブクログ 2012年09月21日

名君として名高い上杉鷹山関係の書を一度読みたいと思い手に取ってみた。
歴史小説には現代のビジネスに使える作品はあまたあれど、本書はその筆頭と言えるだろう。困窮した米沢藩財政を立て直すため、大リストラクチャリングを実施する奮闘ぶりが描かれている。実施者の上杉鷹山は、藩主と言えども、九州の小藩から迎えら...続きを読むれた17歳の若者であり、当然ながら古参重臣の反発を買い、数々の妨害を受けてしまう。それでもめげず、冷静に対応する鷹山。
なるほど、現代で言うところの、外部から企業に迎えられた少壮社長が、生え抜きの古参役員や重役と対立しながら企業改革を実施していくといったところか。

本書には至る所に方法論や名言が練り込まれているが、一部を以下に紹介したい。

・ぎりぎりのところに行けば、色部はこの派とは一線を画するに違いない。だから同席させておかないと、あとで問題が起こった時に「私は同席していない。だから何も知らない。聞いていない。」と逃げられる。証人としても同席させておいた方が良いのだ。
→何かを施行するとき、反対派の人間も同席させるべきということである。仕事で使えそうだ。

・「改めていうまでもないが、米沢藩の実態は予想を超えて悪い。このままだと自滅する。老中の中には、いっそ藩政を幕府に返上してはどうかという意見もある。これはひとつの見識だと思う」
→反対意見を真っ向から否定するなどして潰さず、柔らかく持ち上げる言い方である。見習おう。

・藩には壁が三つあった。制度の壁、物理的な壁、心の壁。改革とはこの三つの壁を壊すことである。特に壊さねばならないのは、心の壁であり、そのためには、情報は全て共有する、職場での討論を活発にする、その合意を尊重する、現場を重視する、城内に愛と信頼の念を回復する、などの方法か必要。
→壁を客観的に分析し、その対策法を示している。

・他人に何かやって貰うには、まず頼む人間が自分でやってみせねば駄目だ。してみせて、言って聞かせて、させてみる。私はそれでいく。
→この点、見習わねばならない。仕事でも人にお願いするときには自身でやってみせる姿勢が必要だし、娘に何かを教えるときもそうである。

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Posted by ブクログ 2012年01月01日

かれこれ読むの7回目だそう。相変わらず同じ箇所で感極まる。もらったブックカバーに最初にいれて読みました。今年一冊目です。

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Posted by ブクログ 2013年01月01日

小説なので脚色はされているでしょうけれど、上杉鷹山は子供の頃、一体どんな教育を受けていたのだろう?彼の生い立ちが知りたくなりました。

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Posted by ブクログ 2012年04月28日

確か最初に読んだのは10代のころ。
すごく話題になってたので、なけなしのお小遣いをはたいて前後篇2冊とも買って一気に読みました。
何故わざわざ買ってまで読もうと思ったのか今となってはその時の気持ちが思い出せないけど。
でも、3000円出して買って読むだけの価値がある本だと思ったし、10代のアンポンタ...続きを読むンな頭でもよく理解できるわかりやすい語り口だった。
今でも、リーダーというのはかくあるべきだという指南としてとてもよい本だと思うし、30代も半ばになった今だからこそもう一回読んでみる価値があると思う。本棚から引っ張り出してこよう。

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Posted by ブクログ 2020年10月14日

感動した、語りも人物の会話も口語で非常に読みやすい。
歴史小説というよりこれはビジネス書、それも経営者の範となる。
ジョンFケネディも印象に残る日本人の名として鷹山を挙げたそう。

今風に喩えれば、老舗の世襲企業に、突如やってきた外様の代表取締役、会社の内や派閥抗争ばかりで客を顧みない古参の取締役に...続きを読むにらまれながらも大胆に、柔軟に、徳をもって社を改革する。客が戻った、という話。

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Posted by ブクログ 2020年09月13日

面白い。
現代版に読み易く書かれている。小説版なので、何処まで史実に忠実か分からないが、面白い本になっている。
現代でも通用する。
改革は、人の気持ち次第という事か。愛が必要。win-winにならないと。諦めない。小さい事からコツコツと。

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Posted by ブクログ 2020年06月30日

もっと早く読めばよかった!
いやでも、いま読めてよかった( ̄ー ̄)bグッ!
藩のピンチのときに若くして藩主になり、改革に踏み出すその姿はかっこよすぎます!
人格者、これぞトップに立つ者の見本のような人だと夢中で読みました。
覚悟を決めて立ち上がって、まずは仲間を集めて、自分たちが変わろうと語る姿は...続きを読むまさに経営者のあるべき姿だなと思います。
自分としての考えをしっかり伝えていて、心を変えることの大切さを問いている。
簡単なことではないと認識していて、それでもやろうと辛抱強く続けていて、
これはどの時代においても変わらずで、普遍なものなのだなと改めて認識しました。

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Posted by ブクログ 2020年05月06日

高校生の時に読んだものを再度読破していく。
この本自体は前半だけだが、一つの物事を達成するために自分がひたむきに変わろうとする治憲青年の姿勢に心打たれた。高校生の時は周囲を変えていくためには自分から変わるために動かなければならないということが強く印象に残った。
しかしながら働く立場の視点を持った以上...続きを読む、自分がここまで能動的に動けているかは不安に感じた。そのため、自分の行動の見直しとして非常にいい一冊になった。
高校生の当時、同年代でこんな人に近づきたいと妄想を散らしていた自分を思い出して、今どうなのかグサグサきた一冊。

しかし、彼のような為政者が現代の日本にどれだけいるのだろうか・・・。

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Posted by ブクログ 2020年02月17日

歴史小説とビジネス本の中間のような内容です。
時折、解説の内容が入ります。

若い藩主が、古いしきたりを変革して、藩や藩民の意識改革を促し、財政を立て直していきます。
<上>巻では、20歳くらいまでのことが、書かれていますが、実際にこう言った考えで、かつ実行に移していたとするならば、本当にすごいこと...続きを読むだと思います。

抵抗勢力との戦いが一段落して、その後の展開がどうなるか楽しみです。

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Posted by ブクログ 2019年07月31日

改革に対する、姿勢、心の持ち方など、見本になる大変勉強ができる本。どんなに圧力を受けても、冷静に考え、判断できること、謙虚に民の声を聞くなど、自分の行動に指針にもなる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年01月28日

H27.1.13-H27.1.17

(あらすじ)
……灰の国はいかにして甦ったか!
九州高鍋の小藩から養子に入り、十七歳で名門上杉家の藩主の座についた治憲は、自滅か藩政返上かの瀬戸際にある米沢十五万石を再建すべく、冷飯派を登用し改革に乗り出す。
藩主や藩のために領民がいるのではない、との考えのもと...続きを読むに人々の心に希望の火種をうえつけてゆく…。

(感想)
上杉鷹山ものの2冊目。1冊目は藤沢周平の「漆の実のみのる国」ですが、もうほとんど忘れてる(笑)。
さて、本作ですが、読み始めて最初、うーん、面白いけどちょっと表現が幼稚な部分があるな~。と感じた。例えば34Pの「松柏はニヤニヤしている」。”ニヤニヤ”ってもうちょっとカッコいい文学的な言い回しはないのかな…と。
このような感じは全体を通してあるものの、物語の展開はとてもよかった。治憲の苦労、米沢の抵抗勢力の想いが解りやすく腑に落ちるように丁寧に描かれている。
上巻は、抵抗勢力である重役一派を、なんとか改革派に取り込もうとしたがうまくいかず泣く泣く粛清するまで。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年02月26日

ムネアツ! 破綻寸前の名門上杉家を、若年ながら養子藩主として入った主人公の改革記。 旧臣反対勢力との向き合い。
独り自ら語り、行動し、変革して行く。 下巻は来月まで取っておこう。

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Posted by ブクログ 2013年01月05日

J.F.ケネディが来日した際、「尊敬する日本人は ?」と聞かれ 「上杉鷹山」と答えたが、居並ぶ日本人関係者はその名を 知らなかったと言う。 と言うエピソードは有名ですが、実際はどんな人物なのか 正直よくわからない。 米沢藩の莫大な借金を返済に導いたってぐらいで、 どうやったのかは前から気になっていま...続きを読むした。 読んでみて思ったのは、改革は思ったよりも ドロドロしていたんだなぁ~ってこと。 古いしきたりが正しいと考える旧勢力が改革に大きく立ちはだかる という図式は、そのまま現代にも当てはまる。

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Posted by ブクログ 2014年05月13日

鷹山がまだ治憲で、上杉家藩主についた17歳からはじまって、七家騒動、重臣7人を処断するまでの上巻。

鷹山を丁寧に描いていて、感動する。
でも紀伊とみすずの件、上巻だけで何回説明すれば気が済むんだろう、ちょっとしつこい。

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