【感想・ネタバレ】歴史人物に学ぶ 男の「行き方」 男の「磨き方」のレビュー

あらすじ

男の人生には、前触れもなく突然、「勝負の時」が訪れることがある。その機会をしっかりと見極め、好機として掴む。そうしてこそ、男に磨きをかけ、器量を上げることができる。では、歴史に名を残した人物は、いかに「勝負の時」と対峙し、「男」としての行き方を全うしたのか? 本書では、戦国時代から昭和初期にかけて、日本を代表する歴史人物20人を厳選。リーダーの条件、攻守のバランス感覚、泰然自若とした構えなど、先達が貫いた不撓不屈の精神から「男の美学」の真髄を学ぶ。「日蓮――苦難をプラスに転換した男」「徳川家康――慎重と果敢を使い分けた男」「蒲生氏郷――金だけでなく愛で人を育てた男」「二宮尊徳――小を積んで大を為した男」「伊能忠敬――生涯を青春で生き抜いた男」「山本五十六――自ら指導者の条件を示した男」人生の様々な場面で遭遇する逆境を順境へと導く、叡知に満ちた歴史人物エッセイ集。

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Posted by ブクログ

男がほれる男の「行き方」てんこ盛り集。特に目を引くのが戦国時代の武将として有名な立花宗茂。秀吉に可愛がられ、主家を抜く官位と羽柴の姓を申し受ける。が、主家の顔を立てるためその官位を拒否した。このとき彼は、若干19歳の若者であった。 関が原の合戦の折も、家康か光成かで迷う戦国大名をよそに、秀吉の恩顧に義理立てし颯爽と西軍に参加。光成との確執によりあっさりと秀吉の恩顧を捨てた加藤清正らとは一線を画す圧倒的な剛直さは、思わず「家臣なりたかったなー」と思わせる。 こんないい話がたくさん出てます。本当に面白いです。社内政治のグダグダに心が疲れている人に特にお勧めします。

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2018年10月23日

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